2008.10.11

パブで

帰りにビールを飲みたくなったので、englich pubに寄った。スパイシーポテトが絶品。 メタボ取り締まり期間中でもこれは大目に見ざるを得ません。

そこにScottich/Englishの出張できたおっさんがふらりと入ってきてギネス片手に話しかけてきた。 「この街は朝までやってるいい店はない?」 ねぇーよ、和民とカラオケくらいしか、漫画喫茶でも行っておく?というこの街だが、 よくぞこの街に一軒しかないEnglish pubを見つけたものだな、と感心する。 なんだかギネスをおごってくれてチーズバーガーも半分くれて、シングルモルトの講釈も聞きつつ閉店までつきあった。

途中で外人と喋りたかったらしい若者がぱっと入ってきて、ちょいちょいとチャットしてシングルモルトを味見して「うまい」 と言って帰って行ったのだが、彼が一言私にこう言い放った。

「ねぇ、あなたちゃんと英語しゃべれるの?」

一言二言その後英語で話していたらそれ以上何も言わずに立ち去っていったが、、、、。

2008.10.09

ノーベル賞で浮かれ気分

もいいけれど、受賞の対象は遠い過去の業績。別に今の日本の科学技術政策が特段素晴らしいわけでもなかろうに、、、。

いくつか思ったこと。

・結局アメリカが世界の頭脳を吸い上げていい研究をしている図式であることを見せつけられる。

・家族総出でクラゲを集めて気の遠くなるような精製をして、という愚直なサイエンスが、 現代の科学への貢献のパイオニアとしてきちんと評価されるのは素晴らしいこと。また、発見者から応用技術の道を開いた人まで、 各プロセスでブレークスルーを起こしたパイオニアをきちんと評価するところがすごいなぁ、と思う次第。

・日本の物理学の伝統、名古屋大の物理学教室の伝統的な研究をみるにつけ、やはり大学における「知の継承」と「知の蓄積」 は学問を形成する上で欠かせない源泉である、と感じる。近年は講座制も崩れ、プロジェクト単位の仕事が多くなり、講座の移籍も多くなり、 知の蓄積が個人に留まり、このような「組織に継承され蓄積される知」が失われつつあることを危惧している。

2008.08.26

医師の定員増?

かつて学生時代に「医師過剰時代」が来る、とまことしやかに言われていたことを思い出す。 「イタリアでは医学部出てタクシードライバーをやっている奴がメディアで紹介されていた」 とか言っていたような(実際イタリアは人口比で医師の数が多い)。今は歯科医が過剰時代にあえいでいる。今やコンビニより多い開業歯科医。 年収300万円に満たない人もいる、という報道が最近聞こえてくる。

最近医師が足りないから医学部の定員を1.5倍に増やすとか言う話になっているらしい。 単純に考えて医療費は減らす方向にしか働いていないから、現在の同じパイを1.5倍の人数で取り合う方向に向かうことになる。 こういう(収入の増えない)単純な増員は、レベルの高い人間を医師にリクルートする方向には向かない。少なくとも 「医師のレベルが平均的に下がる方向に向かう」ことは間違いない。1.5倍に増やすのを何年続けるつもりなのか・・・。コメディカルの教育・ 活用、例えばナースプラクティショナー(プライマリーな診療も行える看護師)の制度設立も一案でしょうし、 メディカルクラークの養成による医師の負担軽減や診療科によっては無過失補償とかの制度創出で医師の「立ち去り型サボタージュ」 対策もあるでしょう。こういった対策はどれか一つが決定的な効果を挙げるわけではないので理解はされにくいですが、 医師不足に対する包括的なプランニングが今必要な筈です。増員でなくても「医師の生産性を上げる」という方法ももっと考えるべきなのですが。 医療費の負担は増やさない、という原則がある限りは、一見リーズナブルな、しかし「医師の平均的能力の低下」が懸念される「増員」 が医師不足対策としてまかり通ってしまうのでしょうか。

2008.08.19

あっち側からこっち側

とある仕事上の縁で国連の会議に参加した。 ジュネーブの会議場でJAPANの札の前の席にJORDANとかJAMAICAに囲まれて座るわけだ。

時差ぼけでくそ眠い中、ふと上を見上げると観光客がガラス越しに本会議場を覗いている。記念写真とか撮っている。

そういえば、ここに初めて来たのは12年前のこと。学生の頃観光で来て同じようにあっち側からこっち側を自分が覗いていた。 「会議をやっている会場がありますのでここをちょっと覗いてみましょう」みたいに巡回ツアーの人に言われて覗いていた。

あっち側からこっち側へ。大人になりました。次なる「あっち側」はなんでしょうか。

 

下は会議場の時計。巨大なパティック・フィリップ。

2008.07.09

サミット

なんだかんだー言いながらサミットも終盤。都内の警官の多さはすさまじい。いったい今までどこにいたんだろうか。 警備強化期間中の都内の犯罪発生率や駅の自殺率などは興味深いですね。費用対効果も興味深いです。

映像でサミットの様子を見ましたが、8人でぷらぷら動いているときは通訳は付いたりしないんですね。 カメラが写すのはF総理の所在なさげな表情が。映像的に見ると合成写真のようです。和気藹々とチャットしている輪のあたりにはいるけど、う? 影も見あたらないないような。完全に視線がさまよっているし、他国の首相も話しかけようともしてくれません。 どうしようもなくへたくそな英語であれ、輪に入ってちょっと気の利いたジョークを一発かませるだけで全然違うのですが。 友達の輪に入れない留学生みたい。なんかとっても悲しい映像でした。

2008.04.01

本日をもちまして

某大学の職を辞し、かねてからの憧れであった政治家への道を歩き始めることとなりました。

おかげさまで学位の目処も立ちました。余裕資金も出来て参りました。まずは世界の貧困解決をテーマに、彼の地へ修行に行って参ります。 これまでのブログのご愛顧に感謝いたしますと共に、このような形でのご挨拶とお別れとなることをお詫び申し上げます。 

Save millions lives at a time!

Yantaro

2008.03.25

大学は大丈夫か

慶應大学が入学金を無くしたが、学費を実質値上げ。学長は「グローバルスタンダードな学費体系」「学生を呼び込むために」 とはおっしゃるが、これのどこがグローバル化で学生を呼び込むことに繋がるのか分からない。留学するときに在籍金だけ払えばいい、 みたいな話が唯一評価できる点か。

まずはグローバルな大学になるためには、学生の教育は(まずは)どうでも良い。 大学はまずは優秀な研究者を揃えて素晴らしい研究をやってなんぼだ。それにはまず資金を集めるべきだろう。 今までとは0が一つ二つ違う額を集めること。特に科研費とか私学助成とか国の金に頼る体制からの脱却が必要だ。年度会計・ 予算使い切りに毎年振り回されていては良い研究は出来ない。強力な事務も必要だ。金を集めて集めて集めまくること。そしてその金を、 研究に存分につぎ込めるよう迅速な事務処理体制(バックオフィス)が必要だ。 教員が申請書の経理とか予算とかを自分でやっているようでは駄目だ。出来れば外国語対応も万全でなければいけない。 海外からの資金の方が桁が違う。海外との資金のやりとり、海外向け広報をがんがん進められる人材が必要だ。 硬直的な研究資金の使用規則や雇用も改める必要があるだろう。とにかく強力な広報・海外連携担当者、 資金集めと運用担当者のリクルートとバックオフィスの強化がグローバル化への第一歩だ。 金と研究に打ち込める体制があれば優秀な教員は自然に集まってくる。

教育は4年生学部を無くすのも一つの案だ。その代わり大学院を強化する。世界でも通用する厳しい学位審査を導入すると共に、 日本的なラボの下働きをさせる大学院ではなく、自分の大学卒の学生を集める大学院ではなく、一流のコースワークを課し、 厳しい競争にさらす研究者養成所にしなければならない。そのかわり奨学金で学費はただ、生活費も出すくらいでなくてはいけない。 学費や生活費稼ぎにコンビニでバイトしなければいけないようでは優秀な大学院生は育たない。

と、青臭い理想論をつい書いてしまいました。

しかし、今週のAERAの記事、就職戦線の厳しさ、大学教育の崩壊をリポートするのは結構です。しかし、

ある女子学生は「レポート1本は彼に代筆してもらってしのいだ」

などとさらりと書いてありますがいただけません。レポートの代筆は

「即刻退学」

に値する重い罪です。大学もなめられたものですね。日本だけの問題ではないですが、「剽窃・盗作とはどういうことか」 についてもきちんと教える必要があります。

2008.03.22

DC雑感

テレビを見ていたら真央ちゃんがインタビューを受けていました。英語で受け答えをしているのはなかなかレアな映像です。 「どうしたらそんなにジャンプがうまく飛べるのですか」という質問もどうかと思うが「毎日飛んでいるからです」というのも芸がない。 「頑張りました。次も頑張ります」 で可愛いと言ってもらえるのは今のうちだけですのでプロアスリートとしてトークにはもっと磨きをかけていただきたいと思います。 日本語では最近いっぱい喋っていますが。

自分の英語力を棚に上げて言うのも難ですが、やっぱり日本人は英語学ばないとね、と思う次第です。 特に国をしょって立つようなポジションの人は。別にガキの頃から英語を必修に、とかは全く必要ないと思うし、 日本語を学ぶ時間を削って英語を学ぶ必要があるとは思いません。でも、 恐ろしいほどの英語嫌いと抵抗感は何とかしなければいけない日本人の敵であります。そして英語でプレゼンしていて最後に「Sorry for my bad english」とか言ってしまう無意味な卑屈さもやめるべきです(「謝る前に練習してこい」 「早口で何言っているか分からないそこのインド人、まず先に謝れ」とはみんな思っているでしょうが)。 日本人は目線が高いといえばそうなんですが、よっぽど単語の誤用とかしていない限り堂々としていればいいと思うんですよね。

今日の朝、朝食を買いに行ったら「サラダ」が通じなかったくせによく言うよ、ですけど。

2008.03.20

本年度のプレゼン終了

プレゼンラッシュが続きましたが、本年度はついに終了。。。1ヶ月に6つ違う内容のプレゼンがあるとさすがにバテます。 本日のは英語だったため、さらに疲れましたが、ようやくホットした感じがしました。ボスとステーキと赤ワインで祝杯?をあげました。 DCの議会が見えるおしゃれなレストランに何でボスと来ているのか分かりませんが、ごちになりました。ちわっす。

しかし、今日のプレゼンはスベりました。勢いよく台本無しで乗り込んだものの頭は真っ白。つっかえつっかえ最後までたどり着きました。 悪い予感はしたんですけどね。何となく自分の緊張状態とか頭の冴え具合でいけそうな具合が分かるのですが、 予想通りマイクの前で頭は真っ白になりました。かなり内容をはしょってしまいました。自己採点50点。でも時間は守ったのでプラス5点。 笑いを2回取れた(!)ので10点プラスして合格としましょう。 やさしいモデレーターがうなずきながら聞いてくれたおかげで勇気づけられたというか。 内容をはしょったことは本人以外分からないと言えば分からないし。会場のウケは良好でした。そりゃあ、 他がみんなホームページに書いてるようなお役所の形式的な内容を喋ってただけだし、 こちらの話は会場の誰もが聞いた事がない話をしましたからね。

 

2008.03.19

2週間ぶりにアメリカへ

2週間ぶり(笑)の成田です。今日は早めについたのでラウンジでシャワー浴びて生ビールを飲んでまったりです。 タイ式マッサージも無料でつけてくれないかな。

入国の自動化ゲートが出来ていましたが、早くなるのかなぁ、これ。指紋採ってパスポートスキャンに手間取ってると、 手の早い日本人係官の方が早いかもしれません。登録してる人が少ない時はいいですけど。かつての高速道路のETCですね。 午前中とか出国審査にずらりと並んでいる時には良いかもしれません。

久しぶりの米系ユナイテッドでの渡米です。国内線のキャビンはゴミだらけで汚いけど、さすがに国際線は綺麗に清掃されていました。 ユナイテッドは日系よりときに暖かさを感じます。投げやりな奴もいて個人差はありますが、優しい人はとっても優しいです。 日系は基準以下のサービスも少ないけど、基準以上のサービスは絶対にやらない冷たさがありますね。 きっとそれにつけ込む悪人が多いのでしょう。「前はやってくれた!」みたいな。 昔は某青系プレミアムエコノミーではジャケットをハンガーに掛けてくれることも時にあったのですが、最近はにべもなく断られます。

今日は比較的すいていて"フラットベッド・プレミアム・エコノミー"にアップグレード(?)です。満席のビジネスクラスが哀れでした (と、遠吠え)。

2008.01.09

経済学

今話題のグリースパンの回顧録を買って読んでみたら、どこかで見た内容の話ばかり、、、なんでだ?と思ったら、 日経の私の履歴書の内容ではないか。とりあえず上巻を流し読みしたが、馬鹿馬鹿しい。日経だけ読めば十分だと気づき、 下巻は買わないことにした。

経済学は良く分からないが(材料の動きを見てればある程度先が読めた時代は良かったんだろうな、今ってモデル作りで試行錯誤し、 出来た頃には時代が先に行っている時代になっているのかな、という印象はある)、成功した人の自伝は共通して「誰よりも死ぬほど勉強した (と自信を持って言える)時代」があることが分かる。まあ内容は分かるときも分からないときもあるけど、 こういう自伝はなんか元気が出る材料になります。

年始

3が日は完全オフをとりました。「お正月切符」で八戸経由谷地温泉へ。携帯のつながりも悪い山奥の秘湯に泊まりました。 二日目はこれまた名湯の蔦温泉へ。前者は硫黄泉の白いお湯、後者は非常に透明度の高いお湯。私は後者の方が好みです。 1泊で三度もお風呂に行ってしまいました。浴槽の下(まさに足元!) から滾々とわき出るお湯があふれる木の床にのんびり寝ころんでいると時間を忘れます。いつまでも入っていたいお湯でした。 蔦温泉は掃除も行き届きスタッフの方々も大変親切、食事もうまい素晴らしい宿です。

さて、蔦温泉に早く着いたので、スノーシューでの散歩を試みました。装備もなく、 スノーシューで歩いたこともない我々に宿の方はスパッツから手袋から貸してくださり、履き方なども色々教えてくださいましたが、 不安なご様子。たまたま蔦沼に入っていこうとする環境ボランティアAさんにコース入り口でお会いし、一緒に行っていただくことになり、 少々ホットしたご様子の宿の方。

それもそのはず、、、散歩程度にぺたぺた歩けば蔦沼くらい行けるでしょ、というのは大間違い。前夜の雪で消え去った雪の中を、 踏み外せば沼か、川か、というところを行かなければなりません。ガイドの方がいなかったら絶対にあっさりあきらめてました。聞けば、 良く道に迷った人に遭遇する、とのこと。ベテランAさんに大感謝です。蔦沼からぐるっと一周するコースを3時間、 色々なお話しを聞かせていただいた上に熱いコーヒーまで頂き、疲れを全く感じることなく大自然を感じたのでした。 しかも雪は超上質のパウダースノー。おいしかった。

こんなに山のなかを歩いたり、自然を見つめるのは中学生の時以来です。大人になって、研究などもする立場になって色々話を聞くと、 めっちゃ面白いです。Aさんのお話しも上手です。「大学の植物の専門家や昆虫の専門家とか連れてエコツアーみたいなことやったことあるけど、 専門家は自分の世界に入りすぎて駄目。そこに歴史やら古くから伝わる風俗やらの話しを織り交ぜることで面白くなった」という話しを聞き、 全くの同感。「専門家の間をつなぐ」「専門家と一般人の間をつなぐ」ことを考えている身としては、どこも同じだなぁ、と思う次第。

でも植生の変化って、目の当たりにするとすごいです。大きな木が倒れると、開けた太陽光を取り合って一斉に若い木々が競争していく姿。 自然界の営みを目にすると、ヒトが自然に手を入れることのおこがましさを感じてしまいます。 自然を大切にしようという気持ちが本当に自然に湧いてくるツアーでした。エコバッグもCO2削減もいいけど、まず木を植えようよ。 スピリチュアルな話しは嫌いなタイプですが、自然に力をもらった気がした良い休日になりました。休日はがっつり休むといいことがあります。

Aさんにこの場を借りて感謝申し上げます。

 

2008.01.03

ガソリン税の暫定税率撤廃を!

正月早々新年一発目にこんな政治的な話を書くのもなじまないが、正月のニュースを聞いて驚いた。

あのガソリンを入れたときに書かれている通称「ガソリン税」は、「道路整備を急ぐため」の 「暫定税率」として上乗せが数十年にわたって続いていたという。これが今年3月に切れるのだが、 民主党が暫定税率維持に反対する方針であるという。これが廃止されると現在リッター54円程度の課税が約29円になる、 すなわちガソリンがリッター25円ほど安くなる、というわけ。

日本にいると、「知らないって恐ろしい」ことに良く出会います。 今回ばかりは民主党に頑張っていただきたい。政治的取引の材料として無駄に使って暫定税率延長なんて事にならないよう。。。

2007.12.31

2007年ブログ総決算

2004:192件
2005:110件
2006:117件
2007:50件くらい?

ブログの投稿が激減しました。今年は年賀状の写真も面白いのがなく、 写真なしの白黒賀状になってしまいました。4月に始まった新規プロジェクトに追われまくった一方、 プロジェクトも少しづつ何か見えてきたような手応えもある1年でした。さて、昨年末の総決算を見て冷や汗。

毎年言っている気もしますが、来年が勝負の年、という気が致します。
まずは
・ズボンのサイズをこれ以上上げない
・体重をこれ以上増やさない
は最低限の目標。
いや、もう一つ。
・論文量産
ですな。ではまたごきげんよう。よいお年を。

体重をこれ以上増やさない、はぎりぎり達成。 しかしズボンのサイズはスーツをほぼ作り直す憂き目に遭ってしまい30台の体系変化を実感してしまっている。 問題は最後の三つ目は大失敗。来年こそ大勝負。野球で言う「ビッグ・イニング」になることを期待。 デッドボールでもいいから塁に出なくては。

 

2007.12.15

所変われば航空券も変わる。

ヨーロッパでの乗り継ぎ便のこと。券面に記載してある時間にゲートに行くと、客はまばら。聞こえてくるのはファイナルコール。

あれ?券面に書いてある時間は搭乗開始時間じゃなかったっけ。。。。。。?

よく見ると

「Gate close at」と書いてあるではないですか。

気をつけましょう。日米はだいたい搭乗開始時間が書いてあるんですけどねぇ。

 

2007.12.14

聖地訪問

ロンドンに来たら、この業界にいるならこれ

と、このバー

を詣でないわけにはいかないのです。

これですよ、これ。

遠い昔のEpi2をぼんやりと思い出します。

メリクリ。

 

2007.12.04

Taxi?

今日タクシーを捕まえたら、早速710円の初乗り料金。行き先を告げた瞬間

「すいません、分かりません。教えてください。」。

日本のタクシーにもライセンス制(地理の試験)の導入によるクオリティコントロールが必要な時期では無かろうか。

となりをひゅっと過ぎていくのは上等な車の個人タクシー。初乗り料金650円。深夜2割増し。 おそらくは裏道を知り尽くしたベテランドライバー。

利用者が流しのタクシーを選ぶのは容易ではない。ずらりと並んだ駅の乗り場で好みのタクシーを選ぶのも容易ではない。 利用者が選べない市場を野放しにしてはいけない。

 

 

 

Do you know KG?

もう一曲、もっとその声を聴かせてくれ、と思わされるCDが出ました

上等なスピーカーでお楽しみあれ。

 

2007.08.03

Small world!!

UCサンディエゴのキャンパスをBookstoreに向かっていたらアジア人の二人組が歩いていた。 大仏顔の一人が自分の知り合いにそっくりだったのでよーく見ていたら、、、、私の小学校時代からの友人でした。この広いキャンパスで、 たまたま昼休み歩いていて会いますかね。彼は9ヶ月の予定でビジネスの勉強に来ていました。いや、ありえねぇ・・・

世界のどこにいても悪いことは出来ません。

2007.08.01

最近よく使っている言葉

"hilarious"

なんだか東海岸にいるときは誰も使ってなかったのに、最近全ての会話で出現します。すごい面白い、という意味だけど、「滑稽」、 という要素が入っているようです。

He pissed me off!: やつにはまじイラッた!

