2008.10.11

パブで

帰りにビールを飲みたくなったので、englich pubに寄った。スパイシーポテトが絶品。 メタボ取り締まり期間中でもこれは大目に見ざるを得ません。

そこにScottich/Englishの出張できたおっさんがふらりと入ってきてギネス片手に話しかけてきた。 「この街は朝までやってるいい店はない?」 ねぇーよ、和民とカラオケくらいしか、漫画喫茶でも行っておく?というこの街だが、 よくぞこの街に一軒しかないEnglish pubを見つけたものだな、と感心する。 なんだかギネスをおごってくれてチーズバーガーも半分くれて、シングルモルトの講釈も聞きつつ閉店までつきあった。

途中で外人と喋りたかったらしい若者がぱっと入ってきて、ちょいちょいとチャットしてシングルモルトを味見して「うまい」 と言って帰って行ったのだが、彼が一言私にこう言い放った。

「ねぇ、あなたちゃんと英語しゃべれるの?」

一言二言その後英語で話していたらそれ以上何も言わずに立ち去っていったが、、、、。

2008.10.09

ノーベル賞で浮かれ気分

もいいけれど、受賞の対象は遠い過去の業績。別に今の日本の科学技術政策が特段素晴らしいわけでもなかろうに、、、。

いくつか思ったこと。

・結局アメリカが世界の頭脳を吸い上げていい研究をしている図式であることを見せつけられる。

・家族総出でクラゲを集めて気の遠くなるような精製をして、という愚直なサイエンスが、 現代の科学への貢献のパイオニアとしてきちんと評価されるのは素晴らしいこと。また、発見者から応用技術の道を開いた人まで、 各プロセスでブレークスルーを起こしたパイオニアをきちんと評価するところがすごいなぁ、と思う次第。

・日本の物理学の伝統、名古屋大の物理学教室の伝統的な研究をみるにつけ、やはり大学における「知の継承」と「知の蓄積」 は学問を形成する上で欠かせない源泉である、と感じる。近年は講座制も崩れ、プロジェクト単位の仕事が多くなり、講座の移籍も多くなり、 知の蓄積が個人に留まり、このような「組織に継承され蓄積される知」が失われつつあることを危惧している。

2008.08.26

医師の定員増?

かつて学生時代に「医師過剰時代」が来る、とまことしやかに言われていたことを思い出す。 「イタリアでは医学部出てタクシードライバーをやっている奴がメディアで紹介されていた」 とか言っていたような(実際イタリアは人口比で医師の数が多い)。今は歯科医が過剰時代にあえいでいる。今やコンビニより多い開業歯科医。 年収300万円に満たない人もいる、という報道が最近聞こえてくる。

最近医師が足りないから医学部の定員を1.5倍に増やすとか言う話になっているらしい。 単純に考えて医療費は減らす方向にしか働いていないから、現在の同じパイを1.5倍の人数で取り合う方向に向かうことになる。 こういう(収入の増えない)単純な増員は、レベルの高い人間を医師にリクルートする方向には向かない。少なくとも 「医師のレベルが平均的に下がる方向に向かう」ことは間違いない。1.5倍に増やすのを何年続けるつもりなのか・・・。コメディカルの教育・ 活用、例えばナースプラクティショナー(プライマリーな診療も行える看護師)の制度設立も一案でしょうし、 メディカルクラークの養成による医師の負担軽減や診療科によっては無過失補償とかの制度創出で医師の「立ち去り型サボタージュ」 対策もあるでしょう。こういった対策はどれか一つが決定的な効果を挙げるわけではないので理解はされにくいですが、 医師不足に対する包括的なプランニングが今必要な筈です。増員でなくても「医師の生産性を上げる」という方法ももっと考えるべきなのですが。 医療費の負担は増やさない、という原則がある限りは、一見リーズナブルな、しかし「医師の平均的能力の低下」が懸念される「増員」 が医師不足対策としてまかり通ってしまうのでしょうか。

2008.08.19

あっち側からこっち側

とある仕事上の縁で国連の会議に参加した。 ジュネーブの会議場でJAPANの札の前の席にJORDANとかJAMAICAに囲まれて座るわけだ。

時差ぼけでくそ眠い中、ふと上を見上げると観光客がガラス越しに本会議場を覗いている。記念写真とか撮っている。

そういえば、ここに初めて来たのは12年前のこと。学生の頃観光で来て同じようにあっち側からこっち側を自分が覗いていた。 「会議をやっている会場がありますのでここをちょっと覗いてみましょう」みたいに巡回ツアーの人に言われて覗いていた。

あっち側からこっち側へ。大人になりました。次なる「あっち側」はなんでしょうか。

 

下は会議場の時計。巨大なパティック・フィリップ。

2008.07.09

サミット

なんだかんだー言いながらサミットも終盤。都内の警官の多さはすさまじい。いったい今までどこにいたんだろうか。 警備強化期間中の都内の犯罪発生率や駅の自殺率などは興味深いですね。費用対効果も興味深いです。

映像でサミットの様子を見ましたが、8人でぷらぷら動いているときは通訳は付いたりしないんですね。 カメラが写すのはF総理の所在なさげな表情が。映像的に見ると合成写真のようです。和気藹々とチャットしている輪のあたりにはいるけど、う? 影も見あたらないないような。完全に視線がさまよっているし、他国の首相も話しかけようともしてくれません。 どうしようもなくへたくそな英語であれ、輪に入ってちょっと気の利いたジョークを一発かませるだけで全然違うのですが。 友達の輪に入れない留学生みたい。なんかとっても悲しい映像でした。

2008.05.28

雑記

映画「チャーリーウィルソンズウォー」。一瞬コメディタッチな映画のように宣伝していますが、 とてつもなく重苦しい気分で映画館を去ることになるので要注意。そうか、本当にアメリカって罪な奴だな、と思うのみ。 テロのネタを自ら撒いて自ら育て。でも、ソビエトのアフガン侵攻が本当にあの通りだったとしたら、 侵攻される側の住民や難民を黙って見てて良かったか、というのも悩ましいところ。しかし、バズーカで飛行機やヘリが撃ち落とされるリアルな(?) 映像は、本当に武器の強弱って戦場では重要なのね、と思わせられます。

最近TASPOなるものが出来て登録しないとタバコが買えなくなるみたいですね。この個人情報はどこに行くのでしょうか? これを活用して喫煙者は健康保険が自動的に高くなったりする仕組みになるのでしょうか。 カード発行も課税して毎年更新制度にして医療の特定財源にする、など色々な方策があり得ます。

日本の新型インフルエンザワクチンは本当に効くのでしょうか。 新聞によればHI抗体は上がらず中和抗体で調べて上がってるからOKにしているんですね。 これで日本のプレパンデワクチンはWHOの標準品として認められるのでしょうか。 ワクチンは国内で作ると決めたなら世界のスタンダードになるものを作らなければなりません。 買うなら世界で一番いい奴を買い付ける戦略をとらねばなりません。継続してウオッチ。 そうこうしている間にH5じゃなくてH7がヒト型に変異しつつある、という報告も。H7もプレパンデ作りますか?答えの出ないことだらけです。

 

2008.05.22

プレパンデミックワクチン

海外産プレパンデミックワクチンを導入すべきか?なかなか難しい議論です。数が積み増せるからいいじゃないか、 という単純な議論ではありません。

調達先は複数ある方が良いのは数量的にも質的にも危機管理上よろしいでしょう。効かなかったらほかの選択肢がありえるわけです。 日本のが全く効かず、海外のが劇的な効果を挙げていたとしても、指をくわえて黙ってみてるしかないかもしれません。 日本のワクチン株に何らかの原因で不具合があっても、海外産をある数量は確保できることになります。 海外ワクチンの効果をテストして自前のデータを持っておけるのは政策決定上大変心強いことでもあります。

でも、、、2種類の違うタイプのワクチンがあったとします。 新型インフルの患者を処置しに行っていただかなければいけない医療従事者や初期対応者に業務を命令する側はどっちのワクチンを選びますか? 何種類ものワクチンが配られたら混乱しますねえ。海外ものワクチンが海外の流行地で使われ、プレリミナリーながら「効いているようだ」 とデータが出ていたとしましょう。その時点で日本のワクチンはまだ使ってないからよく分かりません。 でも動物実験や臨床試験で抗体価を上げる作用は海外ワクチンより高かったとしましょう。あるいは副作用がとても少なかったとしましょう。 どっちから使います?