これもしょっちゅう出てきます。さらに

nasty, messy,goofy, (it) sucks, damn・・・・

などなど会話言葉が増えてきました。

大学などにいるとFuOkとかBitOhとかAssとか言う言葉を友人から聞くことはまずないですね。。。

2007.06.29

インフルエンザワクチン需要検討会

昨年に続き今年も傍聴して参りました。昨年の使用実績とそれに基づく今年の需要予測、 そして今年の生産見込みについての話し合いです。一昨年(みんなとっくに忘れていますが)ワクチン不足に悩まされ、昨年は前年比21% 増の供給をしたものの需要は伸びず、使用量は前年度を下回り25%が未使用のままに終わりました。

未使用が25%というのは確かに「もったいないの国」としては多いのですが、仕方ないと言えば仕方ないところでしょう。 少なくとも足りなくてワクチンの奪い合いや優先順位付けによる社会の混乱が起こるよりはましです。 需要が伸びないからと言ってワクチンを打つよう宣伝することもなかなか出来ません。メーカーは消費者に直接宣伝できません。行政から 「ワクチンが余ってるからみんな打ちましょう」などといったら、インフルエンザワクチンに不信感の根強い日本では反発を買います。 せいぜい医療機関で医師が勧めたりするくらいまででしょう(実際卸などから「置いておくから使って」なんて言う話はあった、 という話も出ていました)。

この未使用分の損はおそらくメーカーがかぶっていると思われるのですが、政府との間でどのような話し合いがあるのかは不明です。 細菌製剤協会(ワクチンメーカーの業界団体)は「需要に見合うワクチンを安定供給するのが使命」と語ってはいましたが、 日本の供給メーカーはみながみな営利ではないですが、でもインフルエンザワクチンは稼ぎ頭ですから、 おそらくは薬価などでの政府との取引をしつつ、という部分があると想像しています。 ワクチンメーカーを国内に複数維持するのは安定供給には重要なことです。 世界的にワクチンメーカーが大企業化し集約されつつあるのが流れですが、一方で供給元が1社、などに限られると、不慮の生産事故などの際、 供給が完全に途絶える、という欠点があります。アメリカはこのようなことを過去に経験しています。

しかし、ある委員も指摘していましたが、生産量の予測を前年から何%上乗せするか、 という議論を毎年やっているだけの需要予測が限界に来ているのも確かです。ほとんど株価の予測に近い状況。 確かに新聞報道などで著しく左右されるのは確かですが、もう少しマーケティングをちゃんとやれる気がします。 一応国立感染研のデータは資料にありましたが、一般の人がこの数字を見ても分析の意味が分からなかったでしょう。 厚生労働科研費は政策に役立つサイエンスのための研究費ですが、政策立案者が読める形に出来ているとは思えません。さらに言えば、 在庫の偏在による供給不足の調整もPOSシステムを導入すれば改善されそうな気がするのですが、 医薬品の卸にはそのようなシステムを入れる気がなく、あくまで東日本、西日本、というおおざっぱな把握にとどまるようです。 マツキヨなどの市販薬はデータがあるようですが、医療機関の医薬品やワクチンの場合はそれほどコストに見合わないのでしょうか、 あるいはそんなことしなくても損が出ない仕組みになっているのでしょうか。

さて、昨年と同様、議長の「供給に見合うワクチンをちゃんとつくって検定に合格してください」という言葉で会議は終了しました。 今年も、万が一一部のメーカーで生産が失敗した場合や、予測不能な需要の急増があったときの対処については触れられず、 「今年の生産可能量は需要予測を上回っており、十分な供給量が確保されている」というニュースが流れるだけでしょう。 ワクチンの供給量は流行シーズンに入ってからでは、いくら足りなくなろうとも増やすことは不可能です。何事も備えあれば憂いなし、事前準備 (Preparedness)が重要です。

 

2007.06.18

結婚式のスピーチ

ワシントンDCから帰国した翌日、大学の部活の友人の結婚式に出席した。6月の好天はサイコー。場所も海辺でサイコー。 そんな中で僕はサイコーのスピーチを聴いた。

はっきり言って友人のスピーチはへたくそだった。時に原稿をポケットから取り出し、「そこ、こう話したらもっと笑いとれるんちゃう?」 「そんな月並みな表現しかないんかい」と突っ込みたくなるつまらないスピーチだった。冗長で「もうそのへんで、」とみんな思ってた。 でも後半から、その友人を自分がなぜ好きかを新婦に対して語り始めたときから、彼のスピーチは忘れ難いものになった。

「親しくなるとついいい加減なつきあいをしてしまうところがあるけど、彼はそれが決してなかった。親しくなり、 信頼すればするほどそれに応えてくれる懐の深さが彼にはあった。」

「そんな僕が彼のことを好きな理由をX子さんにも分かってもらえたら嬉しい」。

新郎はちょいと気難しめのやつなので、第1印象では他人には分かりきれない部分がある。 ほかの上司らのスピーチはみなそのへん苦労していたし、何とも言い難い、というスピーチだった。そんな中、 決して舌は滑らかではなかったけど、新郎の本当の良さが会場に「伝わった」スピーチだった。 ウケ狙いの茶化したスピーチやノリだけの出し物が多い今日この頃、ひときわ輝いていた暖かいスピーチだった。

3ヶ月前、同じ会場で僕はサイコーの「手紙」を目にした。それは新郎の母から息子への手紙だった。

新郎は小学校からの友人だが、ほんとわがままでビッグマウスでとんでもない「ありえない」やつである。ガキの頃は「腕白坊主」 という以外にない、何をするか分からないやつだった(かといって不良ではない。本当に子供らしいいたずらばかりしていたのである)。 そんな息子をどれだけ自分は愛していたかを手紙は綴っていた。次に何をするか分からないけど、いったい何をしでかすかいつも楽しみだった。 そんな息子のためならいつでもどこででも謝りに行きたい、もっとすごいいたずらを見せてくれと思った、と手紙で語っていた。 小学校時代からの友人の席ではみんなぼろぼろ泣いていた。

あの海辺の会場は何か凄い引き出しを持っているに違いない。

でも、新婦側のスピーチで良いスピーチって一回も聞いたこと無いけど、なんでだろう・・・ 月並みな本に書いてあるような語り口の原稿棒読みか泣いてて何言ってるか分からないか、、、、

2007.04.05

Hocky Mom, Hocky Dad

カナダで見つけた舞台パンフ。近日公開、で見ることは出来なかったが、

「誰がこんなもの見るんじゃい?」

カナダ人のそんなホッケー馬鹿さが大好きです。

ストーリーはと言うと、、、、子供をホッケーの練習に連れてきていたシングルマザーとシングルファザーが出会って恋に落ちる、 てな感じらしい。

「うちの子供をなぜ使わない!」とコーチに詰め寄ったりするお約束のシーンもあるんだろうな・・・

2007.02.14

ブログおもしろ化プロジェクト

書評ばっかり書いていたらブログがつまらなくなってきました。あたりのブロガーをウオッチしていると、 書くほどにうまくなっていくのがわかります。しかし、私は430超を書いてきたものの、なんだか最近は中途半端なものばかり。 最近忙しいんですよ。よく言えば仕事が充実してそれで常に頭がいっぱいというか。物事を斜めに見る余裕がないのだと思われます。 仕事で一発当てればきっとブログもまた(?)おもしろいものになるのでしょう。何はともあれ、来週から2週間の”世界一周”学会ツアーです。 留学から帰ってきて以来の久々の海外。なんだか不思議なくらい今から緊張しています。

一発当てる、というと高校時代に担任との面接で「将来何をやりたい?」と聞かれ「一発当てたい」と言って「ばかやろう!」 と怒鳴られたことをふと思い出します。まじめな英語教師だったのですが、実は自分で作詞作曲するほどの音楽好きで、 教卓の上にギターを置いておいたら引き語りを始めた楽しい先生でした。

今日は上司らに無理矢理連れ出され飲みました。一人は12歳上、一人は22歳上なのですが、この12歳上の人の口が私以上に悪い。 まあ優秀で面倒見のいい人なんですが、22歳上の上司を(私も一緒になって)サンドバック状態にしてしまい、酔いつぶしてしまいました。 上司のあんなひどい姿は初めて見ました。無事に帰れたかしら、と心配でなりません。 そんな何でも言い合える上下関係もこの22歳上の上司の人柄故です。

 

2007.01.21

あるあるのやらせ

テレビのやらせ、別に今に始まったわけではないのですが、踊らされる視聴者も視聴者です。

たかだか納豆を1週間とか2週間毎日食っただけで本当にやせると思うか?

だったらとっくに大手製薬が納豆エキスを薬剤にして売ってますよ。LancetやNew England Journal of Medicineといった世界の一流医学雑誌に論文が載って世界中で追試してますよ。 なんだかまじめにデータとってあーだこーだ議論を戦わせながら薬が効くだの効かないだのやんや言ってるのが馬鹿らしくなってきます。

まあだからといって医学論文がいつも正しいとは限りません。データをウソつく奴もいれば、誰も気づかない解析上の過ちもあり、そして 「科学に絶対は無い」のです。

でもテレビでウソつくのはやはりまずいでしょ。制作会社の非で終わる問題なのか? サイエンス界の人間としては利益相反の問題も気になるところです。納豆業界から金をもらって作っていたりしたら? まあ民放はすべてスポンサーのバイアスがかかっているわけで、今さら、という気もしますが。騙されないで生きていくのも難しいものです。

 

 

 

 

年末の思い出

今さらだが、年末都内にいるのもけだるいので彼女と軽井沢で年を越した。

いつも旅行の計画がスロースタートなのだが、年末は2,3週前はほぼどこも空いておらず、「やっぱり年末って厳しいのね」 と滑り止め中の滑り止め、品川プリンスか、と絶望感に浸っていたが、1週間前から大量に空き室がネット上に出現。 ついに軽井沢という選択肢になった。

しかも電車も大晦日午後にはいると急にがらがらになるのである。帰りも1月1日なら全く問題なくがらがら。いっつもShort noticeで動く私でも簡単にすべて手配できてしまったのであった。

移動はタクシーかな、と思っていたら中軽井沢まで行く電車が1時間待ちであると知り絶望感に浸り、駅前のレンタカー屋へ。 駅レンタカーはさすがに駄目だったが、ジャパレンの事務所に駆け込んだらあっさり「空いてます」。これもまあ実は相当ラッキーだったらしいが、 クルマで移動開始。まずは旧軽井沢のそば屋で年越しそば。そしてホテルへ。

まあ大したホテルではないが年末と言うことでFull fareなのはまあ仕方なし。 しかし22時過ぎに紅白を見ていたらドアをノックする音。何かと思ったら「年越しそばのルームサービス。」なかなか粋であり、 いい思い出になった。

次の日は軽く鬼押し出し方面へドライブ。実はスタッドレスの車で雪道を走るのは初めてだったのだが、なかなか快適だった。 しかし山道は侮れない。チェーンをしている車が横転するほど凍っている箇所があり肝を冷やした。その後星野温泉トンボの湯で温まり、 帰りの新幹線を待つ間プリンスのショッピングモールへ。

何でこんなに人がいるの?

さすがに冬の軽井沢。みんなやることなくて暇で出てくるのでしょう。元旦からすごい混雑でした。

ちなみに翌日伊勢丹のセール初日に行ったところ・・・・これまたやばし。実は伊勢丹セール初体験だったのだが、 メンズ館のセール会場は地獄絵図。おばちゃんだけかと思っていたら、結構みんな節操なし。 靴売り場に至ってはとても試し履きして選べる雰囲気ではなし。結局買ったものは靴下のみ(笑)。でもあの伊勢丹のセール、 赤札にしてあるけどそんなに劇的に安い訳じゃない気がするんだけどなあ。

 

諜報機関に騙されるな!  野田 敬生

おそらく佐藤優氏の「インテリジェンス 武器なき戦争」 を読んで面白くて、ついついこの本も買ってしまったことは多かったでしょう。そしてがっかりされた方も多かったことでしょう(笑)。 非常によく下調べのなされた本ではありますが、それほど読みやすい本ではありません。佐藤氏との違いは、 実体験をなるべく抑え話をあまりに客観的に展開してしまっていることかもしれません。

2006.12.31

2006年ブログ総決算

2004:192件
2005:110件
2006:117件

だいぶさぼった割には結構書いたものです。10月に日本正式復帰後はだいぶ書く暇がなくなっていました。

毎年言っている気もしますが、来年が勝負の年、という気が致します。

まずは

・ズボンのサイズをこれ以上上げない
・体重をこれ以上増やさない

は最低限の目標。

いや、もう一つ。

・論文量産

ですな。ではまたごきげんよう。よいお年を。

 

2006.12.08

急に年をとること

 海外の方をお招きしてのセミナーを終え、一息。しかし大学の事務の(とある)お局の扱い難さにはほとほと驚いた、 というか呆れた。研究者サイドは、大学の事務局は研究者がやりやすいように事務的な部分をサポートしてくれるものだと考えていたのだが、 どうもそれは違うらしい。事務局の方のために研究者は下働きをし、お金を頂かなければいけないようなのだ。 外に発表する文書を出そうとお願いすると勝手にモディファイして発表してしまう。別にそうする前に 「事務のフォーマットの都合でこうなりますのでよろしく」と一言言えば済む話なのだが、それも出来ないらしい。 ある教授の挨拶原稿を渡したところ、事務局に「提出前に変えますから」と言われたので「どこをどう変えるのか教えてください」と言えば 「あんな文書そのまま出せるわけないですよ」と一言。なめられていると言えばそれまでだが、事務局の重要性は百も承知、 気を遣ってお菓子を買っていけば「あ、それお客様に出せば?」「**屋のじゃないの?」だと。 かと思えば自分の直属の上司になった有名教授T先生には笑顔でご接待で個人秘書気取り。あぁぁ、、、 わかりやすいありがちなキャラと言えばそうなのだが、役所によくある「3年ごとのローテート」 という制度はこういう奴のために作られた制度なのだな、と感謝してしまう。つらいことには必ず終わりがある、と思える希望を与えてくれる。

ブログに愚痴るのもいやな話なので、この話はこの辺で閉じ、

会議後海外のお客様をご接待。ボスにコールドコールをかけられなぜか乾杯の挨拶をさせられる試練。 受けをねらうか無難にまとめるかの迷いが裏目に出て見事にこけるが、「さっき若手の育成をするっていってたから期待してますよ」と締めると、 席に返ってドイツ人のお客様が一言。

「若すぎる、若すぎるといわれ続けてたと思ったら、ある日突然、おまえは年取りすぎだ、と言われ始めるんだよ」

と。う~ん、すごく良いお言葉。

2006.11.13

マスコミと社会

最近危機管理の勉強をしに都内の大学の講座に出席している。今日のお題は「コンプライアンスと危機管理」。 全く異分野だが教養として学ぶところは多い。まとめてしまえば、コンプライアンスは「法令遵守」で収まりきるものではない。 社会的要請に応えなければ駄目なのだ、という話であった。

元検事の先生はマスコミの恐ろしさを何度も語った。日本は法的制裁はそれほどきつくないが、社会的制裁が恐ろしい。反論が許される批判・ 非難の段階ならいいが、それがバッシング、いじめ、リンチにつながり反論が許されなくなったら終わり。 個人でやると犯罪のような行為も社会でやると犯罪にならない。。。近年の騒動が目に浮かぶ。校長先生らを死に追いやるマスコミの報道。。。

しかし、マスコミの向こう側にはそれを求める視聴者が必ずいる、という話を聞き、日本人の残忍性にふと気づく。 マスコミだけを責められない。雪印事件の顛末を聞くにつれ驚いた。対応を間違えるとこうなるよ、というのは分かるが、 その程度のことで雪印アイスホッケー部がつぶされたのかと思うと涙が出てくる。

2006.10.03

10月に入り

日本に本格復帰しました。もといた研究室に戻りましたが、荒廃したとある部屋を自分で掃除し、自分でカーペットタイルを貼り、 机とキャビネットを入れ新たな居場所をつくり”ひとりラボ”を築きました。あとは電話が入るのを待つのみです。 これからPI兼秘書兼電話番兼ゴミ出しetcとフル回転、そして一人ラボミーティング、ひとりラボセミナーとイベントが目白押しです (そんなもんやんねぇよ)。とにかく早いとこ成果を上げて研究資金を得なければなりません。

今日は先週オープンした地元川崎ラゾナに初見参(というのは嘘でオープン前に潜入してます。某衣服量販店のレシート第1号は私です。 プチ自慢終了。)

驚きました。

こんなの川崎じゃない。

いる人が川崎区民じゃない。

北の川崎か大田区あるいは横浜市から来たと思われる服装のヒトばかり。だらしない一時代前の女子高生も目立たず、 浮浪者も段ボールもなし。ボンタン高校生もいません。シンナーのにおいがする人もいません。歩いていて全く川崎にいる感じがしないのです。 しかも平日の夜に相当の人出。こんなに川崎に人っていたっけ? 円形の広大な吹き抜けの広場はアメリカのショッピングセンターをも凌駕する広さ。都内のショッピングセンターにはない爽快感があります。 メジャーな店舗もかなり入り東京都内に行く必要をほとんど感じません。1階のビックカメラのあたりのポジション、 川崎ならゲーセンかパチコン屋が一番よく似合うんだけどなぁ(笑)。

帰りに川崎駅ビルBEに寄るも心なしか閑散としている。しかもラゾナを見た後だと妙に川崎臭を感じるのである。 少し前はおしゃれだと思っていたアゼリアもルフロンもDICEも新しくなったチネチッタも今やコミヤ(とっくになくなってるって) さ○かやモ○ーズに見えてくる。東口を歩くと「やっぱこれが川崎だよな」と。かつて川崎に仕事で移住してきた友人は「すごくこの街落ち着く。 歩いている人たちがみんな気取ってない(生活感漂ってるってこと?笑)」と言っていましたが、ラゾナは「落ち着かない」でしょうか?

2006.09.11

近況

 監督がジーコの時代は海外組重視。しかし今や国内組重視のオシムの時代。時代の空気を読まないといけません。 ということで(?)私は国内に残留することにしました。

ま、諸事情あったわけですが、ヨーロッパから戻ってきた平山の気持ちも分かる今日この頃です。若いとか、 ちょっと活躍したくらいで外国語もへたくそで世界に行っても世界はそう甘くはない。 その国の人間と同化し同じ世代の若い奴らと同じステップから、いやむしろゼロから戦って行く覚悟がないのなら、 Jであるいはセリーグでもパリーグでも日本で一番の選手になってから世界に活路を見いだすしかないのです。

2006.08.31

最近

 ブログがつまらない、と指摘を受けます。

それもそのはず。

書いてるのはYantaroではないからです。

読者の皆様(と言ってもいくらもいないが)、すみませんでした。

嘘です。

でも最近面白い記事が書けていない気がします。

心に余裕がないのでしょう。

帰国してはや3ヶ月がたってしまいました。

英語力が落ちていく一方です。

さて、11ヶ月の米国大学院留学は英語力をどれだけ進歩させるのか?

TOEFLを受けて調べてみました。

Listening:Max24-->帰国後2ヶ月:26へアップ!-->帰国後3ヶ月:24!アレ?
Writing:Max4.5 -->帰国後2ヶ月:5へアップ!-->帰国後3ヶ月:4.5
Strucuture:Max26 ->帰国後2ヶ月:27へアップ!-->帰国後3ヶ月:26
Reading:Max30 -->帰国後2ヶ月:24 アレレ? -->帰国後3ヶ月:30 ホッ

渡米前:Total 253 -->帰国後2ヶ月:Total 257 -->帰国後3ヶ月:Total 267

もっと勉強しましょう、といっている間にCBTはもう来月で終わりです。MAX足せば277位行くんだけど、 と思いつつこれじゃあ海外で職には就けないな、と反省しつつ。

実感からするとリスニングで28くらいとれないと、初めて聞く内容の話は聞き取れないでしょう。電車の中でiPodでABC News, BBC,CNNと聞いていたのですが、流し聴きは全く効果がありませんね。講義のように 「これを聴き取らないとこの科目パスできない!」 という強い意志を持って真剣に腰を据えて聞かないとリスニングというのは上達しないことを実感いたします。特にこの1ヶ月は 「なんか英語が耳にとまりにくくなったな」という実感があったので24というスコアは現在の実力を反映しているでしょう。

StructureはWriting次第ですね。wiritingなしの点数は毎回横ばいですから。文法の問題なので、 今更どーにもなりません。

Readingは不思議ですね。「これ絶対満点でしょ」と思っても24とかだったり。結構そうおっしゃる方は多いです。そのとき次第 (トピックス次第?)としか言いようがありません。

こんな英語力でも留学して卒業できる、という自信を与えられるかもしれませんが、留学してました、というには恥ずかしいスコアです。。 。Anyway,せっかくいくらか進歩させた英語力、しっかりブラッシュアップしたいところです。

 

 

2006.08.29

Google漬け

脱マイクロソフト化が進んできました。
ネットブラウザはFirefox、メールブラウザはThunderbirdに完全に乗り換えました。IE, Outlook expressより断然便利です。Firefoxの良さはタブブラウザ機能でしょうか。あとはプラグインの充実っぷり。動作も体感的に速い。 Thunderbirdは迷惑メールのフィルタリングがなかなか使えます。検索もやりやすい。

さらにPortable Firefox, Mozilla Thunderbird Portableがめちゃ便利です。 これは上記のFirefox, Thunderbirdの持ち運び可能なバージョンで、USBメモリなどに入れておけます。すると、 例えばネットカフェなどのパソコンでもUSBメモリを差すだけで、自分のメールブラウザ、ネットブラウザを立ち上げることができ、 使ったパソコンには何も残さない。ちょっとヒトのパソコンを借りてメールチェック、等と言うときには非常に使えます。 さらにPortabli OpenOfficeもUSBメモリに入れておけば、 MicrosoftOfficeが入ってないパソコンでも一通りの作業が可能です。

さらにはグーグルなしでは生きていけなくなりつつあります。海外の友人から招待してやっとこさ手に入れたgmailアカウントですが、 ようやく日本でも誰でもとれるようになりました。メールフィルタリングはもちろん、POP3も使える。 フォルダを使わない構造にまだ慣れずメインとしては使っていませんが、オンラインストレージとして重宝しつつあります。

これはgspaceというFirefoxプラグインを使うのですが、 Gmailフォルダを2GBのオンラインストレージとして使うことができるようになります。USBメモリのPortable Firefoxにgspaceプラグインを仕込んでおけば、ネット環境さえあればどこでもファイルを落とせます。 ネット漫画喫茶があっという間に快適なオフィスに早変わりです。

そしてGoogle desktop。ツールバーはほとんど使っていませんが、デスクトップ検索は実に重宝。 たいていのファイルは簡単に探し当てることができます。Picassaも使えばパソコン内の画像検索はお手の物。 昔の実験で撮った写真もすぐに見つかります。

パソコン使いがようやく便利になった気がします。といってもまだうちの両親などには敷居が高いですけど。 家庭内無線LANを雑誌を見ながら自分でセットアップできてもGoogleはまだ使いこなしていないようです。

 

2006.08.14

タイムドメイン

巷で話題のタイムドメイン社のスピーカーを試聴しに南青山へ行った。

AERAでも特集されていますが、「タイムドメイン理論」に基づき設計されたスピーカーで、最上位機種(といってもわずかに30万程度ですが)ビル・ゲイツ氏をもって「私の7000万のオーディオシステムよりいい音だ」と言わしめたとか。

もちろん私が買うのはminiまたはlightというアンプ内臓でiPodなどにも端子一個で簡単につなげる18900円の安価なタイプですが、、、、噂どおりです。オーディオマニアではないので詳しく説明は出来ませんが、私の率直な感想では
・音源を選ぶスピーカー(今まで大して違いを感じなかった手持ちのCDに実は録音音質にかなり差があったことに気づかされた。)
・高音の弦声楽系、とくにライブ録音のJAZZの臨場感がすごい
・シンセサイザー系の音は軽めに聴こえてしまうかも
という感じでしょうか。とくに高音域や人の声の解像度に驚きました。アナログ放送と地デジのような違いを感じます。

miniとlightは好みがはっきり分かれるでしょう。miniは「音の抜け」が非常によい。lightはものすごく音が「やさしい」。フルートで言うとヤマハ系の音とムラマツ系の音の違いといえば分かる人には分かるかもしれません(同じ銀の楽器で比べたときにね)。言い換えればゴールウェイトとランパルのような違いです(マニアしか分からん・・・)。ショールームの方は「体調や天候によってminiで聴きたい日とlightで聴きたい日と変わる」などとおっしゃっていましたが納得します。

30万のやつは「5.1chなど使わなくてもこのスピーカー2本で素晴らしいホームシアターが出来る」ということでした。

ライト
Light 

 
 
 

 

ミニ
Mini

2006.06.24

日本敗退

ワールドカップネタに素人があれこれ言うのはおこがましいですが、、、

オーストラリア戦を見終えて一言、「4年間何やってたの?」とただ言いたかった。1-0で先制したは良いが、 その後チーム内の考えが明らかにバラバラだった。試合前に先制した場合、先制された場合、追いつかれた場合、追いついた場合、 などなど数々の状況を考えたチーム内でのコンセンサス形成をミーティングで当然していなくてはいけなかったと思うし、 予選やアジアカップでそういった経験の蓄積があったと思うのだが?もう一言言うなら「ヒディングに負けた」。個人攻撃は不当。 負けても勝ってもチームスポーツの結果はチームに対して与えられるもの。責任を敢えて問うならばやっぱりジッコだというのが私の意見。

よくトルシエががちがちの統制下でチームを作り、その後ジッコが日本サッカーに「自由」を持ち込んだ、 なんていうジッコに対する賞賛的論調があるが、そうは思えない。彼は明らかに「名選手、名将にあらず」の典型。教師で言えば、 生徒がなぜ出来ないのか分からないから的確なアドバイスが出来ないタイプとお見受けする。チームの状況を正確に分析できておらず、 4年後のW杯までにどのようなレベルのチームを作らなくてはいけなくて、そのために何をすべきか、というビジョンが全くなかった。 さらに言えば、「どこまでのばせる可能性があるか?」も考えていただろうか?

彼は自分が教えられたようにしか教えることが出来なかったのだと思う。トレーニングを受けていない指導者は得てして 「自分のやってきたように」しか考えられず教えられない。彼の試合後の言動を見るに、「ブラジルのようなサッカーをやりたくて」、そして 「自分のやってきたこと」を日本にやってもらおうと、チーム状況の冷静な分析もなくただ自分の理想を日本チームに押しつけただけではないか、 と疑問に感じる。自由と野放しは違う。 ある意味トルシエよりたちが悪かった。

と、何年か前に湧き起こった解任デモに参加したわけでもないのに敗軍の将を全て終わった後に言いたい放題言うのはいけません。 予選突破してたら「自由万歳」という論調であったのは間違いないし。

ブラジル戦で先制して良い夢見させてくれたお陰で、気持ちよく大敗できて、 オーストラリア戦の悪夢を何となく忘れ去ることが出来て(アジアの他の国も勝ち上がれず)ちゃんちゃん、というか「しょうがないよ、 日本代表もよく頑張ったよ、お疲れ様」みたいな雰囲気になってきた。「頑張ったら」結果に優しい日本。素敵な国です。(←もちろん皮肉)。

2006.01.23

ネタばれブログ

ついに東京での長い休暇を終え、ボルチモアに帰還。東京の雪騒動の一日前に無事脱出。東京の雪景色も見たかったんだけどな。 最後の1週間はひどい風邪をひき、旨いものをたらふく食って帰還するはずがほとんど食欲が出ず。無念。食不毛の地、 ボルチモアに到着し落ち込む。あ~これからまた炊事洗濯掃除・・・・。

帰りの飛行機で東野圭吾氏の白夜行を読む。シドニー・シェルダン的なはっきりとした伏線の張り方で分かりやすく、ぐいぐい読めた。 ただし、名前を変える、ていうトリックは反則だよな。「デスパレートな妻達」も同様。(←かなりネタばれ。第1シリーズ最終回をお楽しみに。 メアリー・アリスだけじゃぁありませんよぉ。)実は白夜行はテレビドラマで始まったばかりだとアメリカに着いてから知った。見たかった。。。 。

新田次郎氏「点の記」もなかなか。ガキの頃からこの手の山岳小説がなぜか好きなのだが、これはまだ読んでいなかった。” プロフェッショナル”とは何か、と教えられる小説だった。

 

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2005.12.31

2005年ブログ総決算

紅白が終わった瞬間にゆく年くる年が「ゴーン」という音と共に始まると、年越しを実感します。もうまもなく2005年も終わりです。 ブログを開設して早二年。総記事数は302件。昨年192件だったので今年は110件と控えめ。 まあ今年はほぼ10ヶ月を海外で過ごしたので無理もないでしょう。後半は留学記になってしまいました。留学記はブログを分けようかと検討中。

まあ昨年暮れには「勝ち犬組」 の話など書いておりました。今年も彼らの家に伺いました。もちろん新居。立派な家。加えて奥さんは二人目をご懐妊。 幸せはさらに加速する一方です。

しかし、なんだか1年を海外で過ごして、他人の幸せを見ても何とも思わなくなってきました。まわりが高級車に乗っていようが、 ヒルズに住んでいようが、軽井沢にお別荘があろうが、金融バブルにうまく乗っていようが。一日財布を開かずに、 1週間に$100も使わず新しい服もモノも何も買わない生活でも十分楽しい。大変な思いをした日々もいっぱいありましたが、 乗り越えれば確実に何倍も楽しい日々があると思える毎日でした。アメリカ生活は自分にとって月並みですが”Priceless”です。 今年は30台に到達した節目の年でしたが、とにかく来年も”チャレンジ”から逃げずに果敢に攻めて行きたい、と思います。では良いお年を。

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大型テレビがやってきた

実家にSONYのBRAVIA(40インチ)が届いた。ついにうちもデジタル放送の仲間入り。 地上デジタルやハイビジョン放送の美しさにただただ感動。タレントさんも大変だ。テレビ局も大変だ。ちゃっちいセットはすぐばれる。 不自然な照明もカメラさんの腕もばればれ。カメラのクオリティの違いもバレバレ。 番組の途中でしょっちゅう画質が落ちるのでなんのせいかと思ったら、カメラが切り替わっている(アップを取るためにカメラさんが小さめ(?) のカメラを持って近寄って撮っている時)時に画質が落ちているのだった。うーん、恐るべし。これでトリノも見たいが、その頃はアメリカだ。。 。。残念。

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2005.08.11

Friends do not shake hands!

2週に一回くらい週末に誰かがパーティーをやっている。先週末は同じJohns Hopkinsの医学生でこのコースに来ているMarkの家でのホームパーティー。このMarkと相棒(?) のMattは我々のコースで最も有名なコンビ。みんなのために名刺サイズのレストランガイドを作成し、配布。毎週末にはCDC (Centers of Disease  Control and Prevention)のMMWR(Mortality and Morbidity Weekly Report)をもじったCenters for Diversion, Cheer and Play (CDC) Matt and Mark Weekly Report (MMWR) をe-mail配信。相当ウイットに富んでおり毎回抱腹絶倒である。

Baltimoreでも近年イけてるFederal Hillにある彼の家は、いわゆる3row house.長い長屋のような作りであるが、かなりの広さでバルコニーまでついている。 8時からというので9時に行ったらそれでもまだ数人しかおらず、パーティーが始まったのは10時過ぎだったろうか。 樽生ビーフが振る舞われた。これをKegといい、このようなパーティーをKeg Partyと呼んだりする。

今日は「出身校、出身地を示すものを着てこい」「その国の食べ物を持ってこい」 という話だったが、ただのネタだったようである。誰も着てきちゃいない。そういう私も何も日本らしい着物が無く、 仕方なくHootersでシャツを買って着て行った。

Hootersといえば、Baltimoreを発祥とする、 タンクトップにホットパンツのぷりぷりのおねえちゃんがウエイトレスの有名なカフェである。

「Baltimore Orioles最高だよね、もうシャツ買っちゃったよ」 (シャツの作り、色がオリオールズのパロディになっている。)

「それ違うよ」

「えーっ、これ違ったのー!!」

「ていうかその店なんだか知ってるの?」

なんて感じで盛り上がりつつ、盛り上げつつ

「そのシャツどうしたの?」

「前ここで働いてたんだよ!」といいつつ (Hootersに男性ウエイターは当然おりません。)だっちゅーのポーズをして笑いをとりつつ、

英語の分からず白人同士の会話について行けない私は、 こんなことしかできないのであります。

もう一つのお題は、サマーコースの鬱憤晴らし。 みんながDemandingを通り越して恨みを抱いているProblem Solvingのコース。 おそらくその教授の顔に似ているからだと思うが、アメリカの国連大使の顔写真が人形に貼られて天井からつるされており、 これをスイカ割りの要領でみんなでぶったたく、というのがメインイベント。大いに盛り上がった。

帰り際はみんなで握手だの、ハグだのして帰るわけだが、 そのとき聞いたのがこの言葉

"Friends do not shake hands"

握手して挨拶している間はお知り合い。 ハグしてチュチュと音を立ててこそこの社会でのお友達なんだと認識。

でもまだうまくできずぎこちなし。

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2005.08.10

Motorcycle Injury

Public Health, law and ethics

Summer Termの比較的楽勝科目である。まだmidterm assignmentが出ていないから何とも言えないが、 出席+small quizとmidterm assignmentでPass/Failで結果が出るという、素晴らしい科目。 1回しか休めないので異常なほどみんな講義に出ているが、small quizは講義の内容の一部についての問題。 しかもポイントを喋るときは必ず教授が起こしてくれるというおまけつき。

講義の内容は、様々な公衆衛生に関する法律を取り上げ、その成立に至った過程を示すもの。今日のトピックはMotorcycle Injury。ヘルメットをかぶることを義務化すべきか、というトピックであった。Reading Asssignmentは、 いかにHelmetがバイクの死亡率を減らすか、という内容の科学的なReview.これを見る限りその効果は歴然としており、 「禁止しないほうがおかしい」という気持ちで講義に臨んだ。

しかし、ここはアメリカ。「ヘルメットをかぶらない自由」との主張。「交通事故死のコストを負担するのは本人でなく社会」と弁明され、 一度は49州でヘルメット着用が義務化され、交通事故死は明らかに減少。しかしMotorcyclist達はあくまで 「かぶるかぶらないは個人の問題」と、ロン毛にグラサン、入れ墨の強面のバイク野郎達が議会に押し寄せ大反発。 結局再び自由化されると交通事故死は再び上昇。しかし、そこでとられた対策は結局「教育」。コストもかからないし反発も少なく、 政治家は常にこれに逃げがちとのこと。

日本はといえば、、、随所にPaternalisticな考えでいっぱいであることを改めて認識。規則はお上に決められた物であり、 いかにそれを守っていくのかが日本の考え。規則そのものがそもそも正しいのかを常に問いかけるのがアメリカだとつくづく感じる。

2005.08.05

採点の透明性

うちの大学院ではテストの前に必ず"Academi Ethics"に同意することにサイン。解答用紙はコピーをとられた上開示され、 異議申し立て(regrading)を書類またはE-mailで受け付ける。特に解答に見解の相違がある場合には、 参考文献をつけて異議申し立てを行うことが出来る。

それだけチーティングをしようとする奴が多いんだろうなあ。どうしてもAが欲しい人たちが居るわけだ。

でもプロフェッショナルスクールに来てまでグレーディングにこだわるのもどうかと思う。 そもそも就職時に企業に大学院の成績は開示されないことになってる。それにもうみんな良い大人、社会人だぜ。社会で誰が君の 「グレーディング」をしてくれるんだい?自分で自分のグレーディングをするのが社会人てもんだろ? 会社でなくアカデミックポジションにいたからこう思うのだろうか、、、。研究の世界では少なくともそうだった。 人に評価されているようでは駄目なのだ。自分で自分の仕事を正しく評価できなくては駄目なのだ。 それよりもプロフェッショナルスクールだから、「卒業したあとに、学校で得た知識を元に何が出来るか?」が勝負だぜ。

友人いわく「この学校は今までAしかとったことない人ばかりだろうしねー」

そういう彼女も「Aじゃなきゃやだ」というが。まあプライドの問題か。

教授も繰り返し言う。「社会に出てこのクラスの成績がAだったかBだったかなんて一生聞かれないよ。」

しかしグレーディングがないとクラスルームの士気が落ちるのもまた事実。やはり学校にはグレーディングは不可欠か(笑)? まあグレーディングはともかくとして、テストはやはり勉強の上で重要。グレーディングのためのテストでなく、 自分が何が分かっていないかをはっきり分からせるテストをやって欲しいと感じる。社会人と学生の違いは、社会人は 「間違っててても誰も教えれくれないこと」だろう。プロフェッショナルスクールで最も重要なのはcritical feedbackだ。

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2005.08.02

宿題は

Environmental Healthには2回宿題がある。1回は「論文を読んで一般の人に分かるような新聞記事を書け。」 2回目はなんと、、、「講義でやった内容からマルチプルチョイスの問題を3つ作りなさい。」しかも、 それぞれなぜその問題が重要であるか理由を書け、と。採点基準は"innovation, integration, insightfulness"だそうだ。確かに、問題を作るというのは非常に良い勉強方法の一つである。 ちゃんと理解してないと問題はつくれない。一方、良い問題をプールしておけば、教授陣は問題を作る手間が省ける。実に両者共においしい、 素晴らしい宿題であった。

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2005.08.01

アメリカに来て公衆衛生を勉強して

人種って何だろうと思う。

公衆衛生問題を一つ選んで解決策を提案しよう、なんてグループワークがあった。 みんなターゲットは"African-american children"。そんでもって、"African-american children"にこんなリソースを提供しよう、介入しよう、なんて話にみんななる。でもさ、それってある意味逆差別を感じるんだな。 そのリソースは別に"African-american children"だけじゃなく、 AsianでもCorcasianでも意義あるものでしょ。だったらなんで"African-american children"だけがその恩恵を受けるのかな、と思う。

「最も影響を受けやすいグループに介入するのは当たり前だ」とはいうけどさ、例えば

・肥満や喘息の有病率がAfrican-american childrenで特に高い

>このグループの有病率を減らそう。

>地域全体の有病率が下がる。

>みんなハッピー

ていうけど、はてそうか?別に介入を受けてないグループは何も恩恵を受けてないぞ。

もともとAfrican-american childrenで何でもかんでも有病率が高いのは、

・African-americanは平均的にSocial Economic Status(SES)が低い

>あらゆる悪い環境因子の影響下にある。

というのがたいてい原因である。結局SESをどうにかしないとどうにもならないのに、目の前の”有病率”という数字だけを追って、 そんな場当たり的な介入策を考えるんだよな。社会構造のゆがみを公衆衛生に押しつけるなよな。でもどうして「収入が$**以下」 とかでグルーピングして介入策を考えないのか不思議だ。そもそもAfrican-american で誰? どうやってそうじゃない人と分けるのさ?

理解できないことが沢山ある。

 

 

 

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2005.06.20

しばし休載。

1年半で250編ほど書いてきましたが、これより1年間のアメリカ留学のため、当分書く暇がなさそうです。 でもぶりぶり書いてるかもしれないけど。一度記事をまとめ直したいけど、そんな暇もないだろうな、、、まだアパートも決まってない。

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2005.06.13

普通の20代男性が初めて見たタカラヅカ

タカラヅカ、宝塚。大変偏見を持っていた私。百聞は一見にしかず、である。

熱烈なファンに支えられ、客席は女性で埋め尽くされた別世界。チケットなんてまずとれない。とうてい男が見に行くものではない、 と思っていた。しかし、先月、小学校からの友人が入院した際、宝塚の生徒さんが友人にいる、ということで、 ふとした話から宝塚を見に行くことになった。男同士で見に行っちゃって良いのだろうか?

宙組国内巡業公演、演目は「ホテル・ステラマリス」および「レビュー伝説」。お芝居とダンスのセットの演目だった。始まってみれば、 宝塚とはいえ、要するに普通のミュージカルであった。男役を女性が常に演じるという点が特殊なこと以外、 やっている内容はブロードウェイの演目と何ら変わらない(ホテルステラマリスはかなり「タカラヅカ」らしくない演目ではあるようだが。)。 普通に男が見ても面白いミュージカルだと思うし、良くできていると思う。 なぜブロードウェイのショウのように誰もが普通に見にいくものでなく、 一部の熱狂的なファンだけのものであるような印象を抱かせてしまっているのだろうか?もったいない。 これ以上チケットが売れても困るのかもしれないけど。

最も注目したのは娘役トップ(←業界用語を朝ネットで勉強)の花總まりさんだった。 身のこなしの美しさが抜きんでていた。あの細い身体で笑顔を絶やさずひょうひょうと踊る姿のうつくしいこと。 レビュー伝説でのジジ役もまた愛くるしかった。途中からほとんど彼女しか見ていなかった気がする。今後の動向をウオッチしておきたい。

レビュー伝説は、ストーリーは正直よく分からなかったが、 フラメンコをはじめとして色々な踊りの要素を巧みに取り込んで、単純に見て「綺麗だ、楽しい」と思えるものだった。 正直あの構成力がお見事だと思う。最後は宝塚らしく、 紅白歌合戦の舞台に小林幸子と美川憲一がてんこ盛りになったような華やかなフィナーレだった。雑誌とかの写真を見ると、なんだか滑稽だが、 実物は全然違う。繰り返すが、普通にNYのブロードウェイとそう変わるものではない。きっと本劇場だと大階段もあり、 オーケストラも生でさらに迫力ある物なのであろう。次回は本丸を目指すことにしよう。

 

2005.06.02

煙草と犬とおっぱいに寛容な国

フランスではなにかとアメリカと一風変わった印象を受けた部分があった。例を挙げるならば、煙草と犬とおっぱいへの寛容さである。

フランスではとにかくみんな煙草を吸う。特に女性がすごい。綺麗な女性が格好良く煙草をふかすさまが印象的だった。 屋内禁煙なんて言う近代的なルールもなく、どこでもみんな吸いたい放題。アメリカや日本では見かけなくなった風景である。

そして犬。シャンゼリゼ通りの犬の糞の多さといえば有名である。

「フランスに行ったら何を見たらいい?」

と聞かれたら迷わず

「おまえの足元を見よ」

と答えたい。ニースの街も犬の糞だらけ。湯気が立つフレッシュな物から踏まれてぺっとり、ひっそりかちかちな物まで。お気をつけあれ。 カフェも連れ込みたい放題。キッチンの中からのっそり出てくるのも当たり前。うーむ。犬ってそんなに汚くないのかも、と、 日本の犬連れ込みOKカフェに否定的な私もつい「そんなものか」と誤解してしまう。

そして、おっぱい。先日のカンヌ映画祭でおっぱりぽろりをしてしまった女優があわてることなく元に戻すさまを、日本の写真週刊誌が 「さすが大女優の貫禄!」などと報じていたが、なんのことはない。こちらではおっぱいはとりわけ隠す対象ではないのである。 ニースのビーチはトップレスで日焼けする女性が満載。とは言っても期待せぬよう。お年を召した方ほど寛容なようです。

 

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コルシカ鉄道

学会後一日滞在を延長しコルシカ島を北上。AjaccioからBastiaへコルシカ鉄道に乗りました。

私が乗ったのは1両のディーゼルカー。某サイトによると「出発時間は時間通りだが、そのうち『コルシカ時間』になってゆく」 という記載がありましたが、見事に出発も『コルシカ時間』。10分遅れのご出発。登山客らしき人たちで立つ人もいるほどの大にぎわい。 終点まで4時間の旅です。

最初は地中海を眺めながら港町を走り抜け、ほどなくして丘を登り山間地帯に入っていきます。 とにかく景色がどんどんめまぐるしく替わっていきます。荒々しい岩場、 崖を抜けたと思えばトンネルを抜けると一転して穏やかな丘陵地帯に入ったり、と写真を撮る手を休めることが出来ません。

混み込みの電車も乗り換え地ポルトレッチオに到着するといつの間にか乗客は数人に。 ここからCalviへ向かうとまた海岸地帯の景色に替わるようです。ポルトレッチを出てほどなくしてなぜか全員電車をおろされました。 そこに待ちかまえていたのは

バス。線路工事中のため最後の30分はバスの旅になりました。窓を開けて写真は撮れないけど一粒で二度おいしい気分。 Bastiaに近づくに連れ、海を見下ろす眺めに替わりました。左に荒々しい岩場とその上に点在する村、右手に青い海。 素晴らしい景色を楽しみました。

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@コルシカ島

コルシカ島の印象。

なにもない。

金持ちと老人と暇人しかいない。

オフシーズンと言うこともありますが、暇そうなおじいさんおばあさんだらけ。ここは国際的な観光地ではないのでしょうか? 土産物屋でさえ英語を理解する人がほとんどいません。おまけに宿舎はインターネット環境が絶望的。 24時間内に2時間使えるWifiカードが10ユーロ。こんなところで国際学会を開催するとは何を考えているのだか。

でもビーチを見たらそんな気分も吹っ飛びました。

真っ白な砂浜に透き通った水。こんなビーチ初めて見ました。午後のセッションは毎日4時スタートで、 一体このオーガナイザーは何を考えているのか?と思いましたが、そんな気持ちは一瞬で感謝の気持ちに変わったのでした。

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コルシカ島への旅。

なぜだか分からんが、2年に一回の国際学会が今年はフランス・コルシカ島での開催。 こんなことでもなければ決していくとはなかったでしょう・・・・ルフトハンザでフランクフルト>ニース経由でコルシカ島へ。 所要時間20時間の旅、一応その日のうちにはつくことが出来ました。

行きのルフトハンザ便はマイルでビジネスへアップグレード!導入されたばかりのフルフラットシートで楽々、といいたいところですが、 あの160°くらいのフルフラットはいまいち微妙。映画は種類豊富だけどなぜかオンデマンドでは無し。 帰りのANA便ではエコノミーさえオンデマンドであることを考えると、はっきりいって期待はずれでした。 まあネットが出来るようになったのは大したもんですが。

ニースからコルシカ島へは飛行機。ついに念願かないプロペラ機です。(セスナは乗ったことあるんだけど)

低めの高度のおかげで空中散歩気分を味わえました。(行きは夜だったので帰りだけだけど)

 

 

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2005.05.23

13人の共同研究者の責任とは?