海外ワクチンに入っているアジュバントが日本でまだ認可されていない、などの問題はあります。 外資のインフルワクチンを導入する抵抗感もあるでしょう。日本のワクチン市場に大きな風穴を開ける可能性があります。 安定的に良く効く安全なワクチンを供給することはとても難しい。難しい決断を迫られているかと思います。海外ワクチンを備蓄に入れるならば、 ワクチンの接種者の優先順位と、ワクチン株の使用の優先順位、認可プロセスを修了する前にパンデミックが起こり、 使わざるを得なければいけない時がきたときのライセンスの扱いなど先に議論をしておかなくてはいけません。 海外ワクチンの効果についてのデータは是非国内で取って検討しておきたいところです。空前のパンデミックブームの今なら、 なかなか進まなかったそんな議論も一気に進みそうです。例えベストチョイスでなくとも、意思決定のポイントを先に決めておくことが必要です。

 

2008.04.26

アメリカのタクシー運ちゃんは・・・

アメリカのタクシーに乗ると決まって「いつ帰るのか?何時にホテルを出るんだ?空港に行くなら待ってるぞ」と言われることが多い。 何度か約束をしたが今まで1回も時間通りに待っていた試しがなかった。

今回たまたまホテルの入り口にタクシーが待っておらず、たまたまいたリモ(ハイヤー)と交渉して近くまで行ってもらったのだが、 こいつがまたしつこかった。「明日空港行くんだろ、来るときいくらだった?$60か?よし、帰りもそれで行ってやる。 こんな広くて良い車でいいだろ~」と「バスで行く」とか「タクシーでは行かない」とかのらりくらりと交わしていたのだが、引き下がらない。 最終的に$60でOKを出した。ホテルの部屋番号と名前を書いて、さてホントに待っているのかねー、、、と翌朝。

確かに奴はいた。9時半どころか10分前に来ていた。やるじぇねぇか、と思ったが甘くはなかった。 車に乗ったとたんぎゃーぎゃー言い始めた。「今日はお客がいっぱいで大変なんだよ、いっぱい客が来るから大きな車が必要なんだ」 といいながら仲間に電話で連絡。しかも空港に行く道とは若干違う方向に行きやがる。そして道ばたに止まり、「おまえはあの車に乗れ」 と古びた一回り小さなリモを指さした。

しょうがねぇなあ、と思って乗り換えたが、ふつふつと怒りがこみ上げてきた。「この嘘つきやろう、ぜっていおれはおりねえぞ。 乗り換えるなら$50だ!」とかわめけばよかった。ついでに「ライセンス見せてみろ」とか。 乗り換えたほうの運ちゃんのおっさんは饒舌だった。「普段はメリーランド州でやってるんだけど仕事がないからこっちに来てるんだよ、 ライセンスもあるよ(本当?)。おっ、冷房寒くない?この商売はまた乗ってもらうことが大事だからな。気分よく乗ってもらわねぇと」・・・。 二度とたのまねぇ。

学生時代の旅行で得た教訓を忘れてはいけなかった。

「旅先で持ちかけられた話には乗るな。」

2008.04.19

医師不足

最近の医師不足の議論は医師雇用の財源確保の問題とかに話題が移りつつあるように見えますが、たぶん現場の医師は「そこじゃないよ」 と思っているんじゃないかなぁ、という気がします。年収800万円が2倍になっても5倍になっても、 医師のやる気はおそらくそんなには変わらない。

もちろん「今の労働環境で働けっていうなら、2倍、5倍よこせ」と言いたいのは本音。でもそれより 「普通の時間に帰れて当直あけとか休むべきときはちゃんと休めて、不等に訴えられたりせず、自分の仕事に集中できる環境が欲しい」 のがまず先なんじゃないか、と。一つの比較的容易な案として、医師のサポートスタッフを増やすべきでしょう。 医師を増やすには金も時間もかかる。行政的な書類書きやカルテ入力、 臨床データのまとめとかその他雑務をやってくれる人をつけてくれる病院はきっと「医師の集まる人気病院」になる気がいたします。あっ、 昔はそれがほぼ無給の研修医の役割でしたね。過去の研修医制度・医局制度の偉大さをたびたび感じつつも、 せっかくぶっ壊したシステムですから、逆戻りするのでなく、次世代のモデルを作るしかありません。

 

Pandemic flu

くだらないエープリールネタから復活。

連日メディアを新型インフルエンザネタが賑わせています。ただでさえ当てるのが難しいインフルワクチンですが、 プレパンデミックワクチンで変異株によるパンデミックの時にどれほど効くのかしら、と思いつつ、まあ継続的なワクチンの生産能力の確保、 という点ではかなり役には立っている政策、というか世の趨勢の中で備蓄を持たない、という選択肢はありえないですね。 なかなか進まない治験も、ついに医療関係者への事前接種、という決断に出ました。 結局ワクチンの治験を早く進めるには政策主導でやらざるを得ない、逆に政策主導で官民一体となって開発・ 治験することでワクチン開発は劇的に早く進む良い例です。

プレパンデミックワクチンを世界で初めてプレイベントに大規模接種する、という政策は世界でも注目されていますし、 事前接種の対象者の接種受け入れ率とかは各国が注視しているのではないかと思います。出てきたデータはNEJMは固いだろうなぁ。 ちゃんとデータ取ってちゃんとまとめれば、ですが。でも分かるのは、 ヒトでの副作用とH5N1接種株に対する抗体価がヒトでどれだけ上がるか、だけです。「新型インフルエンザにどれだけ効くか」、 というデータは出ては来ませんし、ヒトーヒト感染しつつあると言われるH5N1株に対しての効果も分かりません。 東南アジアとかのH5N1流行地でも治験やって、 ヒトーヒト感染したと思われる分離株に対する抗体価とかも計れればもっと良さそうなものですが。

注意すべきは、「日本製のワクチンを作る」というのが目的ではないことです。 「世界でベストのワクチンが日本に迅速に安定供給されること」が国家の目標とすべきところです。そのために、日本の新技術で、 日本のメーカーに作らせることで安定供給する、という戦略をとると決めたらな、 世界のベストワクチンにするためのバックアップがもっと欲しい。 流行地にワクチンや治験インフラを無償供与するなどしてがんがん治験をやらなければ駄目です。 フィールドでのプロテクションが示されない限り、あるいはそれに限りなく近いデータを示せない限り、世界のベストワクチンにはなりえない。 そのつけは、「流行時に日本はあまり効かない時代遅れワクチンしか手に入らない」という形で国民に返ってきます。 他国の新技術にも投資して選択肢を増やしておくことも考えるべきです。

2008.04.01

本日をもちまして

某大学の職を辞し、かねてからの憧れであった政治家への道を歩き始めることとなりました。

おかげさまで学位の目処も立ちました。余裕資金も出来て参りました。まずは世界の貧困解決をテーマに、彼の地へ修行に行って参ります。 これまでのブログのご愛顧に感謝いたしますと共に、このような形でのご挨拶とお別れとなることをお詫び申し上げます。 

Save millions lives at a time!

Yantaro

2008.03.29

おめでとう!

愛車を兄から買い上げ1年半、走行12000キロにして初めてのオイル交換。
こ、こんなに乗り心地が違うとは・・・早く換えておけば良かった。ちょーなめらかです。

IMG_0656

アメリカの我が母校からこんなものが届きました。卒業してすぐくらいに、とあるワクチン関連のビッグスタディで 「日本のデータを調べて」といわれ、日本語文献をあさってデータを送りました。「謝礼くらいくれるかな?」と思いきや「サンキュウ~」 で終わって「あれ?」という感じだったのですが、突然こんなものが送られてきました。送料$40の代物。プロジェクトが終了し、 もうすぐパプリッシュされるとのこと。おそらくは一流誌に掲載されるのでしょう。おめでとうございます。 謝辞にも名前は載らないかもしれないけど、金余ってんな~、などと思ったり、思わなかったり。。。

2008.03.25

大学は大丈夫か

慶應大学が入学金を無くしたが、学費を実質値上げ。学長は「グローバルスタンダードな学費体系」「学生を呼び込むために」 とはおっしゃるが、これのどこがグローバル化で学生を呼び込むことに繋がるのか分からない。留学するときに在籍金だけ払えばいい、 みたいな話が唯一評価できる点か。

まずはグローバルな大学になるためには、学生の教育は(まずは)どうでも良い。 大学はまずは優秀な研究者を揃えて素晴らしい研究をやってなんぼだ。それにはまず資金を集めるべきだろう。 今までとは0が一つ二つ違う額を集めること。特に科研費とか私学助成とか国の金に頼る体制からの脱却が必要だ。年度会計・ 予算使い切りに毎年振り回されていては良い研究は出来ない。強力な事務も必要だ。金を集めて集めて集めまくること。そしてその金を、 研究に存分につぎ込めるよう迅速な事務処理体制(バックオフィス)が必要だ。 教員が申請書の経理とか予算とかを自分でやっているようでは駄目だ。出来れば外国語対応も万全でなければいけない。 海外からの資金の方が桁が違う。海外との資金のやりとり、海外向け広報をがんがん進められる人材が必要だ。 硬直的な研究資金の使用規則や雇用も改める必要があるだろう。とにかく強力な広報・海外連携担当者、 資金集めと運用担当者のリクルートとバックオフィスの強化がグローバル化への第一歩だ。 金と研究に打ち込める体制があれば優秀な教員は自然に集まってくる。

教育は4年生学部を無くすのも一つの案だ。その代わり大学院を強化する。世界でも通用する厳しい学位審査を導入すると共に、 日本的なラボの下働きをさせる大学院ではなく、自分の大学卒の学生を集める大学院ではなく、一流のコースワークを課し、 厳しい競争にさらす研究者養成所にしなければならない。そのかわり奨学金で学費はただ、生活費も出すくらいでなくてはいけない。 学費や生活費稼ぎにコンビニでバイトしなければいけないようでは優秀な大学院生は育たない。