阪大チームの不正データ事件。

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20050519p101.htm

「アメリカの論文の半分は嘘だらけ」なんて言う人もいるし、悲しいことに科学の世界でデータの不正や捏造なんて良くある話ではある。 しかし、今回の事件、日本の科学界に色々な意味で衝撃を与えたと思う。ネットでは色々な意見が流れているが、 ここで私は共著者の責任について考えなくてはいけないと思う。

生命科学の論文の著者は得てして多くなりがちだ。一つの論文を発表するまでに色々な人の手で色々な実験が行われて、 一つの結論が導かれて論文にまとまるわけで、1人、または数人の手で全ての実験、研究成果のまとめが行われることは確かに少ない。 どこまで関与した人を共著者として良いか、という明確な基準はないが、

・その人無くしてそのアイデアは生まれなかった。

とか

・その人の存在無くしてその実験は遂行し得なかった、

という点が重要なポイントとなるだろう。そして、

・(ボスとして)資金を提供した。

・著者の1人のボスである。

といっただけでは共著者に名を連ねるべきではない、とされている。しかし、日本発(だけではないが)の論文は、 たいていこういったつながりは無視できず、例えば特に医学部などでは、ディスカッションに何ら参加していなくてもLast authorやCorresponding authorに所属する科の教授の名が連なるのはよくあることだろう。しかし、 論文に名が載った以上、その論文の内容については全責任を負う覚悟でなければならない、 いわば連帯保証人のようなものであるべきだと思われる。

さて、この今回の不正事件、共著者、そしてLast authorの教授は(マスコミによれば)

『「自分は関与していない」と説明しているという。』

と言っている。おそらく「不正を指示したりはしていない」という意味ではあろうが、残念ながらこのような言い訳は通らない。 先に述べたように、共著者は連帯保証人のようなものであるからして、何らかの処分は妥当であり、この教授のみならず、 共著者全員がなんらかの責任を追うべきであろう。なぜこれだけの共著者がいながら不正を見抜けなかったのか、じっくりと調査して頂きたい。

しかし、今までのデータ捏造事件(風の噂に聞くものを含め)で、共著者が全員大学を去ったりすることは無かった気がする。ネットでは 「医学生のスタンドプレーに巻き込まれた共著者がかわいそう」、などという意見も散見するが、それもまた然りと思える部分はある。しかし、 日本の科学界は、「共著者のあり方と責任」について、これを機会にじっくり考えなければいけない。

アメリカ式の競争のあおりを受け、とにかく「結果・成果」だけが重視されるようになりつつある日本の科学界。 私が3ヶ月滞在したアメリカのラボヘッドは、そんな中でもデータを自ら吟味し、不必要とも言えるほどに追加実験を命じ、 慎重を期している間にほかのラボに内容をパクられ下々のものを泣かせるほどの厳格さを持ち、論文発表には慎重であった。成果も大事だが、 そんな姿勢を評価することも忘れてはならない。

2005.05.17

恩師の一言

日曜日に鎌倉の海岸沿いの店で、小学校のクラスの同窓会があった。天気にも恵まれ景色もサイコーな中、 恩師の最後の締めの一言は実に素晴らしい一言だった。

「同窓会に来て、『昔は良かったな』、なんて話はしているようではいけない。『昔は苦しかったな』と話せるようになりなさい。」

先生、ますますお元気でいて下さい。

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2005.05.05

@Birdland

Wednesday-Saturday, April 27-30
GARY BURTON
"Generations" Featuring:
JULIAN LAGE
Gary Burton is the most recognizable contemporary voice on the vibraphone. Not only did he develop that instrument’ s now ubiquitous four-mallet technique but he also lead bands in the 1970’s that introduced scores of young musicians, including guitarist Pat Metheny, to the world. After over 30 years as a professor and dean at Boston’s Berklee College of Music, Burton recently retired from education to return to performing full time, mentoring young musicians through his “Generations” band, and hosting a weekly radio show on the Sirius Satellite network. This engagement, featuring wunderkind guitarist Julian Lage, will celebrate the new Concord Records CD, “Next Generation.”

やっぱりNYにきたらBirdland.このBarは、客席との一体感がものすごくあります。今日はビブラフォンを中心としたメンバー。残念ながら到着が遅れ、半分も聞けなかったけど、CDでも買ってまた聴いてみたいバンドでした。

2005.04.24

LAへの旅②レンタカー

アメリカで初のレンタカー。左ハンドルは日本で乗ってたけど、右側通行は初めて。緊張がつのります。

予約はwww.hotwire.com.

日本の予約サイトを通すのが最も安い、とよく言われますが、大嘘です。私の知る限り、htowireでしょう。 大手3社(Hertz,Avisなど)のどれかで、私の場合3日間でコンパクトカーが41ドル。安すぎです。

しかし、、、保険が高いのなんのって。一応一通り入ってるパックの物にしたら1日26$。レンタカー台の倍以上だよ・・・ ちゃんと選んでかけた方が良いかも。一つ一つ選べるのに、係員はパックでいくら、という選択肢を薦めてくるので要注意です。

車は、なぜか、ずらりと並んだアメ車の中から、私が探し当てた物は三菱ランサー。アメ車に乗りたかったのに・・・・ でもさすがランサー、Freewayでの走りっぷりは大した物でした。これがコンパクトカー扱いかよ・・・・ 追加で$20出せばコンバーチブルに出来ました。すると3日で$100か、、、それも激安だ・・・

カーナビは必須かな、と思い頼んでみたら携帯電話みたいなのを渡されました。全体の地図が出るわけでなく、あと何マイル直進、 何通りで右に曲がる、程度の指示がでます。ただし、英語で(笑)。会社によっては日本語ナビもあるみたいですけど。 「このボタンとこのボタンを押して、行き先を入力して」というからやってみたら「Where would you like to go?」 と機械らしからぬ声。なんと、コールセンターに電話がつながり、行き先を告げると、センターが案内を入力していくれるという仕組み。 便利は便利だ。いちいち出発前にピッピと入力するよりずっと良い。しかしちょっと面食らった。

右側通行は、、、、右を走る、右を走る、と念じていれば何とかなりました。 レンタカーの駐車場で左を走ってクラクションを鳴らされている日本人もいましたが。

2005.04.17

シャルル・デュトワ指揮フィラデルフィア管弦楽団 

The Philadelphia Orchestra
Charles Dutoit,  conductor


Kimmel Center - Verizon Hall

A Feast of Rhythm
RIMSKY-KORSAKOV  Russian Easter Overture
STRAVINSKY  Symphony in C

BEETHOVEN  Symphony No. 7

 

もう一度聴きたくてやってきました。フィラデルフィアオーケストラ。今日はシャルル・ デュトワ指揮のため値段が若干高めです。今日はチープに。一番安い$10の席を買ってみました。 ご覧のように最上階。真上からオーケストラを見下ろす、若干恐怖感あふれる席。指揮者の呼吸、オケの動き、 個々人の音色がはっきり聞こえます。やっぱりオケの吹き方(音響を考えた吹き方) をしてるな~という印象を受けました。アンサンブルはやはり上手い。 オケを勉強したい人には安くて最高の席ですね。

最初の二曲はいまいち単調な曲で私的にはあまり好きではありませんでした。よってノーコメント。

問題は大好きなベートーベン7番。さすがにこの席で聴くのは厳しい。結構1階席に空きを発見。 これは行くしかないでしょ。

フィラデルフィア・オケにはStudent Rush ticketという制度があります。 学生に対してのみですが、開演30分前に行くと、 開演直前に案内係が空いている席にどんどん押し込んでくれる、という制度。 だからとてつもなく良い席に案内されたりもします。僅か$10。そのノリで頼んでしまいましょう。

休憩の間に1階席に行き優しそうなおじいちゃんの案内係に聴いてみました。

「う~ん、みんなが席に戻ってみないと分からないな」

好感触です。休憩の間中おじいちゃんの目の届く位置でじっと待ちます。すると、 するするっと近寄ってきて

「ここの席の端に座って良いよ」

感謝感激です。1階席最後方ですが、今日は$120以上の席。案内係に感謝、アメリカに感謝。

しかし始まってみると、1階席は知らぬ間にほとんど満席。な~んだ、みたいな(笑)。

結局ベートーベン7番は、良かったけど私的にはデュトワの曲作りはあまり好みではありませんでした。 しかしここの観客はいつも熱狂的です。最後は常にスタンディングオベーション。日本に帰った頃、 日本ツアーでやってきます。こっちで安い値段で聴いておこう、 と通っていましたが日本でも結局又聴きに行ってしまいそうな予感・・・・

 

 

2005.04.11

ワシントンの桜。

ワシントン・ポトマック公園の桜は大変有名です。運良く桜の時期に見に行くことが出来ました。さらに運がよいことに、 天気が良く丁度満開!カメラを忘れてきたことだけが本当に悔やまれます。

この日は「桜祭り」のイベントとも丁度重なり、地下鉄から車からDC内は大混雑。完全にキャパシティを超えていました。 屋台も売店も長い行列。とても何か買う気にはなれません。地下鉄の入り口は入場制限。あわや将棋倒し、という混雑っぷりでした。

しかし驚きました。その桜の数。ポトラック池?川?を完全にぐるりと一周桜が取り囲みました。スケールは千鳥ヶ淵の比じゃないですね。 もともととても美しいDCだけに桜がとっても綺麗に栄えます。これは間違いなく"MUST SEE"の一つと思われます。 旅行で見るには時期を合わせなくては行けないので至難の業ですが。

日本との一番の違いは、酒臭いお花見集団がいないこと。屋外での飲酒は法律で禁じられております。 日本もそうしても良いんじゃないかな?世界でも珍しく飲酒に甘い日本ですからねぇ。。。コンビニでいつでも酒が買えるようになっちゃたし。 でもこっちは厳しすぎな気もする。

2005.04.08

サマータイム

先日の日曜日よりサマータイムに突入した。サマータイム初体験である。

日曜日の午前2時、時計の針を1時間進める。IP電話(スカイプ)で話していたら、突然パソコンの時計が2時ではなく3時になった。 突然ものすごい夜更かしをしている気がしてしまった。

*スカイプ

skypeとはインターネット電話ソフト。インターネットさえつながっていれば世界中どこでも無料通話できる。驚くべきは音質。 普通の電話よりきれい。息づかいまで聞こえすぎてしまう。電話に金を払うのが馬鹿らしくなる。(日本の国際電話は高すぎる!) あまりに知られていないのが不思議でならない。一般電話にもかけられるスカイプアウトは、アメリカ・ヨーロッパを介する通話だと激安。 しかし音質は昔の携帯電話並み。通話中に残高が分からないのがやや不便かな。

サマータイムになっておかしいのは、太陽の高さと時間の感覚である。まだすげー明るいな、 と思っていると午後7時をとうに過ぎていたりする。「暗くなったからそろそろ帰るか」などと思っていると、8時を過ぎてしまう。 一方朝は8時くらいでも夜明け後間もない雰囲気を感じる。ちなみに日の出は6時半、日の入りが7時半である。

2005.04.02

hiromi(上原ひろみ)@ZanzBarblue Philadelphia

フィラデルフィアのJazzBar、ZanziBar blueに行ってきました。ネットでアーティストをチェックしたところ"Hiromi"という日本人ぽい名前が。あれ、誰だ? と思いネットで検索すると、そう、あの"Another mind"で華々しくデビューした上原ひろみではありませんか。14才でチェコフィルと共演、 16才でチック・コリアと共演、初CDが年間最優秀CDに選ばれたという新進気鋭のアーティスト。なんとラッキーなことでしょう。

残念ながらZanziBar Blueは雰囲気は良いのですが、NYのBirdlandなどと比べると高級接待系の雰囲気です。 なんていうか、音楽よりも食事と雰囲気がメインの雰囲気というか。1人で聴きに来ている私のようなマニア(?)もちらほらいましたが。

左端の顔半分でてるヒトがHiromi.

CDのジャケットより実物の方がかわいいです。弾いているときの楽しそうな笑顔が素敵です。

1曲目は"Another mind"の1曲目から始まりました。ざわついていたテーブルを見事に鎮めました。SoloのGreen Tea Farmはなかなか素敵な曲です。最後のフレーズは「夏も近づく八十八夜♪」。日本人にしかその心が分からない粋な曲です。

シンセも使いつつ、ほんとスタイルにこだわらず、新旧ジャンルごちゃ混ぜのメロディラインで、おもちゃ箱的な演奏ではありますが、 めいっぱい楽しませてくれる演奏でした。アンコールのガーシュイン、これまた情熱に満ちたガーシュインでした。 「私の大好きなガーシュインを」といっていましたが、そんな前振りが無くとも、その大好きな気持ちがみんなに伝わったことでしょう。

ヤマハ音楽教室でピアノを始めたんですね。僕もヤマハ音楽教室でフルート習ったのになぁ、この違いはいったい(笑)? ヤマハ音楽教室で、というので私はエレクトーンから始めたのか、と重大な勘違いをしていました。 おかげでBarで会話したアメリカ人に大嘘こいてしまいました。

彼女はピアノじゃなくて電子オルガン(エレクトーン)からキャリアをスタートさせたんだよ

とんでもない大嘘です。そんなわけないっす。ごめんなさい。

終了後CDを買いサインを貰い一緒に写真まで撮ってきました。アメリカってアーティストとの距離が本当に近いなあ、という気がします。 彼女は相当お疲れのようでした。どうもツアー初日だったようです。日本では浜松ジャズフェスティバルに出演するようです。 今回東京には来ないのがちょっと残念です。

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2005.04.01

うちのラボ

うちのラボは中国人2人、インド人4人、フランス人1人、日本人(私を含め)2人、 ほかは10人くらいのアメリカ人で構成されています。とにかく生物学系のラボに中国人とインド人の多いこと!日本人も結構いますが、 Undergradになるとアジア系なら韓国人、中国人、ほかインド人が目立ちます。

タイムスケジュールはこんな感じ。

9時頃 ポスドクA一番乗り

10時頃までにこのほか2,3人現れれば出だし好調。

10時半 1人のポスドクを除きメインメンバーはだいたい揃う。

11時 インド人ポスドクB、登場

午前中はラボはとても静かです。

1時ー2時 ランチタイム

ラボ内のソファ&テーブルでがやがや。

午後3時頃 学生、ローテートの大学院生があらわれ最もにぎやかな時間 

17時半 ポスドクA 帰宅

18時 中国人大学院生 帰宅

途端に静かになってくる。

22時~23時 インド人ポスドクB,日本人大学院生帰宅

土日は、午後3時~午後7時は必ず誰かいます。スタートは遅めですが、ラボに電気がついてる時間は建物の中で一番長いでしょう。

とりあえずこんな感じ。

 

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春間近

フィラデルフィアも暖かくなってきました。風に春の匂いを感じるようになりました。ちょっと土臭さの混じった湿った風。夜少々冷え込んでも風の肌触りは柔らかです。

10℃を超えると途端に半袖、タンクトップ、ゴム草履、短パンなどなどみんな露出度が高くなります。ちょっと気が早くねぇ?でももう4月。緑あふれるキャンパスが早く見てみたいです。

2005.03.27

ラッシュチケット

先週末は日本の「鼓童」が来ていましたが、残念ながら「ラッシュチケットで行けるでしょ」と思っていたら大間違い。売り切れでした。 今週はフィラデルフィアオケにチャレンジ。木曜日は「チケット半額!」というメールが来たくらい不人気? と思われるので今日は行けるでしょう。

しかし5時に並んだら結構行列。でも一人だったおかげで1階の最後部の席をもらえました。僅か$10! (屋根の下の席ってあまり好きではないけど、全然問題なし。)

The Philadelphia Orchestra 
Yakov Kreizberg,  conductor 

Yakov Kreizberg 指揮者はこの人、クライツベルグ。ちなみに今年のウィーンフィルの日本ツアーを指揮します。


 

 

Hilary Hahn,  violin   
Hilary Hahn バイオリン・ソリストはヒラリー・ハーン。売り出し中の若手アメリカ人バイオリニスト。 グラモフォン、ソニーでCD出してます。

 

 

 

 

演目

DVORAK  The Water Sprite 
BARBER  Violin Concerto 
SHOSTAKOVICH  Symphony No. 6

比較的マイナーな曲目です。どれも初めて聴きました。でもDVORAKのこの曲結構良いですね。 あまり演奏されないのがもったいないです。とにかくこのKimmel Centerは音響が素晴らしい! 最初2曲は特にオーケストラのアンサンブルの美しさが際だっていました。 この指揮者もかちかちっと指揮棒ふってきちんと合わせてくるタイプで聞いてて気持ちよかったです。

しかし何より秀逸だったのはこのバイオリニスト。とても小柄で遠目にはビオラを持っているように見えてしまうくらいですが、 素晴らしい音を出していました。さらにアンコールのソロはコンチェルトより良かった!

ショスタコービッチ6番は微妙な曲です。1楽章は5番の印象を引きずっている印象。 映画で言うIが成功してIIを作ろうとして失敗しちゃったかんじです。そりゃいかん、と気づき2楽章以降をなんとか仕上げた印象。 できとしては前プロ2曲のほうが良かったかもしれません。

フィラデルフィアオケは5月に日本に来るようです。サントリーホールではどんな音になるのでしょう? それより値段がいくらになることやら。

2005.03.21

Go Phantoms!

アイスホッケーをやらないこと1ヶ月。ストレスがたまってきました。ホッケーがやりたい。レンタルDVDで「ミラクル」を見ました。 ホッケーDVDを買いました。余計にフラストレーションがたまりました。仕方ないから生で見に行くことにしました。

ご存じの通りNHLは今期全日程をキャンセル。そのためAHL(大リーグで言う3Aといったところでしょうか) の試合を見に行きました。フィラデルフィアはフライヤーズと提携しているファントムズの本拠地。Wachovia Spectrumに行ってきました。

このphiladelphiaのwachovia centerというところには、NFLのイーグルス、NBAの76ers、 NHLのフライヤーズ、他インドアフットボールやプロサッカー、室内ラクロスチームなどの本拠地となっており、巨大な施設です。 どうやっていくのか判らず、大変苦労しました。ネットでもあまり無かったので書いておきます。地下鉄オレンジライン、 Southboundの終点です。ただし、駅を降りてその広大な敷地に呆然とするかもしれませんが、 地下鉄で市内の真ん中から15分程度で行けてしまいます。ちなみに帰りにタクシーを探しましたが、ほとんど走っていませんでした。 帰りが10時近くなるので「地下鉄は危ない」などという意見もあるかもしれませんが、沢山人が乗っているのでドンマイです。

試合はIcecatとの対戦。席は6割ー7割くらいは埋まっていたでしょうか。入場者は8000人というアナウンスでした。 大したもんです。NHLを生で何度か見ているので、ホッケー的には新たな感動はなく、淡々と北米流ダンプインホッケーを見せられた、 という感じでした。2Pまでは断然Icecatが圧していましたが、 3Pに地元の応援に乗って得点を積み重ねたPhantomsが勝利いたしました。途中2回くらい殴り合いをしてくれました。 何となく出来レースのような気がしないでもありませんでしたが・・・・ 東京都社会人アイスホッケースーパーリーグの方がある意味乱闘はより激しくリアルです。

何に感心したかと言えば、観客を楽しませる努力でしょう。地元子供達による国歌斉唱に始まり、試合中のMC,応援の盛り上げ方が大変上手、試合中に観客席を訪れ突然クイズをしてプレゼントしたり、 ピリオドの合間にはTシャツの投げ入れや地元の子供によるミニゲームをしてみたり、ザンボに観客を乗せてあげたり。入場料が安い (最高でも$30くらい)こともあって子供や家族連れが大変多く見受けられました。

2005.03.14

ニューヨーク音楽三昧④Jazz@BlueNote

Birdlandの演奏終了が12:30。雨の降る中タクシーでBlueNoteへ。 こんなにいっぱい1日で聴いたら、なんかもったいない。でも、このままホテルにはとても帰れない。帰りたくない。

 BlueNote New York 

Chris Bergson Band
FEATURING:
Chris Bergson, lead vocals & guitar
Jay Collins, tenor sax & backing vocals
Brian Charette, organ
Tony Leone, drums

 

 

夜のステージは結構遅れて始まりがちなのですが、やはり、このバンドも実際に始まったのは1時20分くらい。 この時間になると人はまばらです。アジア人は私1人。$8の入場料だけで聴けます。

ボーカル&ギターのリーダーがニューヨーク育ちの若者なのですが、ギターのテクと歌声が実にoutstanding。しかし、 JazzというよりどちらかというとBluesのようです。Blues+Jazzと言う様相でした。とにかくこのChris Bergsonと言う男、これから何かやってくれそうな楽しみなアーティストです。

もう満腹です。おやすみなさい。

ニューヨーク音楽三昧②ウィーンフィルハーモニック

ウイーンフィルのショスタコービッチ5番。実に珍しい組み合わせだ。1週間前にネットでは数枚残っていた。 残っているなあーと思っていたら、次の日突然買えなくなっていた。あわてて電話すると

「Partial Viewしかない」

Partial Viewに$80も出せるか!普通なら$10で売るチケットじゃなかったのか?

そんなわけで当日を待った。チャンスは当日にあり。駄目なら最後

I need ticket!

あるのみだ。

「聞こうと思って聞けないコンサートはない。」

昔ヨーロッパのユースで知り合った人が教えてくれた。正装が無く、ザルツブルグ音楽祭のコンサートに、 オレンジの帽子にオレンジのパンツ、白のTシャツで行き、正装した観客に"Wonderful!"と絶賛された彼は今何をしているだろう?

当日電話したら、やはりあった!$165+TAXなり。席はなんと、、前から5列目、中央。隣に日本人の方が1人で来ていたので 「今日買ったんですか?」と聞いたら「1年前に買った。」とのこと。相当ラッキーだと思った方が良いと不満げに言われたが、 当日すごいチケットが出ることはよくあるんですよ。

 

 


 

 

Vienna Philharmonic Orchestra
Mariss Jansons, Conductor
BEETHOVEN Symphony No. 2
SHOSTAKOVICH Symphony No. 5

プログラムはベートーベンからスタート。実は、オケ間近の席はあまり好きではありません。それは弦がさわさわ、 と微妙に不揃いな音が聞こえるから。しかし、ウィーンフィル、そんな音は聞こえません。終わってみればこの席、非常にラッキーでした。 これほど美しい弦のアンサンブルを、繊細なpppまで完璧に楽しむことが出来るとは!

さて、注目のショス5。ウィーンフィルがショス5をやるなんてかなり珍しい。今日の指揮者が実はムラビンスキーの指導を受けており、 指揮者が得意としているのだろう、と隣の方。レニングラードフィルの助手だったことがあるんですね。

しかし、ショス5は難曲だ。どんなオケでもソリストが必ず誰か音を外す。がさつになる。 ウィーンフィルのお手並み拝見といったところだ。ムラビンスキーのショス5と言えば、やっぱり超速ショス5だろうか?