と、青臭い理想論をつい書いてしまいました。

しかし、今週のAERAの記事、就職戦線の厳しさ、大学教育の崩壊をリポートするのは結構です。しかし、

ある女子学生は「レポート1本は彼に代筆してもらってしのいだ」

などとさらりと書いてありますがいただけません。レポートの代筆は

「即刻退学」

に値する重い罪です。大学もなめられたものですね。日本だけの問題ではないですが、「剽窃・盗作とはどういうことか」 についてもきちんと教える必要があります。

2008.03.22

DC雑感

テレビを見ていたら真央ちゃんがインタビューを受けていました。英語で受け答えをしているのはなかなかレアな映像です。 「どうしたらそんなにジャンプがうまく飛べるのですか」という質問もどうかと思うが「毎日飛んでいるからです」というのも芸がない。 「頑張りました。次も頑張ります」 で可愛いと言ってもらえるのは今のうちだけですのでプロアスリートとしてトークにはもっと磨きをかけていただきたいと思います。 日本語では最近いっぱい喋っていますが。

自分の英語力を棚に上げて言うのも難ですが、やっぱり日本人は英語学ばないとね、と思う次第です。 特に国をしょって立つようなポジションの人は。別にガキの頃から英語を必修に、とかは全く必要ないと思うし、 日本語を学ぶ時間を削って英語を学ぶ必要があるとは思いません。でも、 恐ろしいほどの英語嫌いと抵抗感は何とかしなければいけない日本人の敵であります。そして英語でプレゼンしていて最後に「Sorry for my bad english」とか言ってしまう無意味な卑屈さもやめるべきです(「謝る前に練習してこい」 「早口で何言っているか分からないそこのインド人、まず先に謝れ」とはみんな思っているでしょうが)。 日本人は目線が高いといえばそうなんですが、よっぽど単語の誤用とかしていない限り堂々としていればいいと思うんですよね。

今日の朝、朝食を買いに行ったら「サラダ」が通じなかったくせによく言うよ、ですけど。

2008.03.20

本年度のプレゼン終了

プレゼンラッシュが続きましたが、本年度はついに終了。。。1ヶ月に6つ違う内容のプレゼンがあるとさすがにバテます。 本日のは英語だったため、さらに疲れましたが、ようやくホットした感じがしました。ボスとステーキと赤ワインで祝杯?をあげました。 DCの議会が見えるおしゃれなレストランに何でボスと来ているのか分かりませんが、ごちになりました。ちわっす。

しかし、今日のプレゼンはスベりました。勢いよく台本無しで乗り込んだものの頭は真っ白。つっかえつっかえ最後までたどり着きました。 悪い予感はしたんですけどね。何となく自分の緊張状態とか頭の冴え具合でいけそうな具合が分かるのですが、 予想通りマイクの前で頭は真っ白になりました。かなり内容をはしょってしまいました。自己採点50点。でも時間は守ったのでプラス5点。 笑いを2回取れた(!)ので10点プラスして合格としましょう。 やさしいモデレーターがうなずきながら聞いてくれたおかげで勇気づけられたというか。 内容をはしょったことは本人以外分からないと言えば分からないし。会場のウケは良好でした。そりゃあ、 他がみんなホームページに書いてるようなお役所の形式的な内容を喋ってただけだし、 こちらの話は会場の誰もが聞いた事がない話をしましたからね。

 

2008.03.19

2週間ぶりにアメリカへ

2週間ぶり(笑)の成田です。今日は早めについたのでラウンジでシャワー浴びて生ビールを飲んでまったりです。 タイ式マッサージも無料でつけてくれないかな。

入国の自動化ゲートが出来ていましたが、早くなるのかなぁ、これ。指紋採ってパスポートスキャンに手間取ってると、 手の早い日本人係官の方が早いかもしれません。登録してる人が少ない時はいいですけど。かつての高速道路のETCですね。 午前中とか出国審査にずらりと並んでいる時には良いかもしれません。

久しぶりの米系ユナイテッドでの渡米です。国内線のキャビンはゴミだらけで汚いけど、さすがに国際線は綺麗に清掃されていました。 ユナイテッドは日系よりときに暖かさを感じます。投げやりな奴もいて個人差はありますが、優しい人はとっても優しいです。 日系は基準以下のサービスも少ないけど、基準以上のサービスは絶対にやらない冷たさがありますね。 きっとそれにつけ込む悪人が多いのでしょう。「前はやってくれた!」みたいな。 昔は某青系プレミアムエコノミーではジャケットをハンガーに掛けてくれることも時にあったのですが、最近はにべもなく断られます。

今日は比較的すいていて"フラットベッド・プレミアム・エコノミー"にアップグレード(?)です。満席のビジネスクラスが哀れでした (と、遠吠え)。

2週間ぶりにアメリカへ

2週間ぶり(笑)の成田です。今日は早めについたのでラウンジでシャワー浴びて生ビールを飲んでまったりです。 タイ式マッサージも無料でつけてくれないかな。

入国の自動化ゲートが出来ていましたが、早くなるのかなぁ、これ。指紋採ってパスポートスキャンに手間取ってると、 手の早い日本人係官の方が早いかもしれません。登録してる人が少ない時はいいですけど。かつての高速道路のETCですね。 午前中とか出国審査にずらりと並んでいる時には良いかもしれません。

久しぶりの米系ユナイテッドでの渡米です。国内線のキャビンはゴミだらけで汚いけど、さすがに国際線は綺麗に清掃されていました。 ユナイテッドは日系よりときに暖かさを感じます。投げやりな奴もいて個人差はありますが、優しい人はとっても優しいです。 日系は基準以下のサービスも少ないけど、基準以上のサービスは絶対にやらない冷たさがありますね。 きっとそれにつけ込む悪人が多いのでしょう。「前はやってくれた!」みたいな。 昔は某青系プレミアムエコノミーではジャケットをハンガーに掛けてくれることも時にあったのですが、最近はにべもなく断られます。

今日は比較的すいていて"フラットベッド・プレミアム・エコノミー"にアップグレード(?)です。満席のビジネスクラスが哀れでした (と、遠吠え)。

2008.03.11

初給料

とある勉強会に講師として呼ばれ、お手当を頂戴いたしました。

プレゼンしてお金もらうのは実は初めて。なんだか初月給の気分です。

でも1時間喋って30分質疑応答の予定がしゃべりが45分で終わってしまいました。。。。 いつもなぜか予定時間より早く終わるんですよねぇ。45分以上質疑が続いたので、まあ内容はご理解いただけたのでしょう。

ウケはどうだったかは良く分かりません。ただ、勉強会の講師は「絶対俺はこう思う、こうすべきだ」とざっくり喋る方がウけたかなぁ、 と思いました。数をこなしてしゃべりに磨きをかけたいものです。

 

 

 

2008.02.29

Back in Baltimore!!

2年ぶりに帰ってきました、ボルチモア。凱旋、というにはほど遠く、ただ学会がたまたまここだっただけ。

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なんだかと ってもとっても懐かしい。不思議な気分でした。2年間ではほとんど何も変わっていないからか?? かつて通った美味しいレストランを攻めまくります。ボルチモアは実は美味しいのです。Bicycle, 韓国BBQ、Fell's pointのタパス、新しくできたアイスクリーム屋など、ガイドブックに載ってないのが可愛そうなくらい美味しく、懐かしい味でした。 朝飯は毎日Whole Foodsのテイクアウトサラダバー。大人になりました。

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こんなおしゃれな所あったっけ?再開発されたところ。

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Fell's pointに出来ていた美味しいアイスクリーム屋。ホットチョコレートが感涙もの。

変わっていたのは、かつて住んでいたHomewood Campusの近くのChalrs Village.リノベーションプロジェクトが進行して綺麗なドミトリーにBarns and Noblesにスターバックス、 コールドストーンアイスクリームと新規出店目白押し。Undergradは恵まれています。

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School of Public Healthはびっくりするくらい何も変わっていませんでした。学校のそばにBurger Kingが出来たくらい。久々にイースタンマーケットのOKオリエンタルへ。念願のサンマ弁当に涙しました(在校生の皆さん、 サンマ弁当は健在でしたヨ。)

アドバイザーに会いに行ったら「アメリカとオーストラリアでやっているサーベイを日本でもやらない?」とのご提案。 とっても面白い話しだし、今のプロジェクトにも関連しているのですが、そこまで手が回るか否か。。。。

 

 

2008.01.14

新年早々

読んだ本がこれである。

「海上自衛隊員の作り方」

いわゆる海軍の掟、に2,3行ビジネス向け教訓を付け足した本。この2,3行は正直蛇足。無くても良い本だと思う。

思えば小学校、中学校と林間学校などで叩き込まれる

「起きたらベッドを整えてすぐ寝れるようにする」

「寝る前に次の日着るもの一式揃えておく」

要は入港してもすぐに出港できる準備を整えてその日の作業終了、という海軍の原則なのでありますが、確かに朝に「今日何着ようかな」 と迷ったりする時間は不毛。整えてあるベッドはするりと寝れます。加えて早寝早起き。6時起床12時就寝、 ということで新年早々実践すること1週間。。。。快調でしたが、、、

久々に風邪を引きました。

3が日を終えて仕事開始。連続勤務8日目より風邪発症。金、土は自分が行かないことにはどうにもならないので薬でしのぎ、 (と言っても周りの誰が見ても「風邪でしょ」という顔をしていたけど)日、月はたっぷり家で寝る羽目となりました。 でも久々のお昼寝は気持ちよいものです。目覚ましをかけずに寝て数時間。昼寝特有の「金縛り」。 頭は起きているけど体は全くいうことを聞かない目覚め。数年ぶりの気持ちよいお昼寝でした。

 

2008.01.09

経済学

今話題のグリースパンの回顧録を買って読んでみたら、どこかで見た内容の話ばかり、、、なんでだ?と思ったら、 日経の私の履歴書の内容ではないか。とりあえず上巻を流し読みしたが、馬鹿馬鹿しい。日経だけ読めば十分だと気づき、 下巻は買わないことにした。

経済学は良く分からないが(材料の動きを見てればある程度先が読めた時代は良かったんだろうな、今ってモデル作りで試行錯誤し、 出来た頃には時代が先に行っている時代になっているのかな、という印象はある)、成功した人の自伝は共通して「誰よりも死ぬほど勉強した (と自信を持って言える)時代」があることが分かる。まあ内容は分かるときも分からないときもあるけど、 こういう自伝はなんか元気が出る材料になります。

年始

3が日は完全オフをとりました。「お正月切符」で八戸経由谷地温泉へ。携帯のつながりも悪い山奥の秘湯に泊まりました。 二日目はこれまた名湯の蔦温泉へ。前者は硫黄泉の白いお湯、後者は非常に透明度の高いお湯。私は後者の方が好みです。 1泊で三度もお風呂に行ってしまいました。浴槽の下(まさに足元!) から滾々とわき出るお湯があふれる木の床にのんびり寝ころんでいると時間を忘れます。いつまでも入っていたいお湯でした。 蔦温泉は掃除も行き届きスタッフの方々も大変親切、食事もうまい素晴らしい宿です。

さて、蔦温泉に早く着いたので、スノーシューでの散歩を試みました。装備もなく、 スノーシューで歩いたこともない我々に宿の方はスパッツから手袋から貸してくださり、履き方なども色々教えてくださいましたが、 不安なご様子。たまたま蔦沼に入っていこうとする環境ボランティアAさんにコース入り口でお会いし、一緒に行っていただくことになり、 少々ホットしたご様子の宿の方。

それもそのはず、、、散歩程度にぺたぺた歩けば蔦沼くらい行けるでしょ、というのは大間違い。前夜の雪で消え去った雪の中を、 踏み外せば沼か、川か、というところを行かなければなりません。ガイドの方がいなかったら絶対にあっさりあきらめてました。聞けば、 良く道に迷った人に遭遇する、とのこと。ベテランAさんに大感謝です。蔦沼からぐるっと一周するコースを3時間、 色々なお話しを聞かせていただいた上に熱いコーヒーまで頂き、疲れを全く感じることなく大自然を感じたのでした。 しかも雪は超上質のパウダースノー。おいしかった。

こんなに山のなかを歩いたり、自然を見つめるのは中学生の時以来です。大人になって、研究などもする立場になって色々話を聞くと、 めっちゃ面白いです。Aさんのお話しも上手です。「大学の植物の専門家や昆虫の専門家とか連れてエコツアーみたいなことやったことあるけど、 専門家は自分の世界に入りすぎて駄目。そこに歴史やら古くから伝わる風俗やらの話しを織り交ぜることで面白くなった」という話しを聞き、 全くの同感。「専門家の間をつなぐ」「専門家と一般人の間をつなぐ」ことを考えている身としては、どこも同じだなぁ、と思う次第。

でも植生の変化って、目の当たりにするとすごいです。大きな木が倒れると、開けた太陽光を取り合って一斉に若い木々が競争していく姿。 自然界の営みを目にすると、ヒトが自然に手を入れることのおこがましさを感じてしまいます。 自然を大切にしようという気持ちが本当に自然に湧いてくるツアーでした。エコバッグもCO2削減もいいけど、まず木を植えようよ。 スピリチュアルな話しは嫌いなタイプですが、自然に力をもらった気がした良い休日になりました。休日はがっつり休むといいことがあります。

Aさんにこの場を借りて感謝申し上げます。

 

2008.01.03

ガソリン税の暫定税率撤廃を!

正月早々新年一発目にこんな政治的な話を書くのもなじまないが、正月のニュースを聞いて驚いた。

あのガソリンを入れたときに書かれている通称「ガソリン税」は、「道路整備を急ぐため」の 「暫定税率」として上乗せが数十年にわたって続いていたという。これが今年3月に切れるのだが、 民主党が暫定税率維持に反対する方針であるという。これが廃止されると現在リッター54円程度の課税が約29円になる、 すなわちガソリンがリッター25円ほど安くなる、というわけ。

日本にいると、「知らないって恐ろしい」ことに良く出会います。 今回ばかりは民主党に頑張っていただきたい。政治的取引の材料として無駄に使って暫定税率延長なんて事にならないよう。。。

2007.12.31

2007年ブログ総決算

2004:192件
2005:110件
2006:117件
2007:50件くらい?

ブログの投稿が激減しました。今年は年賀状の写真も面白いのがなく、 写真なしの白黒賀状になってしまいました。4月に始まった新規プロジェクトに追われまくった一方、 プロジェクトも少しづつ何か見えてきたような手応えもある1年でした。さて、昨年末の総決算を見て冷や汗。

毎年言っている気もしますが、来年が勝負の年、という気が致します。
まずは
・ズボンのサイズをこれ以上上げない
・体重をこれ以上増やさない
は最低限の目標。
いや、もう一つ。
・論文量産
ですな。ではまたごきげんよう。よいお年を。

体重をこれ以上増やさない、はぎりぎり達成。 しかしズボンのサイズはスーツをほぼ作り直す憂き目に遭ってしまい30台の体系変化を実感してしまっている。 問題は最後の三つ目は大失敗。来年こそ大勝負。野球で言う「ビッグ・イニング」になることを期待。 デッドボールでもいいから塁に出なくては。

 

2007.12.15

所変われば航空券も変わる。

ヨーロッパでの乗り継ぎ便のこと。券面に記載してある時間にゲートに行くと、客はまばら。聞こえてくるのはファイナルコール。

あれ?券面に書いてある時間は搭乗開始時間じゃなかったっけ。。。。。。?

よく見ると

「Gate close at」と書いてあるではないですか。

気をつけましょう。日米はだいたい搭乗開始時間が書いてあるんですけどねぇ。

 

2007.12.14

聖地訪問

ロンドンに来たら、この業界にいるならこれ

と、このバー

を詣でないわけにはいかないのです。

これですよ、これ。

遠い昔のEpi2をぼんやりと思い出します。

メリクリ。

 

2007.12.11

ヴァージンアトランティック

今年最後の出張はロンドン&ジュネーブ。ヴァージンアトランティックのプレミアムエコノミーで出撃です。

実はロンドンは18年ぶり。中学生の時にサマースクールに行って以来のこと。ジュネーブは10年ぶりの訪問。 これは大学時代のバックパッカー旅以来のことです。ついに仕事でやってくるときが来ました。大人です。 もう市内中心から離れたユースホステルにえっちらおっちら行かなくていいのです。しかし、 駅前のビジネスホテルはユースホステルよりぼろいんですけど。ユースに1週間くらい泊まれそうな値段のくせに。

ヴァージンアトランティックも18年ぶりです。そう、当時は新設エアラインのまさに先駆け。 いち早くビジネスクラスにポータブルビデオなどを導入していました。今なおほかの米系・日系エアラインにはない尖った(良い意味で) 感じがあります。トイレの照明とか宇宙的(?)だし、各シートのライトもゆっくり点灯、 ゆっくり消灯するところにちょとした柔らかさを感じます。

さて各社プレミアムエコノミーに力を入れつつありますが、ANAと比較すると・・・

ヴァージンはプレミアムエコノミーを一つのクラスとして扱ってくれています。ANAだとエコノミーのあくまで延長、 または一部という位置づけ。カーテンでコンパートメントが区切られ、ウエルカムドリンクが出たり専任のCAがいたりします。 ドリンクもグラスや陶器で出るし。AVODの操作性はANAの方が良いかなあ。ヴァージンのは反応が遅い。でも地上にメールを送れたり、 シート間で電話が出来たり、ゲームを対戦できたりするのは面白い機能です。映画等のプログラムは多様ですが、若干新しさには欠けます。 外資系にはめずらしく日本語映画も多い方ですけど。シートに関して言えば、総じて幅、ピッチは代わらない印象です。 ヴァージンはフットレストが前の座席についているのが使いやすいか。バルクヘッドだとフットレストがありませんが、 代わりにオットマン代わりのクッションを置いてくれます。これは良い感じ。毛布も一工夫。首のところがエプロンのようになっていて、 肩周りにとてもかけやすい。これはすごい工夫です。問題はパソコン用のプラグ。貸してはくれるけどあの変換コード、 なぜか私のThinkPad X60に合うプラグがないんです。

意外にきめ細かいヴァージン。乗務員もばらつきはありますが総じて親切。ではANAとどっちがいいか、と言われると難しい。 まあ好みの問題の範囲でしょう。同行者がJALのプレエコに乗ってくるので、その体験談も聞いておきたいと思います。

2007.12.04

Taxi?