しかし、それが大違い、平均的なテンポよりややゆっくりな程度だった。でも極端に遅いか、普通か速いかしか聞いたことがないので、 この「平均的なテンポよりややゆっくり」なこの速さは初めての体験だった。が、しかし一音一音を非常に大事に、 確実に歌い上げた素晴らしいテンポだった。出だしのアンサンブルで「これはいける」」と思えた。第1楽章は完璧としか言いようがない。 背筋のふるえる名演だった。

しかし、第2楽章でコンマスがソロの音を一つ外すと、やや険悪なムードが漂った。(コンマスがかなり落ち込んでいた。) 第3楽章でさらにクラリネットがそろで致命的なミス(指違い)を起こした。そこでオケの緊張感が切れてしまった。 第3楽章の弦のアンサンブルに期待していたのだが、前2楽章に劣るものになってしまった。しかし、第4楽章は見事挽回。 見事なフィナーレを迎え、観客総立ち。何が良かったって、自分的にはフルート。こんなに甘く美しく歌ったソロは聴いたことがない。 パーフェクト。若手でしたが、今後にさらに期待。

New York Timesの批評もなかなかでした。
A performance of this work 12 years ago, with Georg Solti conducting, lives in the memory as one of the Vienna Philharmonic's few failures at Carnegie: pretty in a way that the work is not. Here, Mr. Jansons, who was born in Latvia and has worked extensively in Russia, galvanized the players to a Slavic intensity, something utterly remote from Viennese charm. The first movement was slow to catch fire, but the cellists brought the performance to heated life with their slashing bows at the start of the second. And from then on, for all the admirable exertions of the woodwinds and brasses, the strings gripped the attention, whether sustaining the finest thread or bursting with harsh sonority. from The New York Times

アンコールは珍しく2曲あった。ワルツ系で締めるかと思ったら違ったから、おかしいな?と思っていたらやはり、もう一曲。 それにしてもニューヨークの観客は早く帰りたがりだ。ショス5が終わった瞬間出ていこうとする奴が多数。オケに喧嘩売ってんのか?

今度カーネギーホールに行くとしたら2階のバルコニーの真ん中をとりたい。オーケストラフロアの席と2階バルコニーの客層・ 服装を見るとよく分かる。1階にはいろんな奴がいるけど、2階1列目は皆正装だった。ラフな格好の奴が多かったのが意外だった。

ニューヨーク音楽三昧③Jazz@Birdland

オーケストラのあとはBirdlandへ。 昨年9月に続き2回目である。

ニューヨークにはいくつもJazz Barがある。オーケストラは10時から10時半に終わるだろう。 このあとに2軒なんとかはしごできないだろうか?結論は、

23:00~ Birdland

24:30~ BlueNote。

Jazz初心者の私は、とにかく手当たり次第に聞くのがまず目的です。

Birdland

TOMASZ STANKO QUARTET
Polish trumpeter Tomasz Stanko, “evokes the spirits of the finest trumpeters dead and living while creating a mood and a voice uniquely his own." (Stereophile) In the past few years Stanko and his young Polish band have continued to make their mark. Many miles of touring, on both sides of the Atlantic, have honed their already exceptional group understanding. Their recent ECM Records CD, “Suspended Night,” builds upon the conceptual framework established by their previous critically acclaimed recordings.

Tomasz Stanko: trumpet
Marcin Wasilewski: piano
Slawomir Kurkiewicz: double-bass
Michal Miskiewicz: drums

ヨーロッパから来てツアーしてるグループのようです。 グループとしてはまだあまり有名ではないのかもしれません。客が金曜日の割には閑散としてました。リーダー以外は、 ステージの裏方のお兄ちゃんと見間違えてしまった若さ。若いJazzMenはなんだか「まだまだ青臭い演奏だな」 なんて先入観でつい見てしまいます。老練なカルテットがあうんの呼吸で好き放題弾き楽しむ様子とはまた違いますが、 緩急のある熱気あふれる演奏を楽しむことが出来ました。

どの方も最高なのですが、私が一番気に入ったのはdrums。音造りのテクが最高。 ありとあらゆるスティックで色々な音を造っていました。演奏の中で次々と色々な音を造っていくその様子はまさに神業。

最初は半信半疑だった観客席も、最後には完全に「持って行かれて」ました。 もう一度このバンドを聴きたい。

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2005.03.13

ニューヨーク音楽三昧番外編-Budget hotel

これだけショウやコンサートに金を費やしてしまったら、あと削れるのは宿泊費のみ。ドミが一番安いのは分かるが、 それほどの気力はないので、せめてシングルルームを希望。

しかし、しかし、週末のマンハッタン。$200以下のホテルはほぼなし。hotel.com, travelocity, expedia等々調べまくったが、ない。最安値はオクトパストラベルが出したホテルペンシルバニア13400円。 (←宿泊税など全て込み値段を出してくる日本語サイトだが、意外に安い。)うーん、もう一声。

やはり、マンハッタンの格安ホテルと言えば、、、Portland Squareか。学生の頃1度利用したきりだが仕方ない。

TKTS徒歩1分。Shared Bath Single $65.

爆安である。マンハッタンでこれは。でも、部屋は・・・

部屋の角から撮ってこれが精一杯。あとは洗面台があるだけ。ドアも全部開かない。狭い。狭い。Shared Bathはくさい。汚い。 シャワーは下が詰まっていて、浴びるほどに足下がひたひただ。

でも、お湯は出ます。シーツはクリーニングしてます。タオルまでおいてあります。鍵も閉まります。テレビも見れます。 玄関のドアはフロントがウオッチして鍵を開閉してます。同じくTheater DistrictのBest Westernのように娼婦にドアを叩かれたり、中華の出前のパンフがドアの下から差し込まれることもありません。

ありがたや、ありがたや。

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2005.03.09

春の嵐。

昨日は20度越え、今日は氷点下の猛吹雪。今外は体感-13℃。道路はかちかちに凍っています。 暖気が入ったところに寒気が入ってくるとこういうことが起こるんだな、という典型的な荒れた天気。春は近いのでしょう。

今日はビデオを借りてきました。Shall we dance?アメリカ版、コメディのWhite Chicks。 今日は水曜日で普段は一晩レンタルが3$のところを2$!帰ってビデオデッキに入れました。テレビをつけます。あれ? テレビに外部入力チャンネルがないぞ。裏に回ると恐ろしい光景が・・・・

テレビに外部入力端子がない!

ビデオデッキにはアンテナしかつながってない!

このビデオデッキは何のためにあるんだ!!

そして寂しくネットサーフィンを続けるYantaro!でした。

 

 

2005.03.04

Phillyの日本食

ちょっと今日は疲れたので早めに帰って、日本食レストラン「奈良」に立ち寄った。初めて見つけた時は、 「いかにもうさんくさい日本食だな」と思ったが、そう悪くもないという話を聞いて入ってみた。

「いらっしゃい!」という声に迎えられて中に入ると、日本人などほとんどおらず、席はかなり埋まっていた。後にほぼ満席になった。 (いらっしゃい、て久しぶりに聞いたよ。)

ウエイトレスはアジア人顔だが日本人ではなさそうだ。ペン大のキャンパスにはやたらアジア人がいるが、ほとんどが中国人、 次に多いのが韓国人という印象である。日本人にはあまり会わない。が、 韓国人かと思いきやそばを通ったら思い切り日本語で会話してたりしてするので判らない。最近はアジア人の見分けが全くもってつかなくなった。

さて、鶏すき焼きの定食みたいなのを頼んだ。その前にサッポロ黒ラベルで一息。「Imported」 と書いてあるから日本の輸入かと思いきや、ビンが4$は安い。よく見たらカナダで製造していた。 確かに日本で飲むよりちょっと薄い感じかもしれない。

しばらくするとなぜかいきなりお椀に入ったみそ汁にスプーンをつっこんで持ってきた。

「何でみそ汁だけ持ってくるんだ?」

程なくしてサラダと小鉢が来たときに気がついた。

「みそ汁=スープ」

ということです。

隣の外人が白いスープ皿でみそ汁をすすっていたのは笑えた。スゲーまずそう。黒いお椀に入ってこそみそ汁でしょ。 おそらくインスタント。

ご飯はまあ吉野家よりは上かな。鶏すき焼きはちょっと味付けが甘かった。でも結構周りで頼んでいる人を見かけた。 おそらく人気メニューの一つなのであろう。隣の人が食っている寿司もちゃんとした旨そうな出で立ちをしていた。

日本らしさを残しつつ、かなり色々な面でこちらの文化に適合させた日本食だった。値段はしめて24$+チップ。 日本でこの味でこの値段だったら暴れてやる。

2005.03.03

久々の更新ですが。

筋トレが4週間続いた。毎週2回。この出張中は「肉体改造」も目標の一つ。一度改造してしまえば、維持はさほど難しくない。たぶん。 だんだん着てる服がきつくなってきた。スゲー効果だ、と思っていたけど実は、 洗濯屋のタンブラー乾燥機のおかげで服がだんだん縮んできているだけのことらしい(笑)。

今日は風が強く吹いた。風がない日の0度は耐えられるが、風のある日は体感氷点下10度近くになる。耐え難い。

最近気になっているのは、アメリカのゴミの行方である。東京では燃えるとか燃えないとか分ける分けないで大変だった。 路上や駅にもゴミ箱が無く、捨てる場所を探すのに苦労する。ところがこっちはどこにでもでかいゴミ箱がどーんと置いてあって、 どんなでかいゴミも、ぼかっと投げ込むだけ。ゴミ集めの人も何事もなく集めていく。一応ビンは分けているようだが。 埋め立てしてるらしいとは聞くが、一体どこに行っているのだろう?廃車になった車はどこへ行くんだろう
?人口密度が低いから目立たないのか?砂漠に埋めているのか?(核実験の時に燃やしてる?)不思議でならない。

2005.02.26

気がつけば

フィラデルフィアに来て3週間がたとうとしている。先月の滞在を含めればもう1ヶ月。しかし、ほとんど家とラボを往復している。

Dayly Pennsylvanianという学生新聞がある。学生新聞とは言っても平日は毎日街角に置かれ、 見ての通りホームページに記事を公開。社説もコラムもあり、主にキャンパス内のニュースと学生スポーツの結果が毎日書いてある。 普通のニュースもNYtimesの記事が載っている、とってもお買い得な新聞である。

記事のローカルさがたまらない。キャンパス内の映画館での発砲事件、寮の水道管が壊れて水浸しになった、なぜ大学は早く直さない!、 ボウリング場が新しくできたけど高すぎる!大学の入試システムと今年の志願者について、などなど地元民には結構面白い。 ニュースって探せばあるものだ。

この中に「1週間に起きた事件」というコーナーがある。その中にとんでもない記事を見つけた。

「午後6時頃スーパーマーケットの駐車場で車のドライバー側の前後のタイヤが盗まれた。」

はっ?

白昼堂々意味の分からないことをするやつがいるものだ。。。

ついでにもう一つ。この新聞、クロスワードが毎日着いているのだが、ラボの連中が嬉しそうに毎日やっている。 たまに僕も1ブランクくらいは貢献できるようになってきたが、彼らがCheatingしているのを見てしまった。

キーワードと文字数を入れると、回答候補がずらり。そしたら面白くないだろ。。。日本語でもこんなサイトがあるのだろうか?

 

2005.02.20

鉄人 森本の店

日中は全く休めない忙しさだが、夜は「久々に上手いものをぱーっと食いたい!」と友達らと、あの料理の鉄人森本の店 「Morimoto」にやってきた。鉄人の店がフィラデルフィアにあるとはこれまた驚きである。

内装は青山のカフェを思わせる。しかし色遣いがややアメリカチック。日本料理店にはおおよそ見えないおしゃれな作りだ。 結構着飾ってきている人が多く、こじゃれたデートに使われているのであろう。

コースは「おまかせ100$」をチョイス。200$以上出すと森本氏が自らサーブすることもある、といううわさ。それはまあいいや。 「森本」と名の付いた日本酒は竹筒に入って出てきた。いくつかスペシャルカクテルもあったが味は普通だったかな?

メニューは和食とアメリカンのフュージョン、といった感じだろうか。写真を撮らなかったのが惜しい・・・ 魚を上手に使いっていたのが印象的。焼き肉テイストのミニステーキも秀逸だった。最後を締めるは寿司。うーん、 アメリカでもなかなかの寿司を食えるではないか。しかししかし、一番印象に残ったのはデザートであった。 アイスクリームの乗ったチョコレートムースなのだが、まわりにゆずソースがかかっていて、このソースとチョコレートのマッチングが最高。 アメリカで今までに食べた中で最もおいしいデザートだった。日本でもこれだけのものはなかなか食べられない。

カクテル飲んで日本酒飲んで、ワイン飲んでしめて一人165$。フードトラック1ヶ月分の散財であった。

2005.02.18

国際小包ようやく到着。

出発前に春物の服や少々の日本食を国際小包で送った。

実は日本>アメリカの国際小包は、国際航空貨物よりEMSの方がかなり安い。なのにEMSはTrackingも出来るし、早く着く。 ひどいことに、集荷に来た郵便局員はそのことを教えてくれなかった。なんという不親切!

てなわけで12600円もかけて送った6キロ超の荷物が待つこと10日間、やっと届いた!しかし何という皮肉。暖かくなって 「早く春服来ないかなぁ」と思っていたら今日から急に寒さがぶり返し、雪まで降った。

ラボの連中が日本のお菓子が大好きなので買っていったら、あっという間になくなった。夕方に置いたら夜にはなかった。 小出しにして良かった・・・こいつらいくらかけて持ってきたか知ってるのか?感謝の言葉を忘れるな!

何より嬉しかったのは日本食。先月10日間の予定で来たときは、「日本食なんて全然いらねーよ、こっちの方が安くてうまいかも」 なんて余裕をかましていたが、とんでもない。あと3ヶ月、と思うと、なんだかもうこっちの味に飽きてきた。そこについに! サトウのご飯が3つ、カップラーメン1つ。これは半月に1個ずつ食べよう・・・そして醤油とごま油!明日は早速豚のショウガ焼きだ。 醤油をなめてマジで「おいしい」と思えた。

 

2005.02.15

男同士通ずるものあり。

いつもラボにゴミ集めに来るおっさんがスゲーマッチョだ。ゴミ集めで鍛えられているのか他に何かやっているのか? とても感じの良いナイスガイなのだが、今日声をかけられた。

「何かスポーツをやってるのか?」

「アイスホッケーをやってるよ。」

「そうか、やっぱりそう思ったよ。」

おそらく、今日はややぴちぴちの長袖シャツを着ていたからだろう。良い身体に見えたに違いない?。勝手な思いこみかもしれないが、 このマッチョに「こいつはスポーツマンだな」と評価された気がして、「見てる奴は見てる」と気分が良くなった。 (ただし彼がゲイでないことを祈る。)こっちでの筋トレ生活にも力が入るというものだ。

今日は朝7時にラボに来たが、まだ建物に鍵がかかっていて入れなかった。しかし、丁度中から人が出てきて入ることが出来た。 今週は運気上昇中か?実験もまあまあ調子が出てきた。しかし、朝7時から夜9時半の実験漬けはストレスフルだった。 ついつい夕食はピザ+ポテト+コークという「死の三重奏」的メニューにしてしまった。でもここのピザがまたうまいんだ。 筋トレしてるからって食べてはいけない。反省。

 

フィラデルフィア管弦楽団 Benefitコンサート

Benefitコンサート、というこの単発のプログラム。会場に着くまでそのすごさに気づかなかった。

「リッカルド・ムーティーが客演だ!ウイリアムテルにブラームス2番,なかなか楽しげなプログラムだ!」 と当日朝にネットで席を取ったら75$で1階の良い席が取れた。「定期の合間の単発ものだから人気ないのかな?」と思いきや、大間違い。 会場の混雑っぷりには驚いた。3階のオーケストラの後ろの席まで満員御礼。しかも、蝶ネクタイ、パーティードレスと正装の人が多い。 リッカルド・ムーティーがあらわれた瞬間、会場は「ブラボー!」そしてスタンディングオベーション。いったい何なんだ? こんなの見たことない。

プログラムを読むと、まず、ムーティーは1980-1992年、Music directorをやっていたらしい。そして今日、 オーケストラの赤字削減のための特別プログラムにやってきた、ということらしい。おそらく出演料を寄付する形なのだろう。 そりゃみんな熱狂するわ。

完全にお祭りムードで、ウイリアムテルのフィナーレが鳴りやまないうちに拍手がなり出し(細かい部分はやや不満だったけど)、 中プロのソプラノのアリアも拍手の嵐。おかげでアリアの3曲目は力のこもった大変素晴らしいものになった。 観衆の雰囲気がソリストを見事にのせた。

メインはブラームス2番。1楽章の終わりで拍手が出てしまうところで、今日の観客のレベルが判ってしまったが(とはいえ、「シィー」 という声にかき消されたが)観客が盛り上がっているというのは本当にオーケストラにとって良いことだ。素晴らしい演奏会だった。 ムーティーの指揮もかっこよかった!

続いて、もちろんこんなお祭り気分の日にはアンコール。ムーティーの長い楽しい挨拶の後、 メインの熱気を冷ますことなく素晴らしい演奏になった(ベルディ運命の力?)。

今週の悪い流れをすっかり断ち切ってくれた気がした。本当に心地よい1日となった。

2005.02.14

未だに悪いことは続く。

スーパーには"less than 12 items"というレジがある。ここでトータル30$になったら店員が驚いていた。 高級ドレッシング、高級マーマレード、に一番高い牛肉を買ったのがいけなかったようだ。

とはいっても、この一番高い牛肉、ステーキ2枚約300gでわずかに$8。最近日本じゃ大問題の米国産牛肉ではあるが、臭みもなく、 柔らかく味も良かった。やはり日本の牛肉は高すぎる。勝手に「牛肉は高い」というイメージを利用して、 値段を下げようとしていないのではないか?と思いたくなる。

さて、家に帰って豪快に焼いていたら、火災報知器が反応してしまった。Oh, my god!セキュリティとかくるのかなあ? そういえば大家は週末留守にしてるといってたなあ、どこに連絡すればいいのかなあ、、と立ちつくしていると、 サイレンは勝手に止まってくれた。一安心。煙を感知した途端スプリンクラーが反応するタイプでなかったのが幸いだった。

 

2005.02.12

Crack house?

良くラボメイトなどに「どこに住んでるのと聞かれる。「4○nd StreetのClark Houseだ!」というのだが、 発音が悪いらしい。「Crack house(コカインの家)?」と言って大笑いされる。でも、これ結構ネタとして使える。ふふふ。

しかしこのアパート、ランドリーがない。仕方なく"Drop off, wash and fold"と書かれたLaundromatに行った。5$払うと洗って乾燥させてたたんでおいてくれる。ところが・・・ 明らかにパンツと靴下が足りない。もう二度とたのまねぇ。

アメリカはロジスティックが腐っている。ロストバゲージは当たり前。俺の送った航空荷物が一週間たっても未だ届かない。 1万2千円も払ったんだぞ!!!抗体を送ったらアンカレッジの税関で4日留め置かれた。実験を始められないばかりか、 抗体が駄目になってしまうだろ・・・抗体だからまだいい。タンパク質はどうしてくれる?アメリカを憎むべきか、 バイオテロを企てる奴を憎むべきか?いや、やっぱり憎まれてることに気づかないアメリカを憎もう。

 

2005.02.09

Philly3日目

悪いことはまだまだ続く。

上手いと思っていた中華の屋台。色々なメニューを試そうと思って、「Shrimp with curry」と「wonton soop」を頼んでみたが、これが大間違い。奇妙な味付けのカレーソースに、 極太うどんの様に厚い生地のぼてぼてワンタンの浮かんだこれまた奇妙な味付けのスープに涙が出そうになった。 こんな不味いものを売りつけてなぜ営業停止にならないのだろうか・・・なんて思ってしまう。薦められた「おいしい」 メニュー以外は絶対に食べてはいけない、と悟った。

さあ帰りはフィットネスセンターで汗を流すぞ、と思ったら大学のIDカードが拒絶された。「メンバー権を買ったか?」と。 1月に来たときは何も言わずに入れたのに・・・渋々三ヶ月で$210をカードで払おうとすると、カードが拒絶された。 VISAゴールドが2枚とも・・・・一体何が起こっているのか?しかも現金では払えない、という。今日のところは涙を飲んだ。

今日から中国は新年を迎える。ラボの中国人は昼でさっさと帰ってしまった。ラボのインド人にはHappy New Year!といわれる始末。大きな顔してさっさと帰ってしまえば良かった。

2005.02.08

フィラデルフィア到着。

悪いことはまだまだ続く。

飛行機の中は快適そのもの。3シート使って横になって寝てたらあっという間についた。しかし、シカゴで待っていたものは、、、

「Philly?フライトキャンセルなのでそちらへ。」

フライトがキャンセルになってました。1時間後のフライトに振り替え。なんでお詫びにミールチケットが出たりとかしないんだ? 不思議でたまらない。勝手に都合で飛ぶのやめやがって。エコノミープラスの一番前の席を取っていたのに、機内最後方、 リクライニングできないシートに替わっちまった。なんてこったい。

悪いことはまだ続く。待ち時間オヘア空港をふらふらしているときに、間違ってバゲージ・クレームタグをゴミ箱に捨ててしまった。 探しに行ったが、どれも同じようなゴミ箱でどこだか分からない。普通に荷物が出てくることを祈った。

神様はそこまでは見放さなかった。荷物は出てきた。しかし、いかにも「開けて中見たぞ」という悲惨ないでたち。バンドはぐちゃぐちゃ、 ロックは一つが上手く閉まらず、中身がのぞける。でももういい。ちゃんと出てきただけ良かったよ。

フィラデルフィアは予想外に暖かった。東京と同じくらいだろう。しかしあさってから又雪が降るらしい・・・

 

2005.02.07

日本出発

とうとうフィラデルフィア出張3ヶ月、出発です。

しかし、今日は調子がおかしい。2時間前に空港に着くNEXのチケットを買ってあったのだが、なぜか1時間早く家を出てしまった! 1本早いNEXに乗ったが、空港で3時間も待つとは・・・

悪いことは続く。チエックインカウンターでぱんぱんのトランクをチェックにかけられる。むかついたから手伝いもせず黙ってみていたが、 ふたの閉め方がめちゃくちゃなので自分でやった。勘弁してくれよ。机に乗っけておろすのはさすがに手伝わなかった。30キロは結構重い。

悪いことは続く。友人にラウンジ使用を依頼していたのだが、「聞いていません!」とにべもない一言。あれっ!!急遽メールしたところ、 なんとかなった。一安心。

悪いことは続く。アメリカで食えないのはやはり寿司でしょ、と思い空港の築地寿司○で贅沢ランチ。 先週末に早稲田で彼女と食いに行ったが、ネタは最悪、しかも寿司屋のテレビで「ごくせん」の仲間由紀恵に見とれて彼女と大げんか。 今日の悪い流れを断ち切ろうと再度旨い寿司を食ってみようと思ったが・・・

「ビール」と言ったはずがお茶しか出てこず、わさびはおろしたわさびじゃないし、ネタもいまいち。追加でネギトロ巻きを頼んだが、 トロが臭いはネギもきいてない。ただのねりトロ。空港だからってなめんじゃねーぞ。

飛行機はOn timeのようだ。ま、これくらいたいしたこと無いさ。いざ出発。

2005.01.26

Go Eagles! Go!

フィラデルフィアの街は沸いています。3年連続カンファレンス決勝で涙をのんだ地元NFLチーム、イーグルスがついにスーパーボールへ!

この1週間街はそわそわしていました。バスの行き先表示板に出さえ「Go Eagles!」。地元ニュース番組も大雪報道と同時に、決勝の行われるスタジアムの天気予報を逐一放送していました。


決勝開始の昼に雪は降り止み、太陽が照りつけました。街に出かけたら、イーグルスのジャージを着て練り歩く集団が沢山います。試合はビールを飲みながら友達と家で見ました。

実はフットボールの知識なんてほとんど無いのですが、明らかにイーグルスは強かった。ことごとくパスを通し、守ってはQBサックにインターセプト。前半終わって14-10でしたが、チームの勢いは明らかでした。終わってみれば27-10の圧勝。

なぜか火曜日の朝になっても決勝のニュースを懲りずにやっています。スーパーボールはまだ2週間も先なのに。これからさらに盛り上がるであろうPhillyですが、残念ながら明日いったん帰国です。明日の朝はまた雪の予報。飛行機は大丈夫だろうか。

2005.01.23

I'm living without a plan!

CIMG0124大して使う用事もないのですが、プリペイド携帯を買いました。プリペイド専門のキャリア、VerginMobileの製品。RadioShackで約50$でした。

VerginMobileは「I'm living without a plan!」をうたい文句に、プリペイド専門にやっています。回線はCingularのを使っているって言ってたかな?よほど田舎に行かなければ大丈夫だといっていました。箱ごと買ってきてネットなどで1回設定するだけ。あとは90日ごとにチャージすればOK.どこにかけても1日の最初の10分は1分25C,その後1分10Cです。着信料はとられません。僕の機種は京セラのもので50$。これで10$分通話できます。カメラなどはついてません。

エリアと値段で言うとVerizonの方がいいかもしれません。1回使用ごとに25Cの接続料。1分10C.ただ店頭でサインアップしないといけないのと、プリペイドの有効期間があまり長くないこと、2ヶ月後にリベートバックを受けられるのですが、チエックを郵送する形態(たぶん)であることが多少面倒かもしれません。

ヴァージンの良さは、サービスがちょっと変わってることでしょう。着メロダウンロードはさすが、Virginのリソースがあり豊富です。他に今日の占いがみれたりもします。ウエイクアップコールもしてくれます。MTVチャンネルとかもあります(使ったこと無いけど)。特に面白いのは”Rescue Ring”。時間を指定するとどこからともなく電話がかかってくる仕組み。都合の悪いシチュエーションを抜け出すときに使えるようです・・・・

Phily 大雪

CIMG0126初めての週末は、午前中から雪。午後から大雪になりました。

本当に雪が積もるのを見ているのって飽きないものです。

そんな折友人に電話すると、この雪の中市内へお出かけ中!
「夜フィラデルフィア管弦楽団を聴きに行く」とのこと。

行きたい。

今晩も降り続けるんだよなあ。帰りは10時だろ。帰れるかなあ。一人だったらやめそうですが、友達といるとついそんなことも忘れ、いざ出撃。ちょうど大雪のピークでした。

玄関を出ると、いきなり膝下までずぼっ!気持ちが萎えましたが、雪の中外に繰り出すのは楽しいものです。つい「バスが走ってるかみてみよう」なんて気で通りに出てしまいました。

まだ除雪されておらず深い雪。ずぼずぼいいながら通りに出ました。

「無理だろ!」

でも一日家にこもっているのはやはり限界でした。しかもバスがすぐに来てしまいました。バスもノーマルタイヤのくせにゆらゆらとちゃんと走るのでたいしたものです。市内まで来てしまいました。初のフィラデルフィア市内。もともときれいな街並みの上雪が覆い被さり、時計台が何とも美しかったものです。

ステーキで腹ごしらえした後会場へ。なんと今日のrush ticketは80$の席がわずか10$!着いてみると1階席後方のど真ん中。最高の席でした。

フィラデルフィア管弦楽団の現在の本拠地はVerizon Hallといい、かなり新しいホールなのですが、なんとホールがチェロの胴体の形をしています。音響学的に非常にいいのだとか。2900人収容というでかいホールですが、音響は実にクリア。残響も少なく、特に弦がとてもきれいに聞こえました。こんなにいい音のホールは初めてです。ただ今日は編成が小さかったし、客も少なかったのでその実力はまだ分かりません。フル編成、満員の会場でサンサーンス3番「オルガンつき」などを是非聞いてみたいところです。

今日の曲目は前プロが魔笛とシュトラウスのメタモルファーゼでしたが、なんと金管奏者が何人かいないということで、曲目変更!(前代未聞・・・)代わりに先週NYで若手音楽家の賞を受賞したという楽団のチェリストが、今日のピアノコンチェルトのソリストの伴奏でベートーベンのソナタをやりました。

しかし、これがもうけもの。ぴたりと息のあった熱のこもった素晴らしい演奏となりました。何がすごいって、ピアノが巧すぎ・・・・チェロをちょっと食ってしまってました。

帰りには雪もやんで、風もなく、氷点下とはいえいつもより暖かでした。融雪剤をまいているおかげで、場所によってはほとんど雪が解けています。しかし、家の前は雪がこんもり積もったままでした。でも融けてしまった雪ってあまり見たくないものです。ふかふかの雪にまみれ帰宅致しました。

2005.01.22

Go Penn Hockey!

CIMG0119

ペンシルバニア大学には、大学敷地内にアイスホッケーリンクがあります!
なんとうらやましい。今住んでいるところから歩いているところにホッケーリンクが!
早速見てきました。

今日はUPennとどこかの試合です。レベルはまあ、関東大学リーグ2部の上位か1部の下の方、くらいでしょう。1Pはまったりとした展開で味気なかったのですが、2Pから徐々にヒートアップ。アフターチエックがとにかくしつこい!パックが離れてから3秒くらい経ってもまだ当たりに行く。多少の殴り合いは審判もとりません。ただチェックされて倒されてもさらに相手の足を担いでぶん投げたり、まあたいしたものです(このときの反則は「ホールディング」でした(笑)。)バスケとかフットボールに比べるととても寂しい大学スポーツでした。リンクも1923年にできたものですからねえ。

UPennには二つフィットネスセンターがあります。その一つに今日は行ってみました。はっきり言ってその設備の充実っぷりは、日本のKonami Sportsなどを遙かにしのぎます。4フロアーあって、スタジオ、体育館、フルサイズのプール、ウエイト、心肺系の(ルームランナーなど)マシンなど何でもあり!もちろん係も常駐。朝は6時から夜1時まで営業。仕事の前でも帰りでも授業の合間でも、フィットネスしたいときにいつでもOK。なんと一番混むのは朝7時。目の前がビジネススクールであることを考えると、、、納得。

華やかさはないUniversity Cityですが、勉強する環境は抜群。図書館は各学部に一つ、インターネットアクセスも自由自在。求めよ、さらば得られん。大学からアメリカに来れば良かった、と切に思う今日この頃です。


2005.01.15

中村修二氏 和解。

青色ダイオードの発明。その対価はいくらが適当か?

科学者の「アイデア」に対して社会が「どれだけ評価するか」を示す重要な訴訟でした。 1審は日亜が得た利益の50%の300億円と判定。しかし、最終的には8億円という和解案で決着となりました。 確かに通常5~10%と計算されるのに対し、50%という評価は相当に高いものでした。感覚的には、利益の50%はちょっと多いんじゃない、 でも1%というのは少ないんじゃないの?という印象を受けました。

新しいアイデアというのは、絶対にある人の存在、今回の場合中村氏の存在無くして絶対に生まれ得なかったものです。 600億円という利益は中村氏なくしては絶対に生まれなかったのです。その貢献度が1%で済むのでしょうか? これでは鵜飼いの鵜になった気持ちでしょう。

会社は中村氏を雇用しました。研究場所、研究資源を提供しました。研究に関わる人員も提供しました。商品化のための投資もしました。 当然これらの投資にはリスクが含まれます。投資を回収できなかった場合、最悪の場合会社がつぶれ日亜の社員は路頭に迷うのです。 「600億円」という利益の額が、これらの投資額を差し引いた額なのかはよく分かりません。しかし、さらに、 中村氏を雇用し続けることを決断したリスクもあったでしょう。ひょっとしたら中村氏は何も生み出せなかった可能性もあったのです。 競争に負けて、彼を雇っていたこと、研究開発への投資がすべてパーだったのかもしれません。 研究なんてそうそううまくいくものではありません。うまく行かないことの方がずっとずっと多いのです。 うまくいったときだけ莫大な取り分を要求するなんて虫が良すぎるのです。

これが今までの「研究」に対する考え方でした。好きな研究をやらせてもらっているだけ良いと思え!と会社側は言うでしょう。

では研究者は金銭的に報われてはいけないのでしょうか?研究者だってリスクを冒しているのです。 何年も実験を続けても結局結果が出なかったら、次の年の研究費が無くなって仕事が無くなるかもしれないのです。 会社だったら開発失敗の責任をとらされて首になるかもしれません。斬新なアイデアはいつも最初は叩かれます。「そんなのできるはずがない」 「ありえない」。そんな中周りを説き伏せ納得させ、大失敗のリスクを背負い続けながら結果を出したものだけが研究を成功できるのです。 「誰でも出来る研究」なんて無いのです。青色ダイオードは中村氏無しには日亜は決して開発できなかったのです。 600億円を手にすることはなかったのです。

研究者の財産はただ一つ、「アイデア」です。アイデアは「未来」です。研究者は未来を語ります。 誰の目にも見えてない未来を研究者は見て、実験を進め、形にするのです。アイデアは目に見えません。 こんなことは研究者にしかできないのです。目に見えないものには価値がないのでしょうか?

さあ、目に見えないものにもっとお金を払ってみませんか?

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2005.01.07

過剰なお言葉遣い

ドアを閉めさせていただきます。」

「(回送電車ですので)お客様はご乗車なさらないでください。」

いつから電車のアナウンスがこんなに馬鹿丁寧になったのだろう?「ドア閉めま~す」でいいじゃん。それが「お客様へのサービス」 だとしたら、勘違いも甚だしい。

私の利用するK急で言えば、

羽田行きばかりの電車をどうにかする。(川崎以東の客をもっと大事にしろ!)

羽田行きが便利かと言えば、羽田までの快速は1時間に1本しかないし、 横浜方面から行ける、または行く電車が実は少なく、とても便利とはいえない。

状況を何とかして欲しい。京急がいいと思っていたが、スイカで乗れるし、どの列車も羽田空港に行くモノレールが実は便利かも。しかし、 、、ターミナルが二つに分かれた今、前で降りれば第2,後ろで降りれば第1ターミナル、という京急の駅が構造上大変よろしい。 成田のように駅が二つに分かれたモノレールは使いにくい。

話は変わったが、羽田は国際空港にならないだろうか・・・

2004.12.31

2004ブログ総決算

このブログを開設したのが今年1月13日。1年間の記事数192編。日記と書評を中心によくぞ飽きずに続いたものだ。2日に一編以上書いていたということになる。今年最後は友人の超「勝ち犬」組のお話を。

友人は商社マンと女医のカップル。大学時代からラブラブな二人は卒業後程なくして結婚し、子供を作った。今や子供は3歳になろうかというところ。親からただで借りている都内の高級マンションに住んでいる。

これだけでも十分だが、1年ぶりに話を聞いてびっくり。車は新車のBMWになった、のはまだ良いとして、なんと来年都内高級住宅街に家を建てる、と・・・・。人生双六上がり寸前である。「共働きを続けないとローンが・・・」と言いながら満面の笑み。お見事すぎてぐうの音も出なかった。

2004.12.24

友人の結婚式@明治記念館

親友の結婚式があった。明治神宮で挙式、披露宴・二次会は明治記念館、と非常に格調高い立派な結婚式だった。三次会もあったから1日つぶれたが、天気にも恵まれ、楽しい一日だった。

新郎は中央省庁の官僚なのだが実にしゃべりがのろい。私などつきあいが長いから二言三言聞いただけで彼が何を言いたいのかすぐ分かってしまうのだが、話が回りくどい。電話も長くなりがちだ。しかし、上司のスピーチはお見事だった。

「非常にゆっくり話す彼は、『人の話を聞く能力』がずば抜けて秀でている」

と評したのである。確かにしゃべるのが早い奴は人の話を聞かない。自分もそうだからよく分かる。

自分も二次会でスピーチをさせてもらったが、びっくりするほどウけなかった。確かに出て行くタイミングも悪かった。ゲームを終えて、注目が集まっているところで登場させてくれればいいのに、その後に歓談が入り、僕の出番はデザートが出てくるのと同時で誰も聞いちゃいなかった。しかし、『策におぼれた』点も否めない。救いは新婦がポイントをはずさず笑ってくれたことだろう。新婦に感謝。

2004.12.17

フォーシーズンズ椿山荘

彼女の誕生日にフォーシーズンズ椿山荘に宿泊しました。宿泊は2回目ですが、 ちゃんと前回取った新聞を覚えていたり再来訪記念のボールペンを頂戴したりと心憎いホテルです。 ここは手入れの行き届いた庭がそうさせるのか立地がそうさせるのか、入った瞬間にホテル全体にものすごい落ち着きを感じます。 グランドハイアットとかウエスティンてロビーで欧米人のビジネスマンがいつもせわしなくせかせかしているイメージがあり、 あまり落ち着いた印象を抱きませんが、フォーシーズンズは空気が違う気がいたします。

落ち着いた雰囲気、そしてなによりサービスへの隙のなさが素晴らしいといつも感じています。隅々まで綺麗に清掃され、 従業員がゲストに決していやな思いをさせることがない、そしてちょっとした心配りの数々に「プロ」の心意気を感じさせます。 ディナーチケットを依頼したときのことでした。振り込み後前日になっても手元に券が届かず、念のため確認のメールを入れたところ

「本日中に届くかとは思うが、万が一届かなくても大丈夫なように手配はさせて頂きます。」とのこと。

これくらいはまあ、当たり前。無事数時間後に届いた旨連絡をすると、

「私も「ほっ」としました。素敵な時間を過ごされることを・・・」

というメール。事務的に済ましてもたいしたことはないメールですが、シンプルながら担当者の顔が見える心憎い表現でした。

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2004.12.03

生命体とはそれほど完全なるものか。

昨日はとあるオーストラリアの大先生の講演を聴きに行った。非常に研究内容が「近い」ので、 いわゆる"Competitor"になりうる存在ではあるが、講演後食事会があったので参加させて頂いた。

セミナーを主催した教授も、まさにその大先生は"Competitor"だったので、研究の内容の話は”熱い”ものだった。 お互い"useful discussion!"だとか、今後も仲良くしようね、などといって「いい議論が出来た」と騒いではいるが、 こちらがかなり手の内を隠しているのを僕は知っていたので、けっこう「寒い」。実験データとかも広げてはいるが、 一番大事なところは持ってきていない。サイエンスはまさに戦いである。そういう彼も、「tipsを明かしてやっているんだぞ」 というような顔はしているが、腹の底じゃあ何を考えていることだが。

僕も「あなたの論文はみんな読みました、来てくれたなんて、すごい!」といいつつ、腹の中では 「この間投稿した論文に無理難題のコメントを書いたレビューアーは絶対おまえだな!」と思っている。向こうも、「ああ、 あの論文の小僧はこいつだったか、」と思いつつ「ざまあみろ」とほくそ笑んでいたに違いない。 サイエンスとはとっても神聖で高級なものなんて思ったら大間違いである。

*レビューシステム

  1. 科学学術誌に投稿された論文は、通常編集者が当該分野の専門家数人に論文を送りつけ、 掲載基準を満たした論文であるかを審査してもらう「ピア・レビューシステム」というのを採用している。 同じ分野の専門家が互いに評価し合おう、という制度ではあるが、時に敵意に満ちたレビューアー (丁度同じ内容をやっていたりすることもある)に当たると、ひどい目に遭うことがある。レビューアーも、 少し分野がずれると理解しきれない部分が多いため、極めて的はずれなコメントを返してくることが多々ある。しかし、 そういったコメントにも逐一反論しないと掲載されないのでやっかいである。ちなみに投稿者はレビューアーが誰だかは分からない。

そんな彼も、とある一人が、「この微生物がこんな一見無駄に見えるシステムを持っているのはなぜだろう?」という質問にこう答えた。

「今現時点で存在している生物が、すべて完璧なシステムを持っている訳じゃない」と。

サイエンスに携わっていない一般の人にも言いたい。生命ってとっても完全で合理的に出来ている、 なんて言う解釈がよくされるが決してそんなことはない、と。我々人間も含め、生物は皆、進化の過程にあり、(おそらくは) より合理的な方向に向かっている過程にあるのである。我々サイエンティストですら、時にそんな常識にとらわれがちである。 大先生の一言は大きかった。

2004.11.30

電車の中で。

今日はこともあろうに、大事な実験サンプルを放置して帰ってしまったことに気づき、途中でラボに戻った。

気づいたのは9時半。ラボに戻って10時過ぎ。途中駅で「黒酢ドリンク」を飲んだ。友達曰く、毎日飲んでいるとやせるらしい。 強烈な味がしたけど、苦い薬のように効きそうな気がした。

ラボをでて、今日は一気にタクシーで帰ってしまうのもいいか、というプチ贅沢を心に秘めながら電車で帰宅。 しかしプチ贅沢欲は止まらず途中からタクシーで帰宅。でも結構近いところから2000円かかってなんだか逆に疲れてしまった。 タクシーのメーターってあんなに早く回っただろうか?まさか日本のタクシーメーターは細工してないだろうし。飲んだ帰りに渋谷から6, 7000円は許せるんだけど。日本のタクシーは本当に高い。

しかし、自宅に帰ってからというもの、片道1時間の電車通勤にはほとほと疲れた。 でも電車の中での押しくらまんじゅうはそう気にならないものだ。何が疲れるかって、 乗っている人々の一様にしけた面をみることにほかならない。海外、特にNYに行って思うのは、 みんな楽しそうな顔して地下鉄に乗ってることだ。あんな臭くて汚く薄暗い地下鉄なのに。日本は好きだけど、 通勤時間の死んだ魚の集まりのような電車は大嫌いだ、と思いながら、自分の顔こそしけてないかと窓を見ながら反省している。そしてまた、 しけたブログを書いてしまったことを反省している。

 

2004.11.12

紳助問題

必ず帰ってくる。それを前提に話は進む。しかし、、

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2004.10.31

マスコミの被災地報道

マスコミによる愚行を「逆取材」してみては?

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2004.10.25

不動産マニア

私も社会人になって5年目。色々なところに一人暮らしをしてきました。
(といっても都内で10キロも移動していない・・・)

家賃も、

4万円→7万5000円→10万3000円とステップアップ。
(しかし今は実家生活、5万円納入中。)

良いものも悪いものも見てきました。
不動産の物件て色々です。面白い。

今回面白い不動産屋を見つけました。

http://www.realtokyoestate.co.jp

都内の訳あり物件、ちょー古い物件、思わぬ掘り出し物?など個性的な物件揃い。
一度ご覧下さい。

2004.10.09

医学界のしくみ 諸悪の根元・論文博士

日本の医学界に存在する「医局制度」。決して悪い面だけとは言わないが、諸悪の根元であることは間違いない。その「ピラミッド型」権力の元となるのが「医学博士」特に「論文博士」の制度である。

医者の世界では、医学博士号は「足の裏の米粒」と呼ばれる。そのココロは「とっても食えないがとらないと気持ち悪い。」実際開業医ならまず無関係だ。病院に勤務するサラリーマン医師だと、医学博士号の有無が医長、部長、院長への昇格に関わってくることもある。ちなみに、臨床技術の優劣と医学博士号の有無はまったくもって関係ない。しかし、「医学博士」の肩書きは世間の人々の心には微妙に影響を与える。怪しげな健康食品宣伝本の作者の肩書きが決まって「医学博士」であることからもお分かりいただけるだろう。

さて、この「医学博士号」、欧米では「大学院」に入学し、必修科目をクリアし、研究計画を立て、論文を書き、国際的な雑誌に掲載し、かつ教授数人の前で「Defense」と呼ばれる厳しい口頭試問をクリアした上で得られる称号である。日本の場合、正式には「甲種」「乙種」などという有名無実の区別が成されるものの、大学院に入学しなくても、論文さえ書いて教授に認められれば「医学博士」の称号が得られる。

もちろんちゃんとした論文を自分で書いているなら問題ない。しかし、考えてもみよう。ただでさえ臨床現場で忙しい医師が診療の片手間に実験をやって、国際的に通用する論文を書けるだろうか?もちろんそのような素晴らしい先生もちゃんと存在する。

しかし、論文博士の申請時の「お礼」の金額を聞けば、なにかおかしい、と思うだろう。つい先日友人の医師と会食した際聞いたところ、「大学院出てれば、主査に30-100万、副査(二人)に10-50万、大学院を出てなければ(学費代を併せると考えて)それぞれ300万、100万」という金額らしい。「金で買える」というのは決して嘘ではないようだ。

ちなみにこの金額は教授の人格によって値段は変わる。お礼の半分を図書券や記念品として返すのが最も一般的だが、全く返さない人もいるという。基礎系の心ある教授の中には全く受け取らない人も多々いらっしゃる。ひどい科では「その後の出向先の関連病院に影響する」ということで、医局員はその金額については決して語らないという。

論文博士の制度が、いかに諸悪の根元につながりうるか、お分かりいただけるだろう。とはいっても、大学院がまともな「学問の場」を提供しているかも疑問だ。コースワークは教授の得意分野をぺらぺらしゃべってるだけで、出席は大学院生同士の「協力」の元にクリア可能。4年間「研究期間」という自分の時間が与えられるかと思いきや、病棟での「無給」のデューティーを課されてて身動きがとれない。

つらつらとおかしな点を挙げてみたが、「権利は主張しなければ得られない。」ことを忘れてはいけない。世界に通用する医学研究が、日本全体で効率よく行われることを願ってやまない。

2004.10.06

名言

「羊として生きる対価は退屈である。狼として生きる対価は孤独である。君はどっちの生き方を選ぶか?」

2004.09.07

知らないって恐ろしい・・・

マンションを解約した。すると問題になるのは敷金の返還である。

私のいたマンションの管理会社は○ーシン。某サッカーチームのスポンサーだが、結構あくどい会社である。建ててるマンションは大変結構。分譲型だけあって非常によい造りであるが、管理会社が(まあ当然だが)基本的に入居者よりオーナーの方を向いて仕事をしていらっしゃるのが垣間見える。

まあ、それはさておき、もっとも腹立たしかったのは、契約した後、保証人のところにグループのマンション販売会社から「マンションを買わないか」」と勧誘の電話がかかってきたことだろう。保証人の情報がグループ内で筒抜けであると言うことだ。一体どういう個人情報の管理なんだか。ほかの住人も同じことを経験しているところを見ると、、、、推して知るべしである。