今日タクシーを捕まえたら、早速710円の初乗り料金。行き先を告げた瞬間

「すいません、分かりません。教えてください。」。

日本のタクシーにもライセンス制(地理の試験)の導入によるクオリティコントロールが必要な時期では無かろうか。

となりをひゅっと過ぎていくのは上等な車の個人タクシー。初乗り料金650円。深夜2割増し。 おそらくは裏道を知り尽くしたベテランドライバー。

利用者が流しのタクシーを選ぶのは容易ではない。ずらりと並んだ駅の乗り場で好みのタクシーを選ぶのも容易ではない。 利用者が選べない市場を野放しにしてはいけない。

 

 

 

Do you know KG?

もう一曲、もっとその声を聴かせてくれ、と思わされるCDが出ました

上等なスピーカーでお楽しみあれ。

 

2007.11.24

パンデミックインフルエンザ本を読む

H5N1―強毒性新型インフルエンザウイルス日本上陸のシナリオ (単行本)

国立感染研岡田氏の本を読む。読む前はトンデモ本か、という印象もあったが、まああり得るシナリオの一つではあるだろう。大規模感染症のシナリオは最悪の状況を書けば「ありえない」、楽観的に書くと「本当の怖さを分かってない」と言われ常に踏んだり蹴ったりである。たいていはフィクションで書きSF調にするわけだが、この本では、かなりの感染力と致死率があるとある強毒な新型インフルエンザが勃発した際、日本で起こりうる事態が書かれていると思う。現職の国立研究所の研究員として書くには勇気が要ることであっただろう。

こんなに感染力が強くて致死率が高いウイルスがあり得るのか、ワクチンやタミフルが本当にこんなに効くのか、と議論は尽きないが、大規模感染症の最悪シナリオを視覚化する試みの一つとして高く評価したい。「こんなに私たちが言っていたのにあなたたちはなにも聞こうとしなかったわね」という説教を登場人物を通じて語らせているのがやや鼻につき惜しい。

社会は公衆衛生活動に対して本当に残酷である。この本と同じ事態が起こったら、この本をマスコミはめちゃめちゃ持ち上げるだろうが、それは著者が全く意図することではなく、著者にとってはコミュニケーションの全くの失敗である。なにも起こらなかったり起きてもたいしたことが無かったら、この本は忘れ去られるか著者はオオカミ少年扱いされるのであろう。それがこの本による啓発活動によって進んだ対インフルエンザ活動の成果だったとしても。

2007.10.11

偉大なるがらくたカタログ

アメリカの飛行機に乗るといつもわくわくします。

そう、前の座席のポケットに入っているこの偉大なるがらくたカタログが見れるから。

なんでまあ、こんな一つのことしかできないものを、こんなに大きく作るかな、みたいな商品が目白押し。 勢いで買って帰って奥さんに激怒されること請け合いな商品だらけです。

怪しいお相撲さん、よく見えませんが図上にガラスの板が乗ったガーデンテーブル。

アメリカならではの「ピックアップトラックの荷台からハンモック!」(ドラえもん風に)

超コンパクト折りたたみ自転車。巨デブアメリカ人がこんなの乗れるんかいな。

IMG_0305

おぉ、これはまともだ。ビリヤード指導者にはお勧めです。「ここをこするように打つんだよ」みたいな。

楽々うつぶせ寝よう三角まくら。ラボに欲しいぜ。うつぶせ寝のあとのゲップは出ないかもな。

ただ肉にシーズニングするだけのために?

ただサーモン燻すだけのために?

マルガリータだけのために?

口をあんぐりさせたそこのあなたへ、本号の大賞発表です。日本人向け

「もうクリス○ードーナツに並ばなくて良いドーナツ自動揚げ器!」

フライトモールにアフィリエイト制度はないでしょうか。

 

@nashville

ナッシュビル郊外の一大リゾートホテル。宮崎シーガイア2つ分(行ったこと無いけど)くらいあるのではないか、と思わせる広大な敷地。

アトリウムになっていて、こんな中庭を囲んだ施設が三つくらいつながっています。さらにそこにConvention Center.でかいくせにめちゃめちゃ不案内で不親切な場所で迷いっぱなし。

ゴルフリゾートなども併設しています。ビジネスで来るにはもったいない場所でした。 結局ナッシュビルのダウンタウンも行かず音楽も聴かず、いったい何をしに来てたんだか、、、、。はい、仕事です。

@Saint Louis

初めてアメリカ中西部にやってきました。

東京がすっかり涼しくなったのでその気で来たら、、、夏のような暑さ。

まずはここに駆けつけます。

バドワイザーの工場見学。そう、ここはバドワイザーの発祥の地。恐ろしいくらい人が沢山います。

もちろん目当ては”Free Beer"!

ツアーは約1時間~1時間半。バドワイザーの宣伝に出歩く馬たちをみて、工場をちょっと覗くだけです。とにかくでかい、でかい、 でかい。

何フロアにも渡って延々とプラントが続きます。気分は「チョコレート工場の秘密」。

印象的なのは、バドワイザーの成功はマーケティングと技術の勝利だったということ。当時保存技術の問題から、ビールは今流行の 「地産地消」だったわけですが、これをパスツール滅菌法や冷蔵保存運搬技術(冷蔵トラック・冷蔵コンテナ) の開発によって全国に出荷できるようにしたのがまず一点。そして今や誰もがやっている様々な販促グッズを配って売り込むのが2点目。 (その割にバドワイザーショップのキャラクターグッズはめちゃくちゃダサい。)な~るほど、という感じですね。牛乳より先に滅菌を始めた、 というのだから大したものです。

しかし、ツアーも私にはうわの空。なぜならアメリカの運転免許・パスポート共に忘れてきたから。 アメリカはちゃんと身分証明書を確認しますからね。この32才のオヤジにも。この州は21才からお酒が飲めます。 日本の運転免許でいかに言い逃れるか、で頭がいっぱいでしたが、、、、結局うまいこと何も聞かれずビールにありつけました。 工場で飲む生のバドワイザーはさぞかしうまかろう、と思いきや、「バドワイザーはやっぱりバドワイザー」なのでした。

 

2007.09.02

たまには24を見てみる。

シーズン3はバイオテロが題材、ということでちょっと見てみました。

撒かれるウイルスは潜伏期間14時間、発症後感染力を持ち24時間で死亡。症状は発熱+呼吸器症状?(肺炎ウイルスだというし) +発疹。死亡率95%。治療薬無し。たぶんワクチンも無し。一人が120人くらいに感染させる能力あり。 1週間でカリフォルニアの人口の10%が罹患。

まあ、こんなウイルスは当然知られてないわけですが、こんなウイルスがあったとしてもこのモデリング(感染者予測) が正しいかは少々疑問。まず潜伏期間は感染力を持たない、ということなのでこの間は心配なし。発症後強い感染力があるということですが、 発症後24時間で死亡すると言うことは激烈な症状が予想されます。するとうろうろ外を出歩ける可能性は少なく、即刻病院に収容されるはず。 すると感染性のある期間の接触者はあまり多くありません。また24時間で95%が死んでしまうし、 死後感染性は持たないという設定なのでウイルスをまき散らす時間は非常に短期間です。激烈すぎる病原体は社会的インパクトは強いものの、 「感染症の制圧」という観点からは逆に早期に終結する可能性が高いでしょう。また感染から死亡までのサイクルが短いので、 あまり長期な対策は必要とせずに終息可能でしょう。ただ医療関係者・ 救急関係者が最もハイリスクになってくるのでここはリソースを集中投下して守る必要性があるでしょう。 番組では捜査側が粉状の撒布物を準備していた、という想定が、粉ではなく感染者一名が動き回ることになる、という想定に変わっていますが、 この時点で被害予測は縮小して良かったはずです。

さらに突っ込めば、発症間際の感染者を犯人グループが拉致するシーンがあります。このとき犯人グループは全身を洗浄していましたが、 おそらくこのウイルスは呼吸器感染なので、もし発症間際の感染者からいくらかでも曝露していたら洗浄はあまり意味無し。 彼ら犯人グループは死ぬ運命、犯人グループ内の接触者も死んでしまいますね。

などとつまらない突っ込みを入れてしまいました。。。。潜伏期間(病原体曝露から発症まで)はそこそこ長く、死亡率もそこそこ、 潜伏期間中も感染力あり、というタイプが制圧が一番難しいでしょうね。

2007.08.26

Sicko

急に虫の鳴き声が変わりました。秋ですね。

マイケル・ムーアの新作、アメリカの医療問題を描く「Sicko」。 情報の閉ざされた北朝鮮並みに国外のことを知らないおバ○なアメリカ人への啓蒙作品としては優秀かもしれないが、 娯楽作品としては面白くないのでデートで行くべきではないだろう。でも国民皆保険制度を崩壊させつつある、 そして愚かにもアメリカ型医療に転換しつつある日本の方々にはやっぱり見ておいて頂きたい作品である。

アメリカの健康保険が日本の健康保険に相当するものだと思ってはいけない。誰もが入らないといけないのではない。 入りたくても入れないのだ。既往歴などの厳重な審査があり、仮に入れても支払いの段になって保険会社からの猛烈な拒絶攻撃に遭う。 救急車を呼ぶときでさえ、保険会社に事前に確認が必要である(アメリカでは救急車は有料である)。 医師も治療オプションひとつひとつについて保険が支払うかどうかを確認せざるを得ず、やってあげたい治療をやってあげられず、 プロとして決断した施すべき医療を部外者に拒否されるという、 プロフェッショナルとしては非常にフラストレーションのたまる制度として不評であった。この問題は医療業界では昔から言われていたことだったが、 やっぱり巨額の金が動いている業界だけに(ヒラリー・クリントンがその昔頓挫したように)マイケル・ムーアくらいしか正面切って何かしよう、 とできる人はいなかっただろう。カナダやイギリスに行って「治療を受ける前に保険会社に連絡しなくていいの?」とか聞いてみんなきょとん、 としてたが日本人も同じ気持ちだろう。

まあイギリスやカナダをハッピーである例としてあげていたが、実のところは意見が分かれるとは思う。 英語圏の本当に優秀な医師はやはり給料の高いアメリカに流出してしまう。イギリスのNHSの医師に移民医師が多いとは聞く。 診療を受けるための待ち時間も数ヶ月のレベルである。日本で日本語で医学教育が行われていることはラッキーであった (医学教育を母国語で行っている国は決して多くない!)。これは確実に優秀な医師の海外流出を防ぐ一因になっている。 日本にもムーアが乗り込んできていたらどのように取り上げただろうか?何をばっさり斬っただろうか?3時間待ちの3分診療?- 3分診療には驚くかもしれないが、予約しなくてもたった3時間待っただけで診てもらえることに驚くかな。

映画の中で、まさか本当にキューバに入り込んで医療を受けるとは思わなかったが(アメリカ人はキューバに原則入国できない)、 キューバの医療制度・公衆衛生制度は業界では有名である。多くの途上国の医師がキューバで医学教育を受け、母国に貢献していると聞く。 喘息に苦しみ医学を学んだチェ・ゲバラの意思か。国が貧しいのは大問題だが、いつでも格安でレベルの高い医療を受けられる。 これもまたひとつの幸せである。

映画を見終わって、かわいそうなアメリカ人達の姿に涙が出てきた。でも同情するつもりはない。金を払える奴は最高の医療を、 金の払えない奴はとっととのたれ死ね、というのがアメリカ。所得の再分配という概念も嫌うのがアメリカなのである。ただ、 自分の祖国をこんな国には絶対したくはない。

2007.08.03

Small world!!

UCサンディエゴのキャンパスをBookstoreに向かっていたらアジア人の二人組が歩いていた。 大仏顔の一人が自分の知り合いにそっくりだったのでよーく見ていたら、、、、私の小学校時代からの友人でした。この広いキャンパスで、 たまたま昼休み歩いていて会いますかね。彼は9ヶ月の予定でビジネスの勉強に来ていました。いや、ありえねぇ・・・

世界のどこにいても悪いことは出来ません。

2007.08.01

最近よく使っている言葉

"hilarious"

なんだか東海岸にいるときは誰も使ってなかったのに、最近全ての会話で出現します。すごい面白い、という意味だけど、「滑稽」、 という要素が入っているようです。

He pissed me off!: やつにはまじイラッた!

これもしょっちゅう出てきます。さらに

nasty, messy,goofy, (it) sucks, damn・・・・

などなど会話言葉が増えてきました。

大学などにいるとFuOkとかBitOhとかAssとか言う言葉を友人から聞くことはまずないですね。。。

2007.07.31

@UC San Diego

2週間の予定でSan Diegoに仕事で着ています。大学の寮に入って2週間のセミナーシリーズ。気候最高。海は近いし快適です。

風景をいくつかご紹介。

さっぱり訳の分からん"アート"がいっぱいあるんですわ。

2007.06.29

インフルエンザワクチン需要検討会

昨年に続き今年も傍聴して参りました。昨年の使用実績とそれに基づく今年の需要予測、 そして今年の生産見込みについての話し合いです。一昨年(みんなとっくに忘れていますが)ワクチン不足に悩まされ、昨年は前年比21% 増の供給をしたものの需要は伸びず、使用量は前年度を下回り25%が未使用のままに終わりました。

未使用が25%というのは確かに「もったいないの国」としては多いのですが、仕方ないと言えば仕方ないところでしょう。 少なくとも足りなくてワクチンの奪い合いや優先順位付けによる社会の混乱が起こるよりはましです。 需要が伸びないからと言ってワクチンを打つよう宣伝することもなかなか出来ません。メーカーは消費者に直接宣伝できません。行政から 「ワクチンが余ってるからみんな打ちましょう」などといったら、インフルエンザワクチンに不信感の根強い日本では反発を買います。 せいぜい医療機関で医師が勧めたりするくらいまででしょう(実際卸などから「置いておくから使って」なんて言う話はあった、 という話も出ていました)。

この未使用分の損はおそらくメーカーがかぶっていると思われるのですが、政府との間でどのような話し合いがあるのかは不明です。 細菌製剤協会(ワクチンメーカーの業界団体)は「需要に見合うワクチンを安定供給するのが使命」と語ってはいましたが、 日本の供給メーカーはみながみな営利ではないですが、でもインフルエンザワクチンは稼ぎ頭ですから、 おそらくは薬価などでの政府との取引をしつつ、という部分があると想像しています。 ワクチンメーカーを国内に複数維持するのは安定供給には重要なことです。 世界的にワクチンメーカーが大企業化し集約されつつあるのが流れですが、一方で供給元が1社、などに限られると、不慮の生産事故などの際、 供給が完全に途絶える、という欠点があります。アメリカはこのようなことを過去に経験しています。

しかし、ある委員も指摘していましたが、生産量の予測を前年から何%上乗せするか、 という議論を毎年やっているだけの需要予測が限界に来ているのも確かです。ほとんど株価の予測に近い状況。 確かに新聞報道などで著しく左右されるのは確かですが、もう少しマーケティングをちゃんとやれる気がします。 一応国立感染研のデータは資料にありましたが、一般の人がこの数字を見ても分析の意味が分からなかったでしょう。 厚生労働科研費は政策に役立つサイエンスのための研究費ですが、政策立案者が読める形に出来ているとは思えません。さらに言えば、 在庫の偏在による供給不足の調整もPOSシステムを導入すれば改善されそうな気がするのですが、 医薬品の卸にはそのようなシステムを入れる気がなく、あくまで東日本、西日本、というおおざっぱな把握にとどまるようです。 マツキヨなどの市販薬はデータがあるようですが、医療機関の医薬品やワクチンの場合はそれほどコストに見合わないのでしょうか、 あるいはそんなことしなくても損が出ない仕組みになっているのでしょうか。

さて、昨年と同様、議長の「供給に見合うワクチンをちゃんとつくって検定に合格してください」という言葉で会議は終了しました。 今年も、万が一一部のメーカーで生産が失敗した場合や、予測不能な需要の急増があったときの対処については触れられず、 「今年の生産可能量は需要予測を上回っており、十分な供給量が確保されている」というニュースが流れるだけでしょう。 ワクチンの供給量は流行シーズンに入ってからでは、いくら足りなくなろうとも増やすことは不可能です。何事も備えあれば憂いなし、事前準備 (Preparedness)が重要です。

 

2007.06.18

結婚式のスピーチ

ワシントンDCから帰国した翌日、大学の部活の友人の結婚式に出席した。6月の好天はサイコー。場所も海辺でサイコー。 そんな中で僕はサイコーのスピーチを聴いた。

はっきり言って友人のスピーチはへたくそだった。時に原稿をポケットから取り出し、「そこ、こう話したらもっと笑いとれるんちゃう?」 「そんな月並みな表現しかないんかい」と突っ込みたくなるつまらないスピーチだった。冗長で「もうそのへんで、」とみんな思ってた。 でも後半から、その友人を自分がなぜ好きかを新婦に対して語り始めたときから、彼のスピーチは忘れ難いものになった。

「親しくなるとついいい加減なつきあいをしてしまうところがあるけど、彼はそれが決してなかった。親しくなり、 信頼すればするほどそれに応えてくれる懐の深さが彼にはあった。」

「そんな僕が彼のことを好きな理由をX子さんにも分かってもらえたら嬉しい」。

新郎はちょいと気難しめのやつなので、第1印象では他人には分かりきれない部分がある。 ほかの上司らのスピーチはみなそのへん苦労していたし、何とも言い難い、というスピーチだった。そんな中、 決して舌は滑らかではなかったけど、新郎の本当の良さが会場に「伝わった」スピーチだった。 ウケ狙いの茶化したスピーチやノリだけの出し物が多い今日この頃、ひときわ輝いていた暖かいスピーチだった。

3ヶ月前、同じ会場で僕はサイコーの「手紙」を目にした。それは新郎の母から息子への手紙だった。

新郎は小学校からの友人だが、ほんとわがままでビッグマウスでとんでもない「ありえない」やつである。ガキの頃は「腕白坊主」 という以外にない、何をするか分からないやつだった(かといって不良ではない。本当に子供らしいいたずらばかりしていたのである)。 そんな息子をどれだけ自分は愛していたかを手紙は綴っていた。次に何をするか分からないけど、いったい何をしでかすかいつも楽しみだった。 そんな息子のためならいつでもどこででも謝りに行きたい、もっとすごいいたずらを見せてくれと思った、と手紙で語っていた。 小学校時代からの友人の席ではみんなぼろぼろ泣いていた。

あの海辺の会場は何か凄い引き出しを持っているに違いない。

でも、新婦側のスピーチで良いスピーチって一回も聞いたこと無いけど、なんでだろう・・・ 月並みな本に書いてあるような語り口の原稿棒読みか泣いてて何言ってるか分からないか、、、、

2007.06.10

世界で一番聴きたい授業?