さて、解約時の立ち会いで、一通り中を見回った後、「窓ガラス、くもり、**円」などと書かれた紙をおもむろに出し、「ハウスクリーニングは1Kだと・・・」と突然宣った。

「なんでハウスクリーニング代なんて僕が払わなくてはいけないのですか?」

「払いたくない、と言うことですか?」

「はっ?」

そんなモノ借受人がなぜ払わなくてはいけないのか?ルールを知らなくて納得したらラッキー、くらいでいつもそう聞いてるのだろう。払わなくてすんだが、まだ敷金を目の前で返還されたわけではないから、油断は出来ない。しかし、
知らないって恐ろしい。


トーシン

2004.09.06

引っ越しは赤帽。

独身貴族の私の引っ越しは常に赤帽にお世話になっている。
とにかく安い。もちろんドライバー一人しか来ないので自分も手伝わねばならないが、距離にして約30キロ、3時間の引っ越しがわずかに12500円くらい。ベッド一つをヤ○ト小さな引っ越し便で送っても11000円くらいする。破格の安さである。梱包もあまりしてくれないし、ハンガーボックスもないし、養生も毛布程度だが、あの小さなスバル・サンバーに荷物がどんどん入っていくのである。実にお見事である。

最近のタクシーの運転手があまりに道を知らないので、道案内をする癖がついてしまい、「裏道を~」といいかけたら、「いいからおじさんにまかしとけ」のひとこと。黙って乗っていたら、まあ新宿区の「通り抜け不可能」という立て看板の道もぐりぐり入っていき、私の全く知らない道をくねくねとくぐり抜け、土曜日の夕方、大雨という最悪の条件の中渋滞知らずであっという間に移動した。「すいません、参りました。」と言ったところ「そういうだろうと思ってた。おじさん、ここで生まれ育ったんだよ。」とドライバー。釈迦に説法とはまさにこのことであった。

引っ越しを終え・・・

賃貸マンションの更新期限が来たので、解約することにした。

わずか2年でモノの増えること、増えること。
「エントロピーは増大する。」物理の基本法則を実感せずにはいられない。

さて、実家に帰ることにしたので家電製品を処分したが、業者によってえらく値段が違うことに驚いた。

以下捨てたモノ。
4.2キロ 1998 日立 洗濯機
115L 1998 東芝 2ドア冷蔵庫
14インチ 2000 アイワ テレビ
テレビ台
ホットカーペット。

家電はどこの業者も5年以上たつと、回収費用を取られる。テレビはまだ5年たっていないのでどこでも無料引き取りだった。
さて業者A(女優?が広告塔。Yahooスポンサーサイト)の見積もり。上記回収費用が計12000円。加えて運搬料作業料を加えて計33000円!ほとんど「引き取る気はないぞ」というとんでもない価格でございました。次に電話した羽田の業者は電話で「15000円くらいかな~」。続いてネットに価格明示の業者は、、、トータル8000円!!勿論ここにお願いした。「安いでしょ」て言われたけど、おっしゃるとおり。でもどこに捨ててるんだろう・・・

2004.08.25

やまとゲストハウスに宿泊。

さて、今回の旅のスタイルはバック・パッカー・スタイルである。バックパッカーにも大別すると3種類、ハードバックパッカー,ソフトバックパッカー、そしてファッ○・パッカーがあろう。ハードバックパッカーは30日で500ドルなど金銭的に上限が決まっているタイプ。ソフトバックパッカーは、金はあるが自分で出来ることは自分で、安く済ませられるところは安く済ませよう、時にお金で時間を買い、たまに高級ホテルに泊まってみたりもするタイプ、と勝手に自分で定義してみた。勿論私は、後者である。だいたいシェムリアップに飛行機で入ってきている時点でバックパッカーかも疑わしい。ゲストハウス(GH)で会う面々、ほぼ9割方バンコクからの陸路である。

初日からホテルで迷うのは非常にいやなので、日本人経営・7月にオープンしたばかりのやまとゲストハウスにホーチミンから電話を入れる。空きはないが、近くの宿を紹介し、空港にも迎えに来てくれるとのこと。一泊10$。弱気にエアコン付きである。ほとんど使わなかった。エアコン無ければ半額だったのに・・・・

空港に着くと天気が悪く雨。迎えは勿論バイクタクシー。やまとGHの受付係キー君が迎えに来ててくれた。最初から雨に濡れながらのご到着。しかも提携宿は、先に客を入れられてしまっていた。建築途中の他に客のいないGHもみせられたが断り、今日はややお高く(でも25$を20$に負けさせて)Mekong Angkor Palaceに宿泊した。


2004.08.13

新聞で番宣するなよ・・・

サンケイスポーツの記事
「保坂&細木バトル 共演者あ然」とYahooトップニュースにあったのでつい記事を読んでしまった。よくよく読めば、来週放映予定の番組の収録での出来事を報じたもの。フジの番組だけに当然サンケイスポーツのみの記事。ただの番宣じゃねーかよ。

2004.08.09

富士山ヲ下リ

無事5合目にたどり着き、帰路についた。やはり路駐の列はすごい・・・・五合目までどれくらい歩かないと行けないのだろう?でも昼から昼過ぎが駐車場が一番すくはずだ。下山のピークだし。
目指すはまず風呂。あざみ野ラインを降りてすぐの「天恵の湯」に行く。
これがまた高い!水着持参でないと入れないところがあり、普段は別料金なのだが、休日は水着持参のところに入らなくても1500円を取られる!お湯もプールみたいなにおいのする温泉。休憩室やマッサージ部屋もあるのは悪くないが、入場料+マッサージだからなぁ・・・やっぱり高い。

無い筋肉まで痛む・・・そんな痛みは以後二日間続いている。周りに「歩き方が変!」と言われながらも、中学生の頃の悔しさにリベンジしつつ、日頃の不摂生を反省するには十分な富士登山であった。

富士山ヲ下ル②須走=砂走り?

以前下ったのも須走口だった気がする。豪快に砂を走ってあっという間に下ってしまった思い出しかなかった。
ところが、、わずか2時間強で山頂から5合目まで下れたものの(ちなみに6合目→山頂は4時間)、この下りが実にやっかいであった。
sunabasi.jpg

こんなに砂走りに石がごろごろしていただろうか?ねんざしないように気をつけて降りることとなり、延々と下る急な坂道に太ももが悲鳴を上げた。二度と富士山になんて登るまい、、、、登るときには「いずれ全登り口を制覇してやろうか」などと思っていたのに。

富士山ヲ下ル

お鉢巡りも終盤にさしかかった頃だった。ぽつぽつと雨粒が、そしてそれは大量の氷の粒に変わった。

痛い。

あわてて雨グッズを取り出し、装備した。前日に「使わなかったらどうすんだよ!」と思いながら、大金をはたいて買った高級レインウェア。スパッツ、ザックカバーも併せて3万円のセットがついにベールを脱いだ。rain.jpg


どんどん強くなっていく雨。しかし、雨滴はレィンウェアの上で玉になって転がっていく。

何という快感。

備えあれば憂いなし。

ついでに言うと、これまた当日に買った1万5千円の登山靴。実に歩きやすく、中が濡れることも決してなかった。スニーカーに短パンでも富士山は登れる。でも、、、、山をなめんなよ。と俺は言いたい。


富士山ニ登ル③お鉢巡り

ついに頂上へ!最後の2カーブは一気に登り切った。15年以上も前、ここに手が届きそうなところまでき他のに涙を飲んだのだ。
PICT0449.JPG
山頂でしか見られない、山頂の様子。
次なる目標はもちろん、3776mの最高峰、剣ヶ峰である。しかし、ここに行くには須走口から約1時間のお鉢巡りをせねばならない。勿論しない理由はない。足ががくがくになりながら、頂を目指した。
PICT0456.JPG
最後の難関はここ、通称「馬の背」。とんでもない坂道である。風も穏やかだったから何とか登れたが何度も足を滑らせ駆けた。3776mのところにはつい最近役目を終えた富士山測候所があった。

富士山ニ登ル②須走口

夜は残念ながら雲が多く満天の星空、と言うわけにはいかなかったが、東の空に無数の雷を見ることが出来た。主人曰く「花火なんか比べもにならない。」大きな稲妻が光るとまるで昼間のように明るくなる。空を自由に駆けめぐる稲妻。実に美しかった。
瀬戸館は実に親切な山小屋だった。ご来光を見るポイントなど詳しく教えて頂いた。トイレもとっても綺麗だった。
元々山頂でご来光を見る気はなく、7合目位で見ようと4時に出発することにした。しかし、山小屋の主人「丁度7合目に雲がかかっていて動いていない。もうちょっと待ってここで見ていった方がよい」とのアドバイス。「日が出ると今度は雲がすっと上に抜けていくから」と言っていたがその通りであった。さすが。
駿河湾まで見渡せる絶景、とはいかなかったが。。。
PICT0425.JPG
頂上で万歳三唱もいいが、死ぬほど寒い中を待ったり、混雑してご来光に間に合わなかったりするよりよっぽどいい。主人曰く「山頂の方が数分早く見えるだけ。見えるものは一緒。下でしか見えない日もあるし。」

前回は夜行登山だっただけに先が全く見えなかったが、今日は常に頂上まで見渡せた。おかげで登りはずっと楽な気分でいられた。
8合目までくると河口湖口と合流するため途端に人が多くなる。丁度ご来光組の下山真っ最中なのだが、ほとんど新宿駅のラッシュである。ご来光の時の混雑が目に浮かぶ。このあたりまでくると、かなりみんな苦しくなってくる。登っては休み、登っては休み、みんな抜きつ抜かれつで頂上を目指していく。

2004.08.08

富士山ニ登ル①須走口

8/6金曜日、日本最高峰富士山への「リベンジ登山」を試みた。
「リベンジ登山」というのも、前回は13歳の時。夜行登山を試みたが、9合を超えたところで頭痛と吐き気でダウン。再挑戦を近いながらもはや15年以上がすぎていた。

富士山にはいくつか登山コースがあるが、今回は須走口を選択した。その理由は、
1)スタートの標高が低いせいか、人気がないおかげでハイシーズンでも比較的すいている。大渋滞の中登るのはいやだ。
2)6合目から上ならご来光は見れる。頂上付近でのご来光渋滞はごめんだ。
3)明るいときに登るので緑が多いルートが良かろう。

今回はとにかく登頂が目標。当然一泊二日、山小屋泊である。だが、このシーズン、山小屋の予約が取れるはずもない。(実際は「泊まりたい」と言えば予約が無くても山小屋という性格上断りきれず人が増えまくる。)一般的には7合目、8合目に宿泊し山頂でのご来光を目指すのだが、ハイシーズンには寝返りも打てない混雑と聞く。一説には畳二枚に5人。。。。今回は本6合目、瀬戸館に予約を取り宿泊した。

新宿を金曜日13時過ぎに出て、河口湖で食料などの買い出し。須走口到着は15時30頃だった。ここは駐車場も少ないので、入りきらない分は路駐になる。長い車の列が伸びていたが、駐車場には十分空きがあった。

16時頃出発。森林帯からスタートするが不気味なほど人がいない。たまに下山者に会うくらい。結局登山者に会うことなく約2時間で本六合目瀬戸館に到着した。日頃の運動不足がたたり、寝床で足がつるほどのかなり辛いスタートとなった。瀬戸館に予約はわずかに二組。誰も六合目なんかに泊まりやしない。夜中外人グループがここで泊まるかどうか大激論していた。7合目がどれだけ満員か、6合目より上ならどこでもご来光を拝めることを説明されても結局は上に行ってしまったが。まさかの「個室」蚕棚寝床で快適に休んだ、と言いたいところだが、夜中に到着した一組がひそひそ声でない「まじ声」で延々と会話を寝る前・起床後と続け、かなり気分を害した。夜中に通過するパーティーの声ももかなり中まで聞こえてくる。山小屋のマナーは是非守って頂きたく。

2004.07.23

まずい映像が流れた!

先日タイで国際AIDS会議が開かれた。

ニュースの内容はワクチンの開発に関して、アメリカや日本とタイが提携するとかしないとか、という話だったと思う。そこでイメージ映像が流れる。。。。ばたばたするマウスを耳を引っ張ってぐいっと押さえつけて、注射器で何かをチュッと入れて元に戻す。ワクチンの実験をしてます、という感じだ。

この映像はまずい!

動物実験に対しては「実験動物の飼養及び保管などに関する基準」という省令がある。
その中にこのような一文がある。

…実験等の目的に支障を及ぼさない範囲で麻酔薬などを投与することなどにより出来る限り実験動物に苦痛を与えないようにすると共に…

かなりよろしくない映像であった。麻酔ぐらいかけてあげろよな。

2004.07.19

バイク事故に遭遇し・・・

海の日三連休は、山に出かけた。有名な某ドライブルートに繰り出したが、とにかく大混雑。分かっちゃいたので、混雑を避けるようルート設計していており、もろにはまることはなかったが、あんなにすごい渋滞は初めて見た。山の下まで渋滞。。。

そのとある峠道、僕らはバイク事故に遭遇した。

2台前のバンがカーブで止まり、なにやら液体が流れていた(血ではなかった)。人が倒れていて女の人が「XXさ~ん、XXさ~ん」と絶叫している。

事故だ!

横目に通り過ぎたい気持ちと、何かせねばならない気持ちが一瞬交錯したが、車をおいて駆けだしていた。まずは蘇生だ。呼吸はしている。呼吸循環はまずOK。横での絶叫にもかかわらず全く目を開けない。意識障害あり。ライダースーツをゆるめ、ヘルメットのあごひもを外す。首を動かさないようにそっとヘルメットを外そうとすると、、、鼻出血。頭蓋底骨折の疑い有り。状況はかなり厳しい。何も出来ることはない。丁度昏睡体位であったのでこのまま救急車を待った方がいいだろうと判断し、立ち去った。

車とバイクの位置関係から判断すると、

見通しの悪いカーブでバイクが右から追い越しをかけた。

対向車が来てしまった。

あわてて元車線に戻ろうとして、追い越そうとしていた車に接触。

というバイクの無理な追い越しが原因と判断された。
どうりでぶつかった車の人たちが、しらっ、としていたわけだ。休日をぶちこわしだもんな。

そのあとも、山道でスリリングな運転を楽しむライダーを多数見かけた。
「事故はあなたに悲劇、周りに迷惑」と言うような標語を見かけた。
事故の現場を一度でも見たら分かるだろう。注意一秒、怪我一生。


2004.07.16

AFRA on Top Runner @3ch

「人間ビートボックス」富士ゼロックスのCMにも出ていたAFRAがNHKの「トップランナー」に出ていた。
ある境地に達した男の「いい顔」が印象的だった。

小学校でヒップホップに目覚め、高校生でニューヨークに行き「人間ビートボックス」を知り、毎日毎日廊下でもどこでも練習し続けた。今は「自分の音作り」に心血を注いでいるようだ。

猿まねでなく、人の後追いでもない、「自分らしさ」を造りたい。

TVに出るなら
情熱大陸
トップランナー
プロジェクトXだな。

加えてAERAの表紙に出れれば万々歳。

2004.07.05

鬱からの脱出

鬱病、が最近増えてきている。というか、認知されてきている。

落ち込んだり気分がふさぎ込んだりすることは多々ある。しかし私は「うつだ!」と思っても自分が鬱病だとは全く思わない。なぜか?本物の鬱病とは何かを知っているからだ。

たいていの人は本物の鬱病の患者さんを見たことがないだろう。それは単に気分が落ち込んでいる、というレベルではない。眼は一点を見据え、受け答えもおぼつかなく、反応が薄い。ぼそぼそ話しながら、涙がつーっとほおを伝い落ちる。これくらい活動性の乏しい方はある意味安心だ。それは自殺する元気もないからだ。多少活動性がある方が危険である。鬱病は死ぬ病気だ。こうなってしまったら周りがサポートしてあげなければならない。

とにかく、鬱だーっ、と思っていられる間は何の心配もいらない。ちょっと気分を変えるこつを知ってるだけで、簡単に鬱を脱することが出来る。

鬱病の治療に使われる「薬物治療」。この治療の発想は、「根本的に鬱を叩きのめそう」というわけではない。ちょっと気分を良くしてやることでマイナス思考のスパイラルを脱し、またちょっと気分を良くしてやることで今度はポジティブに物事を考えられるようにしてやり、と言ってみれば、ちょっと体を支えてあげたり、ちょっと持ち上げたりしてあげるだけの発想である。

この思想を応用しよう。「鬱だーっ」と気づくことが出来たなら、ちょっとこれを思い出す。マイナス思考のスパイラルにはまってしまっているだけなのだと。なんでもいい。今まで悩んでいたことをちょっとだけ無理矢理ポジティブに考え直してみる。ほかに何でもいい。ちょっと自分の気分を良くすることで、プラスのスパイラルに持って行けばいいことなのだ。ほかに良くあるのは、体が疲れているせいで、ネガティブ思考に陥っていること。そんな時は一晩寝てしまえばいい。

「それじゃ仕事が終わらない!」

元気になった30分は、鬱の3時間に勝ります。
体を休めて発想の転換。世の中それほど悪いことばかりではないのです。

2004.06.29

ローテーションの谷間(?)

最近忙しくて文章が頭に思い浮かびません。

職業作家の苦悩が思い偲ばれます。書く気が起こらないときは書かない。アマチュアの強みです。

友人結婚式二次会で飲んだりした友人の話を書きましょう。

友人Fは熱い男です。先日結婚式二次会の幹事を一緒にやりました。
普段は真面目か不真面目かよく分からない男です。しかし、自分の「好きなもの」はいくらでも熱く語ってくれます。彼の中に「他人がどう思うか」という評価軸はありません。「とにかく自分はこいつのことが好きなんだよ!」ということが大事なのです。

恥ずかしながらサイエンティストとしての心構えを、広告マンの彼から教えられました。
最近のサイエンティストはなかなか「自分が好きだからこれをやるんだ」と主張できません。特に自分で研究資金を調達しようとproposalを書いてみれば分かります。如何にみんなが面白いと思える話なのか、如何にみんながハッピーになれる研究なのか、如何にみんながお金儲けできる研究なのか、、、、そういった話を如何に展開できるかがラボ・ヘッドの力量です。やりたい奴が、自分が面白いことを好きなだけ研究するのは難しい時代になりました。
バイオ・サイエンスは産業化の一途を辿っています。資金とマンパワーを投じて大規模な研究をやる世の中。しかし、一流誌には、ちゃんときらりと光る「アイデア」だけで研究データを発表できる人もいるのです。総勢4人の我がラボ、総資金は一千万にも満たない我がラボですが、負けてはいられません。

友人Yは某有名私立小学校の先生です。彼は開発教育を熱心にやろうとしています。「金なんかどうでも良いんだよ」繰り返し語ってくれました。そんな彼は品川近辺に2DKのマンションを買ってます。

「金なんかどうでもよい」。「持てる者」でないとなかなか言えない言葉です。金には不自由のない生活を送りたいものです。

最近素人の投資をあおる新聞・雑誌記事が多々あります。投資信託・株・外貨預金・マンションなどなど、、、、ついつい誘惑に負けそうです。確かに日本経済も上昇気流(?選挙前の自民党の仕掛けかもしれないけど・・・)ETF位買っても良さそうな気がします。そういう私もドルを買うこと7,8年・・・・勝つまで売らないぞ。ユーロは負け無し(自慢終了)。
しかし、頑固一徹で知られるうちのラボヘッドはそんな誘惑に負けません。「投資するなら勉強してそれだけやるよ。」おっしゃるとおり。プロでも負ける投資。素人がちょっと手を出して当たったとしてもただの「ラッキー」です。

今回結婚式を挙げた僕の友人は人生哲学が大変しっかりした男です。遊ぶために仕事をしています。遊ぶといっても都会の夜遊びではありません。マウンテンバイクで野山を駆けめぐり、モーグルをして、ロッククライミングをして、ラグビーをしてサッカーをする男です。海外赴任前に社命の英会話教室に3日しか行かず、代わりに料理教室に通った男です。しかし彼の辞書に「忙しい」という文字はありません。でも彼は新入社員向けの「社員紹介」でホームページに載るくらい仕事もちゃんとやっているようです。

要するに、人生って、哲学だな、と思うわけです。

2004.06.08

自己啓発本も悪くない。

最近書店に自己啓発本と金儲け本が多くなった気がする。
自己啓発本は至極当たり前のことをもっともらしく書きやがって、時には半分宗教じみてきててなんだよこいつら、と思うのだが、たまに元気のない時に読むと良かったりする。今日は宮崎伸治氏の「自己啓発の達人 幸運を引きよせる人の法則50」を読んでみた。
僕は書店で本を選ぶときは、手にとってぱらっと見るだけ。それだけで面白いか面白くないか一瞬で判断してしまう自分は一体何を基準に選んでいるのだろう?
古今東西の自己啓発者の言葉などを使って著者が50の法則をまとめているわけだが、法則一つ一つのエピソードがよく書けていた。なるほどと思うところが多々あった。しかし、振り返ってみれば、かなり王道を説いている。要は精神の安定。心を乱すことなく、しっかりとした目標を決め、日々やることをじっくりこなしていきましょう。それが出来たら、、、、ねぇ。

一つ名言があった。
「成功者の家に行けば、大きな書棚があることに気づく。一方貧しい人の家に行くと、大きなテレビがあることに気づく。」by ブライアン・トレーシー(米国の講演家←そんな職業があるのね。)

2004.06.02

マスコミの冷徹さ

痛ましい事件が起きた。学校で同級生に女の子が刺し殺された。
被害者のお父様がマスコミ関係者ということで事件の7時間後に会見が開かれ、その映像を見た。
明らかに「絵」を狙いに行く質問の応酬。極めつけは

「最後に娘の生きている姿を見たのは?」

「朝です」(当たり前だろ!!)

「どんな表情をされてましたか?」

そんなこと聞いてどうするんだ?