ついにYantaro Blogに新ジャンル「おすすめサイト」登場!!

TED (Technology, Entertainment, Design)

http://www.ted.com/index.php/

まあ、Web版「世界で一番聴きたい授業」ですな。英語です。昼飯食いながら見るのによさそう。

こちらの

http://www.ted.com/index.php/talks/view/id/92

これが公衆衛生・国際保健を志す人に特にお勧め。 世界の国々の経済発展と健康状況の改善における「格差」を見事に視覚化し、かつユーモアに富み、 メッセージも明確な素晴らしい講演です。データを見ることの楽しさを教えてくれます。

こちらのプレゼンで使われたツールは

http://tools.google.com/gapminder/

で自分でさわって試すことが出来ます。 なんかいじっているだけで結構新しい発見がありそうです。

このTEDカンファレンスで賞をもらうくらいの"プレゼンのプロ”になりたいものです。

 

2007.05.27

Travel is a trouble.

イェテボリは編み目のようにレトロな路面電車が走るきれいな街である。スウェーデン第2の都市だとか。 ついたとたん北欧の物価高にKOされる。 VOLVOのタクシーで颯爽と学会場に乗り付けよう、と考えてはみたものの「340Kr」 との言葉に「えッ6000円?」と絶句。「高いよ」といったら「そうかい?」みたいに言われ退散。エアポートバスを探すと、 なんと1stストップが学会場の目の前。。どれほど遠いところなのかと思ったらたった20分の距離で70Krだった。 ガイドブックを持たないで来ると何かと苦労するものだ。仮に持っていたとしてもこの街のことは数ページしか書いてないのだが。

スウェーデン料理なるものを食べてみたいと思ったが、そういう店ってない。シーフードの店はこれまた限られる。というわけで4日間、 食べたのはイタリアンと中華ばかりであった。(ではスウェーデン料理とは何か、 というとIKEAのレストランで売ってるミートボールとからしい。)意外に中華は外さなかった。 アメリカのやばい中華のような外しッぷりは世界的にも希なケースなのかもしれない。 まあクアラルンプールで100円程度だったものを1200円とか言われるとかなりカルチャーショックではある。

最終日の3時くらいからようやくフリータイムが取れたので、天気はあまり良くはないものの街中を流れる運河の観光ボートに乗ってみた。 こんな感じ。途中から運河から港にも出ます。

さて金曜日はSASのストライキがありました。土曜日は大丈夫、 という周りの言葉を信じてノーケアでのんびりと空港に乗り付けたところ・・・・カウンターで「今日もキャンセルだよ」と一言。やっちまった、 油断しました。チケットカウンターに行くとそんな混雑していません。「俺以外ひょっとしてみんな常識?」 と思いながらチケットオフィスで尋ねると「イェテボリ→ストックホルムは車か電車かしかないわね、でもそれじゃ乗り継ぎに間に合わない。あ、 Sterling airと言うのが一本あるけど空いてるかは分からない。チケットオフィスが開くまで待ってね。 SASとは関係ない会社だから自分で手配してあとで日本のオフィスで交渉して」とのこと。むむむ。 チケットオフィスが開くのがフライトの1時間前。それで満席だったらアウトではないか。

ノートパソコンを開きネットに接続。この航空会社のチケットのオンライン予約を試みるも乗りたい便が出てこない。満席か?? しかたない。日本の旅行社を使おう、と航空券を買った生協のトラベルオフィスにスカイプ電話。結論から言えば 「現地で自分で交渉していただくのが一番早いです」。 海外のトラベルオフィスなるものにチケットの手配とかレンタカーの手配とか頼んだことは何度かあるけど、扱って無いだとか、 予約は入れたがコーポレートレートのくせに馬鹿高かったりはっきり言って役に立った試しがない。 センチュリオンくらいのカードを持たないと良いサービスは受けられないんだろうな。 それくらいの金持ちになったら有能な秘書がいるだろうけど。

まあ帰れなくなったら帰れなくなったでSASに責任とってもらいましょう、と大きく構え (たつもりが空港内で暇をもてあましうろちょろ・・・)ようやく出発1時間前にチケットオフィスがようやくオープン。 幸い席は空いていたものの、コンピューターがダウン!!現金なら買えるけど、と言われても1000Krも今さら現金持ってるかいな。 慌ててATMに走る。しかし、これまたトラブル。Cirrus提携ではないので日本の口座からおろせない!もう一台あったはずだ。 空港の隅に走る。あった!赤い文字が表示されている。スウェーデン語で良くわからないがダウンしているのは確かだ!最後の手段は両替。 珍しく日本円を20000円も持っておりこれで事足りた。いやはや、トラブルは続くものである。 チェックインした頃SASのチケットカウンターのおばちゃんがやってきて「心配してたんだけど取れた?」と。 まあ気持ちは嬉しかったけど二日もストをやるのは止めてください。

フライトキャンセルになって唯一の代替の便なんだから混むんだろうな、と思ったが乗車率は3割くらい。みんな何しているんでしょうね。 ていうか今日もストライキってそんなに常識だったんですか?

無事ストックホルムに到着、チェックイン・セキュリティチェックにやたら時間を費やしましたが無事バンコク行きの便に乗っております。 まあ今回はストックホルムでの乗り継ぎに余裕があったのが幸いしました。

 

2007.05.24

スウェーデン到着

スウェーデンのイェテボリというところに来ました。


タイからのオーバーナイトフライト、まあまあ寝れたから良いけどぐったりです。物価の高さに驚きます。 昨日まで100円しなかったチャーハンが今日から1200円です。今のホテル代でマレーシアならウエスティンに泊まれます。 ここではB&Bに毛が生えた程度なのに・・・・

空港からタクシーで颯爽と会場に乗り付けようと思ったらタクシー代は6000円超。あきらめバスで行くことに。約20分で1200円。 この価格差たるやいかに・・・マレーシアでは空港から丸1時間走って200円強でしたよ。。。と価格差にぐったり。

気候は涼し目。10時を過ぎてもまだ明るい。一番良い季節でしょうね。本当にさわやかな気候です。 こういう日は学会出席といえども気持ちいいものです。

 

 

 

マレーシアからスウェーデンへ。

クアラルンプールの宿泊はBest Western Seri Pacific。この年はホテルが安いことが特徴の一つ。 超のつく一流ホテルも1万5千円くらい出せば泊まれてしまうらしい。このホテルは2泊で$128+Taxである。 まあ値段相応に部屋はそうたいしたことはない。インターネット代がやたら高いが、街中のネットカフェを見てるとまあしょうがないか、 という感じか。国際電話ボックスとか14インチのブラウン管ディスプレイを見るとやはり東南アジアは東南アジアかな、と。

そうたいして歩き回ったわけでもないのだが、この街は不思議なほどきれいだ。 ホテルのレストランからふと外を眺めたら六本木ヒルズのレジデンスを眺めているかのような錯覚にとらわれた。 ツインタワーとKLCCもなかなか美しい。空港の遠さが疑問だが、KILエクスプレスなる特急が街中から走っていてめちゃめちゃ便利だ。 15分おきに発車、30分で到着だ。NEXの比ではない。しかもホームをおりてエレベータで上がるとすぐロビー。 このアクセスの良さは最高だ。市内の渋滞はひどかったけど。ちなみに空港はベストエアポートを受賞している。あの黒川紀章氏の設計。 中の動線も効率的。ネットは無料でつながるし、休憩スペースも免税店も多数。

街中でも非常に親日的な雰囲気を感じる。目の前のショッピングモールのスタバでは私のネームカードを見て「XXXさん、 おはようございます」「XXXさん、コーヒーです。ありがとうございました」と明るく言ってくれた。空港にも日本語のサインが多数。

結論から言うと、マレーシア、また来たいな、と思えた。

そして今、バンコクの新空港。4時間の待ち時間があるので空港でアロママッサージ1時間で約4500円也。 まあ空港価格ではあるがゆっくりシャワーを浴びてお茶を飲み、ここが空港であることをすっかり忘れた。ちなみに24時間営業である。 だだっ広い空港だが、「タイ航空エコノミーラウンジ」なる場所にはがんがん寝れるソファもある。非常に快適、の一言。 空港って国の勢いを反映するような気がしてならない。

 