気丈に振る舞っていた父親の顔が崩れ、フラッシュとシャッター音が響き渡る。
そう、冷静に大学教授のような表情でコメントする父親の姿なんていらなかったのだ。

これが日本のマスコミの質問力だ。

2004.05.31

金持ち、智恵持ち、時間持ち

堺屋太一氏の”「平成三十年」への警告”より見つけたフレーズ。本の内容はコラム集でさほど面白くはないのだが、豊かさって、これだな、と思うフレーズだった。俺は教授の太鼓持ち。

教授「おまえな~たまには太鼓の一つも持ってみろ!」

太鼓持ちにもなれないようだ。

彼女の夢は絵本作家になることらしい。

彼女がディズニーランドに行きたがっていてしょうがない。「もちろん車で行こうよ」というのだが・・・

俺「なんであんな元々海の中だったようなただみたいな土地に1日停めて2000円もとるんだよ~車でなんかいきたくねーよ。」

彼女「でもね、でもね、車で行くとね、いっぱい楽しい思い出を積んで帰ってこれるんだよ。」

2004.05.29

よっこらせ!また車が故障。

040529_180601.jpg
またもエンジントラブル。今回は東北道で立ち往生。走行中にアクセルふんでもふかなくなった。路肩にとめ非常電話で通報。「故障車注意」と電光掲示板にでたことだったろう。アイオイの自動車保険のロードサービスは自前でやっているらしく来るのがとても早い。ヤナセ埼玉に入庫。燃料制御系の異常ではないかと。あれ?前は「タイミングベルトが切れそう!」とか言われて、10万円もだしてタイミングベルト交換したのに無意味だったか?同じ異常だったぞ。医者のいうことを良く理解出来ない患者の不安な気持ちが良くわかった.

2004.05.17

「信頼関係はあっても信用はしない」

日本女子バレーボール柳本監督の言葉である。自主性を尊重しつつ、野放しはしない、と。すばらしい「コーチング」の極意。勉強になりました。

2004.05.16

じゃがりこから簡単料理

雑誌BE-PALの隠れ愛読者である。アウトドア好き人間向けの雑誌なのだが、自分はキャンプも大してやりはしないが、なかなか心いやされる雑誌で小学生の時から読んでいる。そこで簡単アウトクッキングが紹介されていた。
「じゃがりこからマッシュポテト?」
じゃがりこといえば彼女の大好物。私は週末、彼女と会う日を待った。
週末、じゃがりこ大好きの彼女が家にやってきた。手にはコンビニの袋。中には、、、やはりじゃがりこが入っていた。しめしめ。泣き叫ぶ彼女を尻目に僕はじゃがりこを鍋にあけ、水を注ぎ、火にかけた。
どんどんふくらんでいくじゃがりこ。しかし、とてもマッシュポテトは現れそうにない。彼女はまだ泣きじゃくっている。まずい。へらでじゃがりこをつぶし始め、水の量を減らしていった・・・すると、どろどろしたものができてきた。そう、マッシュポテトだった。塩胡椒で味を調え、ツナを加えると、それはそれはおいしいポテトサラダができあがり、彼女は機嫌を直した。
応用編として、小麦粉と卵を混ぜて焼くとかなりおいしいかもしれない。ちなみにじゃがりこはジャーマンポテト味が良いらしいが、今回はサラダ味を用いた。さらにアサツキを私なら加えるかな。

2004.05.11

親の還暦

父親が還暦を迎えた。息子二人で色々考えたあげく夫婦での旅行を贈ることにした。開業歯科医の父は絶対に平日仕事を休まない。だから長期の海外旅行なんてもってのほか。高齢の祖母を1人に出来ないこともあり、日帰り旅行はしても、夫婦水入らずで泊まり旅行なんてほとんどしたことがなかったはずだった。
箱根とか伊豆の部屋に露天風呂がついているような高級旅館はいかがだろうか、と思っていたが、どこに行きたいかと尋ねると、意外に「箱根・伊豆は行きたくない。」と。「立山黒部アルペンルート」か「日光」が良いという。日光はあまりいい旅館がないし、車で行かないと移動が大変だ。立山黒部アルペンルートを贈ることにした。
どういうわけか「添乗員付きがいい」というから探したが、意外に良いプランがない。還暦の旅行のホテルがアパホテルじゃねえ・・・・何とかトロッコ列車+宇奈月ビール館+アルペンルート、宇奈月温泉泊、というプランを見つけプレゼントした。電車はグリーン車。なんと+3000円で往復グリーン車なのだ。これは良い。1人1泊二日6万円強のプランになった。
両親は早速ガイドブックを買い集め、インターネットを検索し、何を着て行こう、それじゃ暑い!寒い!早くスケジュール表をよこせ!と一ヶ月前から大騒ぎ。おまけにデジカメまで新調。しかし私が何より嬉しかったのは、(留守番しているときに気づいたのだが)親の使っているノートパソコンのデスクトップがいつの間にか黒部ダムになっていたことである。行く前から本当に楽しみにしていてくれたのだろう。
さて旅行は見事雨にたたられた。立山黒部アルペンルートは「土砂降り」だったとか。写真を見たが、空は曇り、地上は残雪とまだ木の芽も出ない黒い岩肌。まるで「墨絵」を見ているようだった。ちなみに宇奈月ビール館はグラス1杯の試飲で15分で立ち去ったとか。しかし宇奈月地ビールをみんなに送っていたから、ツアー会社もうまくやるものである。一番心地よかったのはグリーン車だったようだ。まあ現地に行くのも帰るのも旅のうち。追加の3000円は効果大だった。早くも「紅葉の時期にまた行きたい!」と意気込んでいる。今度は自腹でね・・・年金未納兄弟の親父はまだまだ引退できない。

2004.05.06

マンション会社の掲示板?

私の入居しているマンションは分譲型である。マンション建て売りと、管理会社と、不動産会社とグループになっている。マンションそのものは良くできている。しかし、全くもって会社の姿勢が「オーナー向け」であり、入居者には非常に冷たい。
ホームページに掲示板があり、各種苦情を受け付けるとある。確かに、隣の奴がうるさい、とかに丁寧に答えている。そこで、私はいくつか不満を書き込んでみた。
・BSが入っているというのにスカパーをつけたらパーフェクトの方が見れなかった。文句を言ったら「自分でアンテナをつけろ」といわれたが、数ヶ月後「危険なのでベランダにアンテナを取り付けないでください」の張り紙。どうなってるの?
・入居直後なぜか保証人の所に「マンション買いませんか?」と電話がかかってくる。契約した不動産会社と販売会社は別会社のはず。どこから漏れてるんだか。
そしたら、、、、、レスがつくどころか即消去の憂き目にあった。まあそんなもんかな。あの掲示板、実名・実アドレスで書き込んでいる奴いるけど、そんなことするやつあんまりいないよなー。もしかして全部自分のところで書き込んでるのかな?

2004.04.30

機長居眠り?手術も立ち入り検査を!

機長さんの居眠りが国交省の検査官に発見されたとか。
高い給料に十分な休み、泊まるところは良いホテルの良い部屋。しかも自動操縦で離陸と着陸以外は楽々。それがなぜ居眠りをする?病気?ハナから機長になってはいけない。
「手術」もいわば飛行機の操縦と変わらない状況である。術者の手に患者の命は完全に委ねられ、離陸(麻酔開始)から着陸(覚醒)まで全く気が抜けない。しかし、、、、給料はまあまあ、休み無し。病院に泊まり込んでも次の日休み無し。状況はめちゃくちゃ悪い。厚生労働省の立ち入り検査が入ったら一巻の終わり。術者こそ眠りはしないが、周りの超多忙な研修医(今回の改正で、おそらく今後は指導医クラスがこの状況)は時折うとうと・・・麻酔医もウトウト。それが日常なのだ。なのに、なぜこの状況がおかしいことにみな気がつかないのか?
医師は労働組合を結成することがなかったために、その労働条件を真剣に討議する場がなかった。「人のため」と言う名のもとに、また、「人が足りない」という状況の中、身を削ってきた。しかし、そんな状況は患者にとって何のプラスにならないことに気づいた方がよい。
全ての医師に当直翌日の休みを義務づけよう。

2004.04.23

100ます計算?

「100ます計算」という教育メソッドがもてはやされている。「単純な計算を素早くこなせるようにする」というのは手っ取り早く小学生の学力をあげる近道だと私も思う。
小学校の時、先生に単純な足し算から割り算まで、100問のテストを時間を計ってやらされた。その後、大学生になって、かなり基礎的な計算からして問題がある子の家庭教師をしたときに、この方法を倣ってやった。面白いほど子供は興味を持ってがんがん計算してくれる。やればやるほどに「タイムの短縮」という形で目に見えた成果が上がるのが面白いようだった。
勉強が出来ない理由をよく考えてみると、実は問題を考えたり文章を書いたりする以前のところでつまずいていることが多々ある。単純な計算や読み書きを、とにかく頭で考えなくても出来るようにするのが学力上昇の近道だ。言葉がなければ考えられない。漢字が書けなければ文章は書けない。足し算引き算がちゃんと出来なければ数学の問題は解けない。頭を使わなくて良い部分は「まず、たたき込め!」この点、公文式は実に優れた方式だ。実は海外で「KUMON」はかなり流行っている。確実に平均学力が上がる。コンセプトは同じ。

もう一つ子供の教育で付け加えるならば、「簡単なことを確実に理解させろ!」ということだ。だいたい「勉強の出来ない子・嫌いな子」は全て「わからないこと」から始まる。そのうち「どこがわからないのか」すら分からなくなり落ちこぼれる。勉強をしなくなる。デフレ・スパイラルまっしぐらである。小・中学生の「難しい問題」なんて、習ったことを適当に組み合わせてちょっと考えれば絶対解けるのである。それが出来ないのは、基礎的な部分が理解出来ておらず「組み合わせる」ところにたどり着かないからである。難しい問題ばっかりやらされて無駄に時間を費やし、勉強を嫌いになってはいけない。

よくベストセラーのハウツーものを見て「そんなの知ってるよ、やってるよ」という内容の本が多々ある。しかし、同じ事を考えていながら、向こうはお金持ち。こっちは一文無し。そこには「文才」という重大な差があるようだ。

2004.04.18

カフェの犬。

決して犬嫌いではないが・・・・
なぜカフェに犬を連れて入れるのだろう?最近はやりの大型で、リオのカーニバルのひな壇のお姉さんの頭についてるやつみたいなふさふさのしっぽの犬が、テーブルの間を歩いてくるとぞっとする。床で寝ているならまだいい。座席に乗っかり、テーブルの上に顔を出してくると、もう信じられない。どれだけ不衛生なものか分かっているのだろうか?
「うちのわんちゃんは綺麗です。」はいはい。自分の子供が四つんばいで、電信柱でおしっこひっかけて、路上でうんちして、道ばたで寝そべったあとカフェに連れてきて、手も洗わずにいすの上に上げるかい?
公園や駅で鳩にえさをやる奴並みに腹立たしい。

トンビにさらわれたものは・・・

葉山の一色海岸にドライブした。閑静な綺麗な海である。泳いでいる人までいる暖かな日だった。
海も穏やか。飼い犬とともにサーフィンを楽しむ姿もあった。
dog.jpg
波に乗ってご満悦の犬の表情がたまらない。

海岸の石段に腰を下ろしおやつタイムに入った。駒沢公園のバウアリーで買ったチーズケーキを二口食べ、口から離した瞬間、チーズケーキを持つ手に衝撃が走った。
「何?」
チーズケーキはもはや目の前を転々と転がり砂まみれ。ふと見上げると旋回し再び降下体制に入ろうとするトンビの姿。
「逃げろ!」
イチゴタルトを箱にしまいその場を逃げる。振り返ると再び急降下しケーキをつつくトンビ。
そう、トンビに襲われたのだ。無傷ではあったものの、空から襲われる恐怖はヒッチコックの「鳥」そのものであった。
だいたいチーズケーキなんて何で鳥が食うんだ?と不思議でたまらないが、そのうち鳩まで寄ってきた。tonbi.jpg
再び舞い降りるトンビに蹴散らされるハト。

地元民には「またよそ者が・・・」という白い目で見られながら海岸を立ち去った。。。

2004.04.05

「学会」について

学会に出席した。私の分野では最も大きな学会である。
群馬県某市で開催されたのだが、県庁所在地とは思えず、ここはひどいところであった。とにかく閑散としている。目立った食べ物どころも探し当たらず目立った名物もない。コンビニを探すのも一苦労。信じられないくらいコンビニが少ない。
まあ、それはさておき、、、
学会というのは一般の人が聞くとなんだかすごいことをしている印象を与えるが、決してそんなことはない。科学者の評価の対象はあくまで「論文」によるものであり、学会での発表はなんら業績とは見なされない。いわば、これは見本市と考えて頂ければ良かろう。こんなことをしていますよ、この1年間こんなことしましたよ、という感じで、その後興味を持った人が「顔を見ながら」話す、ことで交流を深め、時に共同研究などに至ることが最も重要なことである。
学会ではだいたい一人6-8分の発表タイム+討論時間3-4分が割り当てられる。討論の時間には、聴衆がマイクに立ち、数々の質問を投げかける。もちろん発表も緊張するが、まあ発表は用意した原稿通りにしゃべればいいから楽なモンだ。問題は質問タイムである。ここでの切り返しが、最も実力が見えてしまう部分なのである。「**についても調べていますか?」と聞かれて「そんなことかんけーねーからやってねーよ」と思いながらも「そこが大事なところなのですが、まだやっておりません」とか、そのアイデアに適当なコメントをつけて返すのが「マナー」である。決して「やっていません」とかむげに退けてはいけないのである。質問する方も大変だ。所属と名前を名乗って質問するので、明らかに「間抜けな」質問は出来ない。しかし、クリティカルな質問をするとかっこいい。質問を数多くしていると結構目立つので、この場を自分の仕事を売り込む場にしてしまうやっかいな輩がいる。もちろん、発表者の内容に対して質問しなければならないのだが、「私は****について仕事をしているのですが、うんぬんかんぬん、以上コメントでした。」と自分の業績を披露する奴がいるのだ。本当にうざい。

2004.03.10

生命科学者の評価とは。

たまには仕事関連の話を。世の中の生命科学者(特に医学系)の「評価」について書いてみたいと思う。
単純に科学者は「論文」で評価される(ことになっている。)論文そのものの価値ももちろんだが、高度に専門化されたこの業界、異分野の人の業績など正直言ってどの程度の価値があるかなんてよく分からない。よってその論文の載る雑誌(「ジャーナル」という方が正しいかな?)の「レベル」が一般的に業績の評価となる。(もちろん論文は英文のみ。日本語論文は論外。)
雑誌は「peer reviewされる」すなわち、「他の専門家による査読を受けて審査を通らないと掲載されない」雑誌であることが当たり前。さらに雑誌には「Impact factor」という数字がある。これは「この雑誌に載った論文がどれくらい多く引用されているか」を数値化したものであり、最高で50点レベル、多くの雑誌は10点以下の値がついている。世の中にはゴマンと雑誌があるが、中でもImpact factorが25点を超える「スーパージャーナル」と呼ばれる「Nature, Science, Cell」に載せるのが多くの科学者の夢といえよう。
Nature,Scienceは科学界の両巨頭と言える雑誌だが、とにかく「えっ、まじ?そんなのあり?」というような常識を覆すような知見、(たとえば「人間の起源は猿ではなく鳥だった」など)、または「この謎さえ解ければ大きく知見が進歩するような発見」(「ブレーク・スルー」という。)が掲載される。Natureの方がより「ユニークな」発想が問われ、Scienceの方がより「正当派」である印象を受けるが、載せたこともなければ投稿したこともないので分からない(笑)。また、社会的関心が高いテーマもよく乗る。SARS騒ぎの時にはなにかとたくさん論文が載ったが、関心は高いネタだがこれらのジャーナルのレベルに合ったものだとは正直思わなかった。
Imapct Factorが低いからといって必ずしもレベルが高いとは限らない。10点台でも玉石混合の雑誌はあるし、一桁台でも相当しっかりした論文でないと載せてくれない雑誌もある。まあ、ある程度の目安にはなるとは考えて良い。
さて、このImpact factor、教授戦の時などに「自分の論文が載ったジャーナルのImpact factorの合計点数」が一つの基準になってくる。一般的には「100点」がボーダーになるらしい。しかし、この点数が高い順に教授になりやすいかというと全くそんなことはない。「業績からいくとこの人なんだけど・・・・」というあっと驚く人事はいくらでもある。特に医学部では基礎系の教授でも「医学部出身の医学博士」でないとなかなか教授になれなかったりする。それが「論文で評価される、ことになっている」という所以である。(続く)

2004.02.06

駐車違反

ま、仕方ないのですが取られましたね。15000円。「そのお金で何が買えたか・・・」ゴールド免許になってからの5年間、駐禁2回、右折禁止1回でありました。(まだこれからもあるかもよ)。車に乗る頻度が増えると仕方ないのですが。常々警察に思うのは、「取りやすいところで取って、取るべき所から取ってない」こと。特に勤務先の裏通りは、駐車してたって誰も困らないのに、取りやすいからぱかぱか取りに来るし、レッカーする。なのに、病院入り口のタクシーがたまっているところは、大通りの流れをものすごく悪くしているのに取らない。おまけに、タクシーを駐車させないためにオレンジ色の棒を道路脇に立てたのだが、タクシーがこれに負けずに車を停めるから逆に邪魔になっている。
昨年の右折禁止が最も腹立たしい。見えないところに看板があって、知らずに右折したら白バイに追っかけられた。右折する前に1分以上ウインカーを出して止まっていたのに。明らかに分かってたんだから止めろよな。性格悪。こんな所にこんな話を書くだけでも時間の無駄だが腹立たしい。。。。

2004.02.03

レストランの雰囲気-従業員の態度

よくレストランなど料理屋、それに限らず家電量販店などでも、若手や新人を客のいるフロアで怒鳴りつけたり、しかりつけたりする従業員を見かける。
彼らは「なんで遅いんだ!」とか「そうじゃないだろ!」とか威張り散らしている。もちろん、お客の前ではさらっと態度を変えてくるけどね。そんな声が聞こえてくると、途端に料理がまずくなる。居心地が悪くなる。たとえひそひそ声であろうとも私は不愉快だ。そんな姿は裏でやってくれ。教育的にもよくないぞ。叱るとき人前で決して恥をかかせてはいけない。まあきっと人望のないやつらなのだろうが。自分が威張って得られるちょっとした優越感よりも店全体の雰囲気作りを思い、そして客の気持ちになれ。

2004.01.31

週末に読む本

帝都東京・隠された地下網の秘密2
武士道 新渡戸稲造 岬龍一郎訳
安全保障の今日的課題
スプートニクの恋人 村上春樹
GQ
Begin
蹴りたい背中
蛇にピアス
石原都政副知事ノート

何冊読破できるかな・・・
あれっ?本業の本がないぞ・・・

2004.01.27

法学者との対話。

先日法学者の先生とお話をする機会があり、学界での「評価基準の違い」に驚いた。理系、特に生物系基礎研究の世界では、評価の対象となるのは査読つき英文雑誌の論文のみ、と言っていいだろう。日本語総説、学会発表、厚生省研究班の報告書、書籍などなどまったく評価の対象にはならない。しかし文系(法学)で、日本では、1.日本語書籍、2.査読つき論文 日本語>英語 3.政府系の報告書 だそうである。まずは日本語で書くことが求められるそうだ。政治学などではマスコミへの露出、政府系委員会への選出も重要であるそうだ。医学界ではそんなことしてると「目立ちたがり屋」とか「厚生省のご用学者やってないで研究しろ!」と冷たい目で見られがちだ。しかし、評価基準もここ10年で大きく変わってきているそうだ。「実際の法に反映されてこそ」という視点もあり、「何が最も評価されるのか」は「よくわからない」状況ではあるらしい。まあ自分が「何を、誰に」主張したいかがはっきりすれば、自分の立つべき立場・発表方法はは自ずと明らかだろう、と理解した。
「法学博士」を取得している人が日本に何人もいない、という話にも驚いた。法学部大学院では「単位取得退学」が当たり前であり、「博士」は「大家となってある一分野を築いた」ひとが退官前などに与えられるものらしい。所変われば品変わる、である。理系では博士をとって初めて人間扱いされるというのに・・・
さらにさらに驚くべきは、文系社会の閉鎖性である。研究グループなどでも、**先生と一度組んだら破門、のようなことが多々あるらしい。よって、おいそれと色々な研究グループに顔を突っ込んではいけないようだ。さらには日本の大学のポストはある程度「決められている」。博士の4年生のいる研究室に入ろうとしたら、「この4年生が、次の助手になることが決まっているので」、「卒業してもそのポストを争わない。」という誓約書にサインさせられたらしい。生物系の世界のなんとさわやかなことか。といってもポストの多くはコネが重要ですが。
文系の研究は個人の頭の中でのみ完結するところがすごい。法理論など「人間の頭で考えたことの積み重ね」だけである。「真実」はどこにもない。生物系はひと言で言えば「神への挑戦」である。しかし、「真実は一つ」と信じてみなやっているが、「科学に絶対はない」のであり、所詮は「数学」をベースにしたパラダイムの中で「自然現象を理解してみよう」と努力しているところであり、「パラダイム」が崩壊した瞬間無に帰してしまう恐ろしい学問でもある。危ういのはどちらだろうか。

2004.01.22

愛車の修理。

二ヶ月前アクセルふんでも車がうごかなくなった。トラックの荷台にのせられたマイカー。031124_172401.jpg

2004.01.21

鬼十則

電通4代目社長吉田秀雄の言葉です。
一、仕事は自ら創るべきで与えられるべきでない
二、仕事とは先手先手と働き掛けい行くことで受け身でやるものでない
三、大きな仕事と取り組め、小さい仕事は己れを小さくする
四、難しい仕事を狙え そして之を成し遂げる所に進歩がある
五、取り組んだら放すな 殺されても放すな 目的完遂までは
六、周囲を引き摺り廻せ 引き摺るのと引き摺られるのとでは永い間に天地のひらきが出来る
七、計画を持て 長期の計画を持って居れば忍耐と工夫とそして正しい努力と希望が生まれる
八、自信を持て 自信がないから君の仕事には迫力も粘りもそして厚味すらがない
九、頭は常に全廻転 八方に気を配って一分の隙もあってはならぬ サービスとはそのようなものだ
十、摩擦を恐れぬな 摩擦は進歩の母 積極の肥料だ でないと君は卑屈未練になる

becksのコーヒー

千駄ヶ谷の駅前にJR東日本のBecksコーヒーが出来た。カフェラテを買ったらそんなに悪くなかったので今日はにおいにつられてコーヒーを買った。しかし、、、Sサイズは歩きながら飲めるふたがついてない!!「Mサイズからになります!」と言われがっくり。そこでMに移し替えるとかすればまた買ったのかも知れないのに。

残念ながらコーヒーも濃すぎてほとんど飲めなかった。濃い、といってもインスタントを溶かしすぎたような濃さなんだよね・・・

通勤路途中においしいコーヒー屋が出来ることを願ってやまない。残念ながらスターバックスの繁盛以来深炒りがはやりすぎている。ヨーロピアンテイストが好きなんだけどな。あの表面が泡泡で埋め尽くされたような感じ。