2007.05.21

マレーシア経由スウェーデン行き。

ブログ長期休養しました。あまり書いているヒマもないのですが海外に出るとついつい。しかし最近の出張には得意の"遊び” が無く書くことも少なめ。

4月はフィラデルフィア出張。もちろんオーケストラも聴きに行かずジャズも聴きに行かず、 松坂大輔を見ることもなくおとなしく帰ってきたため書くこと無し。

今回はクアラルンプール2泊3日、機中1泊、イェテボリ3泊4日、機中1泊という強行出張。 バンコク経由ストックホルム行きを軸に航空券を買いました。

久々に乗ったTGですが、777にシートテレビがないのには驚きました。まあがらがら(乗車率30~40%くらいか?) だったので横になって眠らせていただいたからいいですけど。カレーはやっぱりうまいですね。アイスクリームは出ますがグリコです。 ANAのようにハーゲンダッツは出ません。777-200は同じエコノミーでも著しくシートピッチが違うの場所があるので要注意です。

バンコクの空港が新しくなっていましたが、これがまた異常に広い。Priority Passに加入したのでラウンジでまったりとしていたら遅刻しかけました。免税店の数といい広さといいやばいです。 トランジットに時間があればかなり楽しめそうな空港になった印象があります。がっつり走って大量に汗をかきました。 あんな暑い国でガラス張りの屋根の建物作っちゃ駄目でしょ。

クアラルンプールには夕暮れ時に着くものの、、、南国特有のむぅぁぁぁという熱気にやられました。 家でカルディオバイクをえっちらおっちらこいでいるのが馬鹿らしいくらい汗があふれてきます。 ガイドブックもろくに買わずに来たのでタクシーチケット売り場が分からずうろうろしていたら案の定お兄ちゃんに捕まり高級タクシーに乗せられそうになりました。 ツーリストインフォで相場を聞いておいて良かった。標識見ながらうろうろしているだけでまあいろんなやつが声かけてくること。 やっぱこのへんまだまだ先進国ではありません。

それにしてもクアラルンプールの空港の市内から遠いこと。車でたっぷり1時間。成田並みです。あまり良い空港とは言えませんね。 でもホテルまで2500円もかかりません。物価が安いです。特に食べ物(ローカルフード)がめちゃ安。 マクドナルドは日本より若干安い程度ですが。一方でお酒は逆に高いです。きっとかなり税金をかけているのでしょう。 でもたばこは日本と変わらないくらいでしたかね。

明日からの仕事が楽しみです。

2007.04.05

Hocky Mom, Hocky Dad

カナダで見つけた舞台パンフ。近日公開、で見ることは出来なかったが、

「誰がこんなもの見るんじゃい?」

カナダ人のそんなホッケー馬鹿さが大好きです。

ストーリーはと言うと、、、、子供をホッケーの練習に連れてきていたシングルマザーとシングルファザーが出会って恋に落ちる、 てな感じらしい。

「うちの子供をなぜ使わない!」とコーチに詰め寄ったりするお約束のシーンもあるんだろうな・・・

2007.03.08

STOMP@NY&"Mike2007"

映画館のオープニングで流れるドルビーサウンドのSTOMPの映像などをみてどうしても行きたかった生STOMP。 もう実は10年以上やっているんですね。しかし、衝撃的に面白かった。 なんかこういう発想とかリズム感のミュージカルってNYならではなのかなぁ、と思います。が、 笑いを取る部分は全く持ってドリフと変わらないのが面白いところです。 ぼけキャラのぼけが入ったところで上からバケツが降ってきたら間違いなく日本人は腹を抱えて笑い死にするでしょうね。

ついでにNYの路上(ホームレス?)アーティスト”Mike 2007"を紹介しましょう。 ちょっと面白い図柄の自作TをSOHOで売っていたのでつい買ってしまいました。「昨日の夜作ったんだよ。$15だけど$10でいいよ」 と満面の笑顔で売りつけ、使い古しのスーパーのビニール袋にTシャツを入れてくれました。売れてよほどうれしかったのか 「これはプレゼントだ」と言いながら段ボールの切れ端にプリントした絵をくれました。

隣に手書きの(子供の落書きレベルの)チューリップみたいな絵も描いてありましたが割愛させていただきました笑。

このブログが火付け役になって”Mike 2007"がNYで売れてしまったらどうしましょ。頑張れ!”Mike 2007” !

まさか、とは思うけど、この絵柄、誰かのパクりじゃないよね??

 

2007.03.03

フィラデルフィア管弦楽団

学会も一段落し一路フィラデルフィアに駆けつけます。お目当ては金曜日のマチネコンサート。

シャルル・デュトワ指揮
フィンランディア
ベートーベンピアノ協奏曲2番
(ソリスト:マーサ・アルジェリッチ)
シェヘラザード

なかなか良いプログラムに見えます。会場に着くと・・・大量のじいちゃんとばあちゃん。ほぼ歩けない人も多数。 どうも大勢の定期で買っている人が今日は沢山来ているようです。おかげで会場の雰囲気は・・・・いまいち。

アメリカの観客ってほんとだめですね。ヨーロッパから帰ってきたばかりだと強く感じます。すぐスタンディングオベーション、 ブラボーに指笛。今日の演奏は正直土日に向けてのゲネプロかと思うところもなくはなかったのですが。 だいたいメインが始まって5分くらいで席を立つやつとか超静かな聞かせどころでポケットからタブレットをじゃらじゃら言わせて取り出すおばあちゃんとか、 少しくらい咳とか我慢できないのかねぇ?観客がだめだとオケも駄目なんですよ。やっぱりこれは生ものです。

ピアノ協奏曲は良かったとは思います。もう1音1音を歌っているソリストに「ピアノはここまで歌えるのか」と思いました。 でも彼女も全盛期はちょっと過ぎているかもしれませんね。若かりし頃の美しいジャケット写真のCDを売っていました。

シェヘラザードは最初はアンサンブルがパッとしませんでした。コンマスのバイオリンもなりが悪かった。 途中からコンマスが鳴ってきてオケも盛り上がっていた印象。特に低音群(トロンボーン、チューバ、ベース)が良かった。結局僕はシャルル・ デュトワの歌い方が性に合わないみたいです。確か前もそんなんで「いまいち・・」といいながら帰った記憶が。

最初は前から5列目で席を取っていたのですが、ちょっと近すぎました。デュトワってけっこう唸るんだな、 などと思って聞いていましたが。このベライゾンホールの良いところは、シート係のスタッフが非常に融通が利くことです。 事情を話して後ろの方のあいている席に後半から座らせてもらいました。

2007.03.02

ワシントンDC

 不思議である。神憑り的に英語がしゃべれるのである。会議通訳が「こいつ下手だなぁ、俺が訳そうか?」 などと僭越にも思えてしまうのである。留学中あんなに苦労していたのに、気がつくと英語が口から出てくるのだ。おそろしい。 ブログに書いたことでせっかくの憑きものが落ちてしまわないかと心配である。

きっと留学中は日系アメリカ人のO嬢のいじめに遭っていたからだろう。 しゃべってもしゃべってもへたくそ扱いで萎えてしゃべれなくなったのだ、という気がする。 一方で小学校低学年からアメリカで過ごしてきた彼女の「自分の英語は間違いなくネイティブ」というプライドの強さは、 親元を離れて移住して育った環境を思い起こさせたものだった。

今日も学会と会議を終えふらりとNHLの試合をやっている会場を訪れる。 オーバータイムで残り5分くらいだからチケットなくても入れてくれるだろう、とずんずん入っていったらあっさりと警備員に止められる。 いいじゃんかよー5分くらい。やたら厳しかった。

2007.02.27

いざワシントンDCを目指す。

ウィーンはいい街だった。USに行きたくない・・・。飯はまずいわ危ないわ。これまでになかった緊張感を強いられます。

空港でまずは痛めつけられます。あっさり出国したと思ったらアメリカ行きだけセキュリティに長い列・・・。いい加減にしてくれい。 しかもウィーン空港はなんだかちいちゃい。ビジネスラウンジも座る場所がないほど。ひどいもんです。 でも大西洋線のビジネス機材はなかなかのもの。実はフルフラット機材をオーストリア航空も持ってたんですねぇ。 日本->欧州はANAにしておくべきでした。機内食が相変わらずうまい。

周りを見渡すと結構IBMノートパソコンを使っている人を多々見受けます。実は私も最近IBMに買い換えました。 DynabookSS1600がスペック的に厳しくなったからですが、 東芝がベストだと思ってたけどIBMのノートとしての完成度はたいしたものです。電池の持ち以外は非の打ち所がない。 値段も前ほど高くないし。

機内では「スクープ」というウッディアレンの映画を見ました。 最初から最後までウッディアレンワールド丸出しでいらいらさせられっぱなしです。「さよならさよならハリウッド」 で米国脱出を決意した彼ですが、イギリスも2作で飽きてしまったようです。 最後はウッディアレンがUSへと帰って行くシーンでしめくくられます。おっと、書きすぎたか??

今日の泊まりはDCではなくアレクサンドリアのOld Town。噂に聞いてはいたがかなりかわいい街。アナポリス的雰囲気である。 アメリカとはとても思えない。こじゃれたレストランも多く市内まで目の前のメトロで一本である。 ヨーロッパから飛んできたショックがかなり和らいだ。 

 

 

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